歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

水海道の迷い道で京の夢を手酌で

2010年11月26日 | 水海道の風景
昨日の続きです。

竹村酒造店を振り返りつつ、いまでも酒造りをしているのか心配しつつ、

路地を出て「旧報徳銀行」の前に戻ります。

最近はこの建物もいろいろと使われているようで、何とか?健康体操の会場にもなっているようです。

よそ者としては、レストランとか喫茶店とかビャホールなんかが、こんな処の、こんな建物の中にあったら、いいなァ~、楽しいなァ~、何て思うのですが、まぁ、絶対に、採算的に無理ですからね。


そんな事を思いつつ、脇の路地を通って裏に回ると、いつの間にか、こんな洒落た空間が出来ていました。前は、ここに、何があったっけ?


隣のお宅から、可愛い声が聞こえて来ました。3人姉弟のようで、一番上のお姉ちゃんが、妹や弟と戯れながら駐車場の掃除をしているようでした。


以前に銀行建築を見学する為に、この路地には入ったことがあるのですが、路地の奥には関心が向いていませんでした、しかし、この日、奥に眼をやると、何やら趣のある板塀が続いてたのです。

“これは、これは、何とも”と思い、板塀の終わる処まで行ってみたのです。そして、振り返り、じっくりと眺めます。

大谷石を積み上げた基礎に黒い板塀、板塀越しに見える大きな庭木。黒い塀の続く路地は、何か、遠い昔に続いているような・・・・・・そんな想いにさせる、不思議な空間です。


黒板塀の終わったその先には、


居酒屋“迷い道”がありました。この景観にこの店名、なかなか巧いネーミングです。

水海道の路地裏の“迷い道”で、ひとりカウンターの隅に座り、ここは、やはり「竹村酒造」の“京の夢”などを手酌で一杯なんて、かなりイイかもしれません。

二、三本飲んで店を後にし、ここに腰掛け路地を眺め、ぼんやりと酔いを醒ます。


ぼんやりしたところで、これで、今回の“水海道路地裏シリーズ”を終わります。


それでは、また来週。



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