昨日の続きです。
二層に上がります。正面左手側より靴を脱いで板の間に上がります。正面に見える階段は下り専用で手摺りにより遮られています。
右に曲がります。
壁側三面にはずらりと観音様が並んでいます。
右に曲がります。
階段と云うか、急勾配なので、どちらかと云えば“ハシゴ段”です。
こちらが二層です。
修繕の手が入っています。かなり最近ようです。
いま上って来た梯子段です。
全面板張り、一層目と異なり周囲の土間が無い分、広々感があります。
二層目は“秩父三十四ヶ寺”となります。関東一円に広がる板東三十三ヶ寺と異なり、秩父三十四ヶ寺は、こぢんまりと埼玉県秩父地方にある34か所の観音霊場巡りで、行程は約100kmです。
右に、ずらり、
左に、ずらり、観音様が並んでいます。
正面中心の厨子の中に居られ仏様は、
お釈迦様のようです。中心に釈迦如来、脇には普賢菩薩と文殊菩薩と思しき仏様が並んでいます。釈迦三尊のようです。
昨日の百体か百一体かの答えが見えて来ました。これは、どうも、正面中心の厨子に祀られている仏様は、百体の観音像とは別格だったようです。
来年の4月18日の御開帳を前に答えがあっさり出たようです。これも“文殊様”の御利益でしょうか。三人も寄らなくても、一人で答えが出せたのは文殊様だけではなく“釈迦三尊”の御利益なのです。
釈迦如来のお顔は、優しい表情で、とても魅力的な仏像です。
お釈迦様に向かい、頭を下げ、手を合わせ、その後にシャッターを切りました。
次は三層になります。
それでは、また明日。