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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

志村坂下・蓮根町 ⑬ お昼は志村坂下一丁目の生そば「やぶ岩」で「たぬきそば」を美味しく頂きました! 

2017年03月13日 | 東京の風景

前回の続きです。

生まれ故郷の東京は板橋区蓮根町・志村坂下界隈を、過去の痕跡を探しつつ、想い出と夢と妄想の世界を楽しみつつ、彷徨っています。

そろそろランチタイムで、そば屋を探しつつ歩いて居ると、この町に相応しい?そば屋を見つけて暖簾をくぐります。

内装はこんな感じで、テーブルも、腰掛けも、壁の色も、黒塗りの板に白文字の“お品書き”も、テレビの配置も、とても、とても、町のおそば屋さん的な佇まいです。

先客は一人、チビチビとビールを飲んでいます。店内禁煙はとても良い事です。

右から左に向かって価格順に見事に整列(丼物の一部を除く)。価格設定は、東京の外れで板橋区の外れとしての価格設定となっています。

上段の「ちゃんぽんうどん」の隣で消されているは「八宝うどん」です。その下の黒マジックは「冷やし中華」で、その右の黒マジックは「八宝丼」です。

中華系を抹消したようです。それにしても、「ちゃんぽんうどん」とか、「八宝うどん」とか、「八宝丼」は見たことも、聴いた事も有りません。「八宝丼」は、世間で云う「中華丼」だと思います。

見たことも聞いた事も無いモノを、味わってみたい衝動に駆られたのですが、ここは、やはり、店に入る前から、堅く心に秘めていた私の定番「たぬきそば・550円」を注文。

やはり、何と云っても、日本ソバと云えば「たぬきそば」で決まりです。ホントは「もり」が一番なのですが、この日は冷え込んでいた為、暖かいモノが美味しいのです。

奥でオッサンがビールを飲んでいたので、注文しようかどうしようか迷ったのですが、以前、寒い日に外出してビールを飲み、突然の尿意に焦り、トイレを探し駆け込んだ苦い想い出が蘇り断念。

こちら、今では遠い昔の想い出「セットメニュー」です。50代の前半頃までは「カツ丼にもりそば」とか「カレーにもりそば」とか、セットでないときは、必ずすべて「大盛り」で注文。きっと、きっと、あの頃から、食後血糖値は爆発していたのです。

こういうセットメニューの写真を見つめていると、何か、やっぱり、とても、とても、魅力的に見えてくるのです。

 それで、「たぬきセット」ですが、価格が850円から840円に書き換えられているのです。経営的な判断で、価格の微調整をおこなったの?と思ったら、上の「おしながき」を見ると、840円となっており、調整ではなく、書き間違いの訂正のようです。

この写真入り「おすすめセットメニュー」は、きっと息子か娘にパソコンで作らせたのでしょう。店は私とほぼ同年代の夫婦で商っていました。

それで、この奥さんですが、やたらに腰が低く、馬鹿丁寧な応対なのです。もしかして?サングラスに口ひげで、店内を撮影している私が、とても、とても、怪しく見えた?

それで、たぬきソバが到着。汁の香り、揚げ玉の香り、そばの香り、久しぶりの、日本そば屋の香りです。最近は汁を飲むための道具も付いてきます。そして、おしぼりも。

なかなかケッコーなお味でした。最後の、一本、一滴、一欠片まで、美味しく頂きました。

東京都板橋区志村坂下一丁目の「生そば やぶ岩」さん、ごちそうさまでした。そうでした、器もヨカッタです。

本日は、ここまで。

 

それでは、また。 

 

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1 コメント

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Unknown (さかいのぶよし)
2017-03-16 09:38:23
一番高くて1050円の食堂。貴兄は庶民、民衆そのままです。ブログに840円のたぬきそばを美味しいと喜んでもらえる、お店は働きがあります。
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