歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

⑬ 首相官邸の裏を歩き政治を身近に?

2011年11月14日 | 東京の風景
先週からの続きです。

未だ、未だ、未だ、都心を歩いています。

永田町です、政治の中心です。経済の中心が大手町、行政の中心が霞ヶ関、この三者が、この近所に固まっているのです。この辺りの一画で、いろいろとニッポンを動かしているのです。

この建物は、ニッポンを動かす衆議院の第一議員会館です。


ふり返ると、そんなニッポンを動かす中枢の一画に、“天竹酒店”と“そば黒澤”があるのでした。


そんな一画の、角に東京メトロの出入り口があります。


ここでも警察官が警戒中です。何か、とても、入り難い入り口です。この地下では、東京メトロの、南北線と千代田線と丸の内線が交差しているのです。脇の坂道を登って行くと国会議事堂の裏手に出ます。


ふり返れば、時々、マスコミで、広くて豪華で立派だと、いろいろと批判や非難を浴びせられる、議員会館の建物群です。国民の代表として立派な仕事をしていれば、誰も、何も、文句は云わないのです。

建物が立派過ぎる、豪華過ぎると、建物を虐めては可哀想です。建物を悪者にしてはいけません。広くて豪華で立派な建物、何たって、ニッポンの国民の代表が入る建物ですから、イイと思います。

遂に、見えて来ました。ニッポン各地の代表が国会で選んだ、そのまた代表者、日本国の首相が執務する首相官邸です。


首相官邸の裏側です。何故かテレビで見る表側よりも、裏側から見ると何かとても“こぢんまり”としています。


表側にはひろい前庭があり、組閣時には黒塗りの高級車が、入ったり、並んだり、出て行ったりする光景がテレビに映し出される、あの官邸の裏がこれです。

現在は千葉4区を代表して国会に来ている野田佳彦君が国会で選ばれて、この首相官邸で、毎日、毎日、執務しています。

本日はAPEC首脳会議でハワイに出張中で不在です。それにして、1945年の敗戦以来、アメリカには頭が上がらないのです。もうそろそろ、何とか、真剣に考える時期に来ているのです。それなりの覚悟を決める時期です。TPPはとても良いチャンスです。

それで、裏側も警戒は厳重です。


首相官邸を後に、外堀通りに出ます。


こちらも、ゲートが設けられ、


警察官が警戒中です。ここでも、やっぱり、あまり、緊張感はありません。何だ、かんだ云っても、日本は未だ平和なのか?


外堀通りの横断歩道を渡り、首相官邸をふり返ります。初めて首相官邸のすぐ裏を歩き、何だか、とっても、首相官邸が身近な存在に感じました。


この記事を偶々読んだ方も、是非、首相官邸の裏側を歩き、首相官邸を、政治を、身近に感じて、いろいろと考えるキッカケにしてみたら如何でしょうか?

あの、アメリカに袖にされた“鳩山さん”が云っていた?“任せる政治から参加する政治へ” その第一歩は、首相官邸の裏歩きからと、半分冗談で、半分本気で、そう思うのです。

それにしても、ハワイのAPEC首脳会議ですが、オバマも、サルコジも、胡錦濤も、メドベージェフも、それなりに国を動かしている雰囲気を感じるのですが、ど~も、野田佳彦首相には、それが感じられないのです、

野田さんだけではなく、ここ数十年、田中角栄のその後から、首相が、その地位を自覚していないと云うか、自覚できない諸般の事情があるような、そんな気がするのです。

そんな、こってすから“任せるから参加する”への、チャンスとも云えるのです。

でも、しかし、いまの世の中、内政も外交も経済も、複雑で、こんがらかって、先ず、現状を理解することさえ、とてもムズカシイのです。

学者も政治家も、現状分析でもめ、解答でもめ、誰~れも、答えを出せないのです。もしかして、正解の無い時代なのかも? 答えの無い問題をどうやって解くのか?

本日は、たいへん、ややこしく、生真面目な話しになってしまいました。


それで、まだ、都心歩きは続いているのです。


この辺です。



それでは、次回。



コメント (1)
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