歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

不快な普通車で、涼しくなった東京へ。

2007年08月31日 | 東京の風景
昨日は、朝起きて天気予報の様子を見ると、気温は30度以下で涼しく、雨の方も何とかなりそうなので、急遽、東京行きを決定しました。

今回は、兎に角、久しぶりに東京を歩き、ブログのネタも仕入れて来ようと思いつつ、されど、しかし、何処を歩くのか思い浮かばず、兎に角、電車に乗り込みました。

乗っている間に思い付くと思ったのですが、走る電車の中、眼や耳から、いろいろな情報が入ってきます。気が付くと別な事を考えてしまうのです。

今回はいつもの9時29分に乗ったのですが、柏からラッシュ時並のギュウギュウ詰めになりました。やっぱり、2両連結されたグリーン車の影響です。

電車に乗り込む時に目撃したのですが、2階建てのグリーン車、一階には乗客は居ませんでした。2階席は2~3割の乗車率です。

後で気が付いたのですが、乗った場所がいけませんでした。グリーン車の隣に乗ってしまったのです。

ホームで待っていると、目の前にグリーン車が停まり、慌てて前後の普通車に移動する客がいるのです。

「ゆったり、楽々、快適なグリーン車」と、「ギュウギュウ詰めで、不快な普通車」、この光景を目の当たりにして、人は何を思うのでしょうか?

『俺も、グリーン車に乗れるように、頑張って働こう!』

『わたしも、グリーン車に乗れるように、頑張って勉強しょう!』

と、思い、世の中は活性化するのか?

それとも、

『世の中には、それぞれ「分」と云うものがあり、自分の「分」を弁え、他人と自分を比べて、憎んだり、羨んだり、してはならない』

『生まれ、育ち、収入により、それぞれの暮らし方があり、誰もが同じとだと思ってはいけない』

『スタートは平等だが、結果は平等では無い』

と思い、世の中は「落ち着いて」行くのでしょうか?

それとも、目の前の「大きな格差」を見て、あまりにも酷いと思い。持たざる者が持てる者に対して、直接行動に訴える風潮が起こり、世の中物騒になっていくのでしょうか?

兎に角、普通電車のグリーン料金は51㎞までは千円です。駅で事前購入すれば750円です。でも、一時間弱の乗車で、この金額は「もったいない」です。私は昼食代に回します。

グリーン車が、朝夕のラッシュ時、山手線に導入されたとしたら、きっと「大変」な「社会問題」になることでしょう。

中距離の通勤電車への導入は客の要望と、需要見通しがあっての事でしょうが、今の乗車率を見ると、採算が合うとは思えません。

通勤時間帯の乗車率はどうなのでしょうか、片道750円で朝だけ利用したとして、一月1万5千円程度です、私が現役の頃であれば、この金額で快適になるならば・・・・・・、なかなか「ビミョー」な額です。

通勤時間帯はそれなりに採算が合っているのかも?

そんなこんなを考えていて、何処を歩くか決まらないうちに日暮里に到着、ここで、ほとんどの客は乗り換えます。私もその流れに身を任せ、日暮里駅のホームに降りました。

ホームを歩いているうちに、「今日は、やっぱり・・・・・・・谷中だなぁ」と、思い始めました。

日暮里では、いつもこの跨線橋の改札口から出てます、先ずは谷中霊園です。



この先の話しは次回にします。


それでは、また明日。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする