歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

地図と測量の科学館へ行って来ました

2011年11月25日 | つくば市の風景
先週、つくば市街の北の外れにある『地図と測量の科学館』へ行って来ました。

この日は平日で、二人でお昼を外で食べようと出掛けたのです。それが、お昼を頂くにはチョットもう少しお腹を減らしてからとなり、いつの日か、行ってみたい、覗いて見たいと思っていた、国土地理院の『地図と測量の科学館』を目指したのです。

その日は、特に何も無いのでカメラは持って行かなかったのです。この写真は以前に撮ったもので、科学館の敷地の外れにあるパラボラです。


当日貰ったパンフです。

【最近プリンターをスキャナー付きに買い換えました。何と驚きの嘘みたいな5千8百円】

それで、科学館に到着したのが12時半近く、それなりに広い来館者用の駐車場は、何故かそれなりに混んでいるのでした。丁度いい具合に一番手前の入館口に近い位置に、一台分がおあつらい向きに空いていました。

こんな平日の昼下がり、科学館は混んでいるの?と思いつつ入り口に向かい玄関を入ると、館内には人影はなく静まりかえっているのです。あの駐車場の混雑はいったい何なの?です。

先ずは、館内の状況を掴もうとキョロキョロしていたら、どこからともなく一人のオジサンが近づいて来たのです。そして、“ご案内しましょうか”で“ハイ。お願いします”となったのでした。

そのオジサン、館内の展示品の説明するなかで、私より3歳年上である事が判明、国土地理院で在職中は航空写真から地図を作成する仕事をしていたそうで、定年後に科学館の広報係をしているそうなのです。

それで、他に誰も居ない広い館内を案内してもらったのですが、それは、それで、とても、面白く、為になり、こちらも、時々質問などした事で、もう、それは、じっくり、親切に、詳しく説明をしてくれました。

展示されていたなかで、とても、とても、機械らしい機械で、“手を触れないで”の注意書きの貼られた機械を、特別サービスで触らせてくれたりしたのです。

航空写真を覗きながら地図を描くその機械で、オジサンは長年地図を描いていたとのこと、10㎞四方の写真を地図に描くのに1ヶ月も掛かったそうです。今はコンピューターで素早く描けるそうです。でも、コンピューターで何時間?とは、聞けませんでした。

かなりの技術と、技能と、知識と、経験と、いろいろあって受け継がれてきた仕事が、コンピューターに置き換えられてしまった現実は、かなり“キビシィー!”と思います。でも、コンピューターのプログラムにはオジサンの技術、技能、知識、経験が生かされているのでしょうね。

そんな、こんなで、館内をほぼ一巡して、時計を見たら、何と、何と、2時半になっていたのです。12時半に入って2時半です。2時間も経っていたのです。

その方によると、見学時間は50分として設計されているそうで、何と2倍以上の時間を費やして見学をした事になります。私は楽しんだのですが、連れは途中で飽きてきた様子でした。

でも、しかし、私としては、あっと云う間の2時間でした。それでも館内の展示品をすべて見た訳ではなく、すべてをじっくり見ていたら、半日かかるかも知れません。

屋内展示でこれですから、まだ屋外展示もあるのです。これはもう、一日たっぷり楽しめる施設のようです。外には双発の飛行機も展示してあり、ホントこの科学館は面白いです。

地図記号を教わる小学三年生以上が対象で、孫は来年三年生、来年は、絶対に、孫を連れて見学に来ることを固く心に誓ったのでした。

ホント、面白くて、ためになって、そして、無料の、『地図と測量の科学館』でした。

皆さんも、是非見学に行かれたら、と思います。


以上、お終い。


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