前回の続きです。
金沢街道から裏道の住宅街を抜けて、鎌倉のメインストリートである、若宮大路に出ました。
こんな風な?方も歩いていました。何故か?ちょっと怪しい?妖しい?のでパチリ。
こちらは、まったく怪しくない、黄色い帽子を被った小学生です。孫と同じ5年生の遠足?それとも6年生の修学旅行?この頃は女の子の方が背が高いのです。ホント、中には、もう、オバサン的な貫禄の子もいます。
海外からの観光客です。サングラスが似合います。日本人は顔に凹凸が少ないので、ナカナカムズカシイのです。
でも、旦那は太りすぎです。奥さんもチョッピリ肥満領域に足を踏み入れた? 旦那より、奥さんは、かなり若そうに見えます。
こちらは女子高生、ソフトクリームを食べながら鎌倉歩き、イイ想い出をつくって下さい。
右から左に書かれた看板に昭和初期の趣が、貝細工のおみやげ屋さんのようです。看板には製造卸となっていますが、小売りもしてるんですよね?湯浅商店さん?
こちらのお酒屋も昭和初期?
男より女は元気です。
居ました!人力車と車夫。国際観光都市には必須アイテム。母は、むかし、むかしの、その昔、母親と二人で乗ったことがあるそうです。いまから80数年も前のことです。
女子高生の修学旅行。ホントに、もう、輝いています。
若宮大路は、小学生で、中学生で、高校生で、いっぱい、いっぱい、輝いていました。ホントに羨ましい。
鶴岡八幡が見えてきました。
それで、この若宮大路の中央部分の“歩行者専用通路”ですが、きっと、道路を拡張した際に、車と人を分離し、混雑の改善、歩行者の安全、何て事で整備された、と、思っていました。
でも、しかし、だったのです。これは、鎌倉時代に造られていたのでした。幕府が置かれ人口が増え、山を削り住宅地を造成した為に山の保水力が低下。
保水力の低下は雨が降る度に、若宮大路に“ぬかるみ”を出現させたのでした。これでは、とっても、とっても、参拝者は歩き辛いとなり、解決策として道の中央部を一段高くしたのでした。
この一段高い部分を“段葛”と云うそうです。
何故に段葛なの?
段の付いた葛?とは如何に?
調べてみると、“葛石”(かずらいし)を積み上げて一段高くしたので、“段葛”と呼ばれているようです。
では、葛石とは? 神社仏閣の基礎部分の上端の縁にある、縁石(へりいし)を兼ねる長方形の石の事を云うそうです。
何で?基礎部分の上端の縁石を、葛石と云うのか?
ここからは、わたしの大胆にして緻密な、語源推定を申し上げると、葛は「カズラ」と云う読みと、“くず”とも読みます。
と、云うことは、基礎に使われる石は、石としては“屑”の部類に入る? 基礎は、まさしく縁の下の力持ちで、日陰で、目立たないので、外観はどうでもヨカッタのです。
外観の良い石は高価で、見てくれの悪い石は安価で、商売的にはクズ石なのです。でも、しかし、いくら何でも、クズと露骨に読んでは、クズの石が可哀想です、クズ石が聞いたら、ぜったいに気を悪くします。
そこで、植物の“葛”を充てて、葛石と表記し“かずらいし”と呼んだのです。
我ながら、なかなか、見事な推論でした。誰も褒めてくれないので、自分で褒める事にします。
石コロひとつにも、この心遣い、優しいと云うか、奥ゆかしいと云うか、思いやりがあると云うか、ワビ・サビと云うか、粋と云うか、ものの哀れと云うか、これぞ日本のこころなのです。
何か、鶴岡八幡宮を前にした所為か、とても、とても、大和こころが刺激されてしまったようです。
兎に角、これから、参拝です。
それでは、また。
金沢街道から裏道の住宅街を抜けて、鎌倉のメインストリートである、若宮大路に出ました。
こんな風な?方も歩いていました。何故か?ちょっと怪しい?妖しい?のでパチリ。
こちらは、まったく怪しくない、黄色い帽子を被った小学生です。孫と同じ5年生の遠足?それとも6年生の修学旅行?この頃は女の子の方が背が高いのです。ホント、中には、もう、オバサン的な貫禄の子もいます。
海外からの観光客です。サングラスが似合います。日本人は顔に凹凸が少ないので、ナカナカムズカシイのです。
でも、旦那は太りすぎです。奥さんもチョッピリ肥満領域に足を踏み入れた? 旦那より、奥さんは、かなり若そうに見えます。
こちらは女子高生、ソフトクリームを食べながら鎌倉歩き、イイ想い出をつくって下さい。
右から左に書かれた看板に昭和初期の趣が、貝細工のおみやげ屋さんのようです。看板には製造卸となっていますが、小売りもしてるんですよね?湯浅商店さん?
こちらのお酒屋も昭和初期?
男より女は元気です。
居ました!人力車と車夫。国際観光都市には必須アイテム。母は、むかし、むかしの、その昔、母親と二人で乗ったことがあるそうです。いまから80数年も前のことです。
女子高生の修学旅行。ホントに、もう、輝いています。
若宮大路は、小学生で、中学生で、高校生で、いっぱい、いっぱい、輝いていました。ホントに羨ましい。
鶴岡八幡が見えてきました。
それで、この若宮大路の中央部分の“歩行者専用通路”ですが、きっと、道路を拡張した際に、車と人を分離し、混雑の改善、歩行者の安全、何て事で整備された、と、思っていました。
でも、しかし、だったのです。これは、鎌倉時代に造られていたのでした。幕府が置かれ人口が増え、山を削り住宅地を造成した為に山の保水力が低下。
保水力の低下は雨が降る度に、若宮大路に“ぬかるみ”を出現させたのでした。これでは、とっても、とっても、参拝者は歩き辛いとなり、解決策として道の中央部を一段高くしたのでした。
この一段高い部分を“段葛”と云うそうです。
何故に段葛なの?
段の付いた葛?とは如何に?
調べてみると、“葛石”(かずらいし)を積み上げて一段高くしたので、“段葛”と呼ばれているようです。
では、葛石とは? 神社仏閣の基礎部分の上端の縁にある、縁石(へりいし)を兼ねる長方形の石の事を云うそうです。
何で?基礎部分の上端の縁石を、葛石と云うのか?
ここからは、わたしの大胆にして緻密な、語源推定を申し上げると、葛は「カズラ」と云う読みと、“くず”とも読みます。
と、云うことは、基礎に使われる石は、石としては“屑”の部類に入る? 基礎は、まさしく縁の下の力持ちで、日陰で、目立たないので、外観はどうでもヨカッタのです。
外観の良い石は高価で、見てくれの悪い石は安価で、商売的にはクズ石なのです。でも、しかし、いくら何でも、クズと露骨に読んでは、クズの石が可哀想です、クズ石が聞いたら、ぜったいに気を悪くします。
そこで、植物の“葛”を充てて、葛石と表記し“かずらいし”と呼んだのです。
我ながら、なかなか、見事な推論でした。誰も褒めてくれないので、自分で褒める事にします。
石コロひとつにも、この心遣い、優しいと云うか、奥ゆかしいと云うか、思いやりがあると云うか、ワビ・サビと云うか、粋と云うか、ものの哀れと云うか、これぞ日本のこころなのです。
何か、鶴岡八幡宮を前にした所為か、とても、とても、大和こころが刺激されてしまったようです。
兎に角、これから、参拝です。
それでは、また。