歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

今頃になって“レベル7”ですか

2011年04月13日 | 世間話し
本日、スーパーで買い物をして来ました。

納豆は一家族1パック、ペットボトルの飲料も1本と、限定販売が続いていました。

あれから一ヶ月、まだまだ、こんな状況が続きそうです。


それで、レベル「7」ですが、枝野官房長官、原子力保安院、東電、彼らの発表は、これまでほとんど“デマ”に近い発表でした。

枝野さんが、いつも「直ちに」を付けて「健康に影響しない」と説明しています。そう云う表現が不安を与えるとの批判がありますが、ある意味で、それなりの誠意かな?とも考えたりして・・・・・・。

いくら何でも、正直に、“長い時間を経過すれば、それなりの健康被害は発生します”と、官房長官の立場として、そうは云えないのです。いわゆる遠回しに伝えているのでは?

それにしても、どう見ても、どう考えても、チェルノブイリと同等かそれ以上であると、理解するのが普通です。

発表にあたって、放射性物質の飛散がチェルノブイリの一割程度で、直接的死者も無く、原子炉では現在も、数百人の技術者が機能回復に従事しているので、大丈夫、安心して下さい的な、補足説明がありました。

でも、しかし、チェルノブイリは原発一基で、放射性物質の流出は2週間で止まったのです。福島原発は5基、1ヶ月経っても、いまだに放射性物質は漏れ続けています。使用済み燃料も大量に貯蔵されています。

終わった事故と、現在進行中の事故と比較しても、それは無理があります。事故を小さく見せたり、何かを隠したり、そういうことは、もう、やめるべきです。

大丈夫、大丈夫、問題ない、問題ないと云っておきながら、突然、破局を迎える方がパニックを起こします。

と、ここまで書いてきて、えッ!もしかして!「レベル7」の発表は、もしかして、かなり、危険な段階に近づいているので、突然の発表ではパニックを引き起こすので、それなりの心の準備をさせる為? 何て、思ったりして。

まぁ、それは、勘ぐり過ぎだと、思いたいです。

それにしても、冷却する為に放水し続け、汚染した水を外部に流出しないようにして、放射性物質の漏れる箇所を特定し、そこを修理しなければなりません。

しかし、放射線に汚染された水が漏れ続ける箇所を、どのような方法で塞ぐのでしょうか?兎に角、現場の技術者、技能者の知恵と勇気に期待するしかありません。

只今、つくば市の放射線量は「0.12μSv/h」です。



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