歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

つくば市街から人も車も消えてしまった!

2011年04月18日 | つくば市の風景
一昨日の土曜日、しばらくぶりにつくばの中心街を走って来ました。

驚きました。人が、あまりと云うか、ほとんどと云うか、見かけないのです。

空は青く、雲は白く、木々は新緑、赤や黄色の花々は咲き、風は暖かく心地良く、もう、何とも、素晴らしい土曜日の昼下がり、なのに、なのに、街は閑散なのです。

市街のメインストリートは車の往来は疎ら、


ノバホールの脇も、


前の広場にも、


Qt’の脇も、


西武の前も、


バスターミナルにも、


バスターミナル裏にも、


脇の道路にも、


つくばエキスポセンターにも、


エキスポセンターの脇にも、


池の前にも、


松見公園の、


芝生にも、


オトナも子供も、外国人も、ほとんど、見当たらないのです。天気の良い、4月の土曜日の、昼下がりに、これですから、かなりの、異常事態です。

以前は、ジョギングする外国人をよく見かけたのですが、この日、すれ違ったのは白人男性ただ一人。

外国人の多いつくば市ですが、研究者も留学生も、みんな、みんな、帰国してしまったのでしょうか? 

茨城県は“フクシマ”の隣ですし、放射線量は東京の3倍近いし、余震も頻発しているし、ふつうに考えれば、母国に避難するのは当然かと・・・。

市街に居住する日本人も、極力外出を避けているのでしょう。枝野クンに“直ちに影響することは無い”と云われても、ここは科学技術の街です。

“いつかそのうち影響がある”、被爆しても“安全な線量レベルは無い”ことぐらい、十分承知している人達が多く居住する街ですから。

ヨウ素131、セシウム137、ストロンチュム90、いろいろな核種が漂っているのです。

昨日、東電から“収束への工程表”が発表されました。工程表の通りに収束してくれれば、ホントに万々歳なのですが・・・。

どうも、中身をみると、いつまでには、こうしたい、ああしたい、こうなって貰いたい、と、云うような、願望に近い内容で、とても、とても、未だ、不安なのです。


10時27分現在、つくば市の線量は、0.12μSv/h です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする