歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

③ 円覚寺方丈の庭は枯れてない“枯れ山水”で時は止まります

2014年05月30日 | 鎌倉の風景
一昨日からの続きです。

円覚寺の方丈に居ます。

本堂を静かに抜け、


目指す裏庭に出ます。思わず、ホォ~~と静かに、ため息が・・・。


庭の緑が裏山へと続いています。静かです、爽やかです。


手前の白い玉砂利、緑の苔?、


ごつごつした大きな石、中くらいの石に囲まれた池、


禅寺によくある枯山水ではなく、“枯山水風”のお庭です。ホントに静かです。車の音も、横須賀線の電車の音も、人声も、何も聞こえづ、流れる風も静かで爽やか。時が止まり静寂。

この日は、少し身体を動かすと、額にうっすら汗をかく程度の気温。イスに座り、庭を眺め、風を感じ、涼しさを感じ、しばしウットリ。


木の家はイイです。手触りも、目触り?も、とても優しくて、美しいです。


じっと見つめていると、小枝のような、小さな木が、海に浮かぶ島の、大きな樹に見えてきました。


もっと、もっと、ずっと、ずっと、お庭を眺めていたかったのですが、円覚寺には大事な目的があります。そろそろイスから起ち上がって本堂で仏様にお参りです。



天井もイイ。照明もイイ。


戸帖(とちょう)もイイ。


失礼して裏側をチェック。京都の「神田法衣店」謹製。


京都の西陣織。はしたないのですが、ちょこっと調べたら、この大きさですと数百万円ほどでした。失礼しました。


久しぶりのお寺で、久しぶりのお庭を眺め、気分は癒され、新鮮、清らか、こころ爽やかに、それでは、方丈を後に、次は、あるお方の墓参りです。


鎌倉で、円覚寺で、“あるお方”の墓参りと云えば、もうお判りと思います。


それでは、また。


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