Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

心の糸  *感想*

2010-12-26 | スペシャルドラマ 感想
「心の糸」 2010年11月27日・12月19日放送  番組HP

とても好きなドラマ。
「Mother」とは またひと味違う松雪泰子さんの魅力が見られるのがいい。
この前終わった「パーフェクト・リポート」は 残念でならないドラマだっただけに
その後に この「心の糸」で口直しができた感じ。(12月19日の字幕バージョンを視聴。)

冒頭のシーンから 玲子(松雪泰子)が魅力的に描かれていて ストーリーに引き込まれてしまう。
障害を持っていても 怯むことなく自分の考えを周囲に主張していく玲子の様子は かなりのインパクトがあった。
なんとまあ強くて逞しい女性なのだろうと思いながら見続けていくと
次第に 弱さだとか 頑ななまでの意地といった 玲子の違う一面が顔を出してくるのも面白い。

こんな玲子の耳となり 幼いときから母親を支え続けてきた明人(神木隆之介)。
周りにどう思われようとお構いなしで 手話でまくしたてる玲子を前にして
周囲に気を遣いながら 母をなだめながら通訳する明人の様子には 
なんていい子なのだろうと思わずにはいられないわけだけど
彼もまた ストーリーが進むにつれて 少しずつ鬱屈した思いを垣間見せていく展開に 思わず見入ってしまう。
玲子と明人の会話を見て 手話は便利だなと無邪気な感想を述べる翔太(染谷将太)に
「相手を見んと終わりだけどな。」と ボソリと呟く明人の言葉が印象的。
ただでさえ 母親と向きあうことを極力避けたい年頃だというのに
玲子の耳となり 常に母と正面から向き合うことを強いられ続ける明人の
心の奥底に溜まり続ける思いに気付かされる瞬間だった。

わだかまりを抱え続ける明人の前に現れる いずみ(谷村美月)。
母の心の糸にからめとられて動けなくなりそうな明人の心を 少しずつほぐしていく いずみは魅力的。
いずみと玲子の 互いに一歩も引かない手話での会話も見応えがあった。
周りの音が遮断された空間で 思いを手で語り合う二人の様子は圧巻。

いずみとの出会いにより 少しずつ関係が崩れていく玲子と明人のクライマックスの会話も見応え十分。
重すぎる母の愛から抜け出そうと もがく明人の想いも
明人が自分の触れられない世界で生きていくことだけを夢見て 生きてきた玲子の想いも
痛いほどに伝わってくるシーンだった。
「逃げてもいいですか。」 という明人の言葉と
「逃げなさい。捨てなさい。」 という玲子の言葉が哀しい。
この母子に 来るべき親離れ・子離れのときが来たというということなのだが 
あまりにも辛くなってくる このシーンで終わらせず その後のいずみの機転によって 
明人が真に母の元から巣立つ決意をする様子が描かれたラストは 爽やかな感動を与えてくれたと思う。

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FACE MAKER #12 *感想*

2010-12-24 | 秋ドラマ(2010)感想
* FACE MAKER 「密告」 *  番組HP

前回のストーリーが いまひとつだっただけに どうなることかと思ったけれど あらぁ~ 面白かったわぁ。

組織から抜け出して 新しい人生を歩もうとする真由美(小野真弓)と
組織から抜け出そうと願いながらも 結局組織に舞い戻ってしまった椎名(藤谷文子)を
対照的に描いたストーリーは 何とも皮肉で面白い。

真由美と青木を追い詰める椎名のストーリーも なかなかスリリングで楽しめたのが良かった。
あれほど霧島(永井大)から忠告されていたにも関わらず 何で沢田(神保悟志)に喋っちゃうかねぇ・・
などと思いつつも あのように偶然再会し 尚且つ 再会した相手が恩義を感じている人物だとなると
思わず感謝の意を述べたくなってしまうのも チョッと分かる。 
二人の危機感のない愚かさや お世話になった人に対して黙ってなどいられない誠実さに
思わずイライラ ハラハラさせられる面白い展開だったわぁ。

この二人以上の愚かさを見せる椎名と 霧島の会話も面白い。
組織が自分の顔を必要としたことを “新しいチャンス”だったと言い
「あたしは そのチャンスを掴んだのよ。」と語る椎名に
「あんたはチャンスを逃がしたんだよ。」と 返す霧島の言葉が印象的。
せっかくのチャンスを逃してしまった椎名に 見ているアタシも何とも やるせない思いを抱くワケだけど
実は 椎名には組織に戻るしか道が無かったという真相に さらに切ない思いにさせられる。
彼女が言う“新しいチャンス”とは 彼女が生き残るために唯一残されていたチャンスだったということが皮肉。

なかなか楽しめるストーリーだったのだけど  どうしても気になることがひとつ。
「組織は あたしの新しい顔に価値を見出した。今じゃ組織の幹部よ。」 という裁判所前での椎名の台詞と
「組織は あたしの顔を必要としたわ。今じゃ私は組織の幹部よ。」 という 霧島のクリニックでの椎名の台詞。
似たような台詞を二度も言わせたのは 何か意図があるのかしら? 
アタシには しつこさしか感じられなかったのだけど・・・。
せっかく印象的な台詞なのに 2度も似たようなコトを言わせるというのは 
とても無粋な気がしてならないのだけれど・・・。

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FACE MAKER #01 *感想*
FACE MAKER #02 *感想*
FACE MAKER #03 *感想*
FACE MAKER #04 *感想*
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FACE MAKER #11 *感想*

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ギルティ 悪魔と契約した女 最終回 *感想*

2010-12-23 | 秋ドラマ(2010)感想
* ギルティ 悪魔と契約した女 「永遠に愛してる・・・」 * 番組HP

いやあ・・・ツッコミどころタップリの最終回。

芽衣子(菅野美穂)から 母校の理科室に呼び出された三沢準(柏原収史)。
周到に準備された仕掛けを見せられたが準が 芽衣子に語った
「14年の間に、ずいぶん色々と勉強したんですね。」という言葉が 
様々なコトに精通している芽衣子に対する視聴者の疑問への 苦し紛れの答えのようで可笑しい。

準を誘き出すように理科室から逃げ出す芽衣子。
さてさて 芽衣子はどんな作戦を練っているのかしら? と期待して見ていただけに
まさかのバラエティー番組のような仕掛けにゃあ 脱力・・・。
えっ!?落とし穴~!?と 視聴者の大半がツッコミを入れたであろう このシーン。
ひょっとして意図的なネタなのかしら? ラスボス相手になんとまあ原始的な作戦を用意したものねぇ(笑)。
(でも ただ落としただけでは終わらないアタリは芽衣子らしくって面白かった。)

そしてそして 極めつけのツッコミポイントは 何と言っても芽衣子の「嘘ぉ~」ね。
独特の粘りつくような語り口が目立ちまくっていた異色キャラの琴美(横山めぐみ)。
芽衣子の過去の何もかもを受け入れる彼女の様子に 
こりゃあ何か裏があるのじゃないかと 疑うコトが何度もあったけど
まさか まさか 最終回の しかも あんな中途半端なトコロで 彼女の正体が明かされるとは(笑)。
あまりにもショボい展開に 「嘘ぉ~。」と呟いた視聴者は大勢いるハズ。

・・・なんだかなあ・・・。
宇喜田は あれほどの断末魔が描かれていたのに 準への復讐劇は これほど薄いって どういうコト~?
準のキャラは 宇喜田とは比べ物にならないほどインパクトがないので
ひょっとすると 最終回には大きなサプライズが用意されているのかしら? なあんてコトを
密かに期待したりもしていただけに ラスボスのあっけない最期と サプライズのショボさにゃあガッカリ。
真島(玉木宏)と万里(吉瀬美智子)が 芽衣子の一連の事件の真相を解明していく前半部分も
視聴者は既に真相を知ってしまっているのだから 面白くもなんともないし
今ごろになって結束を固める捜査一課の様子を見せられても はあ・・とため息が出るばかり。

今回のストーリーで 個人的に唯一楽しめたのは ラストシーン。
芽衣子が犯し続ける罪だけでなく 芽衣子と真島の禁断の恋も描かれている このドラマらしい
納得のできる 哀しくて切ないラストだったことが嬉しい。
やっぱり このストーリーの結末には あの展開しかないだろうなぁ。
芽衣子と真島の関係を ずっとプラトニックのまま描いてきて 
最期の最期に哀しいキスシーンで終わるというのも良かった。
ただ残念なのは 真島が芽衣子を見失ってしまうという大失態から 哀しい結末へと続くように描かれていること。
あんな失態を描かれてしまっては 真島の魅力が半減してしまうと思うのだけどなぁ。

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ギルティ 悪魔と契約した女 第1話 *感想*
ギルティ 悪魔と契約した女 第2話 *感想*
ギルティ 悪魔と契約した女 第3話 *感想*
ギルティ 悪魔と契約した女 第4話 *感想*
ギルティ 悪魔と契約した女 第5話 *感想*
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ギルティ 悪魔と契約した女 第7話 *感想*
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ギルティ 悪魔と契約した女 第9話 *感想*
ギルティ 悪魔と契約した女 第10話 *感想*
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フリーター、家を買う。  最終回 *感想*

2010-12-22 | 秋ドラマ(2010)感想
* フリーター、家を買う。 「母さんが、笑った」 *  番組HP

最終面接を蹴った会社から 欠員が出たから再度面接を受けないかと夢のような誘いがあったり
今までほとんど描かれることのなかった亜矢子(井川遥)の夫の 気持ちが冷めるような突然のアップがあったり
昔気質な誠一(竹中直人)が 驚くほど饒舌に自分の思いを大悦(大友康平)に語ったり・・・
といった ツッコミたくなるポイントが多々あった気がする最終回。

ナミキ医療技研と大悦土木を “俺の基準” で選択する誠治(二宮和也)の様子を描くために 
ナミキ医療技研からの夢のようなお誘いが必要であり
“本当は夫婦の問題” を嫁姑問題にすり替えて 問題を直視していなかった亜矢子が
初めて夫と向き合う瞬間を描くために 夫の唐突なアップが必要であり(必要には思えないケド)
いつまでたっても いいトコロが見えてこない誠一の魅力を 少しでも見せるために
驚くほど饒舌な誠一の様子が必要であったのだとは思うのだけど そのどれもが妙に浮いて見える。
霊感商法のエピソードを入れ込んで ドラマチックな展開に持ち込もうとしたり 放送時間を拡大したりと 
製作側自らがハードルを高く上げて描いていこうとした意気込みに見合うほどの魅力を 
この最終回で どうしても感じることができないため
このような しょうもないトコロにばかり目がいってしまうのかしらねぇ・・・。

まあ とにもかくにもハッピーエンド・・良かったわねぇ といった感じの最終回。
(えっ!ソコかよっ!!と 激しく突っ込まれるのを覚悟で書くけれど)
アタシが一番ツボにハマったのは ハローワークの職員・北山(児嶋一哉)と誠治のエピソード。
チョッとハニカミながら携帯の電話番号とメアドが書かれたメモを手渡す北山が可笑しい。
ダメダメ誠治くんは 家と仕事と仲間と彼女を得ただけでなく 友人を見つけ出すこともできたということなのねぇ。

西本(坂口良子)に誠治が言った言葉も印象的。
あれだけ母親に悪態をつく息子が 何故 何度も荷物や手紙を取りに実家へ足を運ぶのか・・。
どうでもいい息子のキャラを 製作側が手を抜いて描写しているがために生じる
ツッコミどころなのだと思っていただけに なるほど~!と 思わず感心してしまったわぁ。
「俺は俺の基準で決めるよ。」 「今、日本で一番必要としてくれているのは大悦土木だと思う。」と
自らの就職先を彼らしい決断で決めた誠治の成長ぶりが このシーンでも見られたのは良かったと思う。 

やっとのことで見送りに来た誠治に向かって 真奈美(香里奈)が開口一番に「来るの遅いっ!」と言う様子や
「みかん送んないから。食べにきて。」という言葉も いかにも真奈美らしくて印象的。

・・・と それぞれのエピソードに チョッとずついいなぁと思うシーンもあったワケだけど
何でだろう・・・ドラマ初回の頃に感じた見応えといったものは感じられない気がするのが残念・・・。  

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フリーター、家を買う。 第1話 *感想*
フリーター、家を買う。 第2話 *感想*
フリーター、家を買う。 第3話 *感想*
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フリーター、家を買う。 第9話 *感想*

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流れ星 最終回 *感想*

2010-12-20 | 秋ドラマ(2010)感想
* 流れ星 「二人の決断」  番組HP

意味深な修一(稲垣吾郎)の言葉と意味深な映像の後に いきなり1年後の字幕が出たときには
大丈夫なのかな?とチラリと不安がよぎったものの 
いやあ・・・焦らし手法極まれりって感じの最終回・・・とても良かったわぁ。

「梨沙のことは、もう・・。」 などと またしてもウミガメ状態の一年後の健吾(竹野内豊)。
美奈子(板谷由夏)からは 「ずうっと待ってるつもり?」と尋ねられ
マリア(北乃きい)からは 「お兄ちゃんは?去年出来なかったこと、みんなやった?」と
心配される健吾の様子は またしても かなりじれったい~(笑)。
マリアの作品展ですれ違い 梨沙(上戸彩)が務めていたアクアペットショップですれ違うという展開や
作品展の会場にひとり佇む梨沙の元へやってくる人物の思わせぶりな演出などなど
最終回で またしても焦らされまくっちゃったわぁ。
ペットショップで梨沙が出会った男の子と 配送センターで健吾が出会った女の子が繋がるエピソードが
焦らし作戦に 味わいのあるスパイスとして効いていたのも良かったなぁ。

いつもより少し早めに流される出演者のテロップまでもが効果的に アタシの心をやきもきさせたラストシーンには
たっぷりと焦らされたぶん より魅力的に映るステキなラブシーンが用意されていたことが嬉しい。
「帰ろう。」という言葉をささやくように語る健吾の なんと魅力的なこと。
梨沙の頬を流れる涙の美しさと 「うん。」という梨沙の返事の可愛らしさも とってもステキ。
モコモコの厚手の上着を着た健吾と梨沙がギューっと抱き合う様子も 
抱き合う二人が感じている温かさと 展望台のヒンヤリとした空気が伝わってくるようで
見ている私までもが幸せな気持ちに包まれてしまうラストシーンだった。

修一をどのように描いていくのか ということにも興味があった最終回。
冒頭の意味深なシーンは 個人的には無くてもいいかなあとは思うのだけど
最後まで梨沙に甘えまくる様子だとか 長いこと疎遠になっていたらしい女に電話をかける様子だとか
修一のどうしようもない性分は残しつつ 健吾とマリアの関係を目の当たりにした修一が
ほんのチョッピリ妹のコトを大切に思うようになるという描き方には満足。
健吾にしても修一にしても 思いを語りすぎることのないキャラクターに魅力を感じることができるドラマだった。 

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流れ星 第1話 *感想*
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パーフェクト・リポート  最終回  *感想*

2010-12-20 | 秋ドラマ(2010)感想
* パーフェクト・リポート 「報道のその先へチームで掴んだ答え」 *  番組HP

前回のストーリーで このドラマに対する期待感は かなり失われてしまっていたので
正直 特に楽しみにもしていなかった最終回。
最終回を見ないでリタイアしてもいいかなぁ・・ってくらいのテンションの低さで見たし
実際に見終わってみても さして心を動かされるワケでもなく 特に記したい感想もないのだけれど・・・
いいトコロを無理矢理見つけ出して書くとすれば 
蒼山(松雪泰子)の影響を受け バラバラだった遊軍が見事にまとまり
それぞれが それぞれの道で成長していく様子に爽やかさが感じられたのは 良かったのじゃないかしら。

蒼山が追い続けてきた一連の事件の真相には『報道』が関係していた という真実が解ったことで
このドラマの描きたかったコトが 何となあく解ったワケだけど
報道が誤解を生むことがあるだとか 報道には人の運命を左右するだけの大きな力があるだとかいった
蒼山がニュース番組で語った考えに見合うだけのストーリーを見せてもらったという思いには 
サッパリなれないトコロが辛い。
11年前の事件では蒼山が 代議士秘書の事件では赤坂(小出恵介)が 報道の持つ怖さを痛感しただけでなく
引っ張り続けた一連の事件の裏にも 報道のもつ恐ろしさが隠されていたという設定自体は面白いのに
そんな面白さが ストーリーの中で魅力的に描かれているとは思えないのが残念。
一連の事件と赤坂の追う代議士事件を(欲張って)同時に描こうとしているため 
そのどちらもが 何だか中途半端に感じられることや
前回 あざとく視聴者の興味を引っ張る展開にしたにも関わらず 
一連の事件の裏に隠された真実のストーリーには 何の見応えも感じないことなども かなりガッカリ。


最終回で一番気に入ったトコロは 緑(相武紗季)にステキな呼び名がついたこと(笑)。
お気に入りの緑ちゃんが 最後に『愛想笑い』から『微笑みマドンナ』に昇格できて良かったわぁ~。
 
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パーフェクト・リポート  第1話  *感想*
パーフェクト・リポート  第2話  *感想*
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獣医ドリトル 最終回  *感想*

2010-12-20 | 秋ドラマ(2010)感想
* 獣医ドリトル  「さらばドリトル!!衝撃のラストと涙の決断!!」 * 番組HP

動物だけでなく 飼い主の心までをも治療してしまう鳥取(小栗旬)が 
ついには 土門一家再生の手助けをしてしまうストーリー。
鳥取の驚異的な手腕でもって 最後には土門一家を立ち直らせるのだろうな ということや
謎の動物虐待の犯人などは予め予測がついてしまって サブタイトルにあるような衝撃でもなんでもなかったけれど
放送時間を延長して力を入れてきただけのことはある面白さで満足。
どうも このドラマと感性が合わないのか 今までのストーリーでは泣けたことは一度もなかった私だけれど
(涙腺は緩い方だと思うのだけど・・・。相性が悪いのね・・きっと。)
最終回のストーリーでは やっと泣けるコトができたことも チョッと嬉しい(笑)。
(あちらこちらで「泣けた~」だとか「泣ける~」だとか聞いていたもので ちょっと疎外感を感じてたので(笑)。) 

ブルセラ感染症にかかり安楽死が決定された犬たちに 手作りのドッグフードを食べさせるシーンは
さすがの私でも かなりグッとくるものが・・・。
自分達の運命も知らないで旺盛な食欲を見せる犬たちの様子と 嗚咽し続けるあすか(井上真央)の様子に涙。
悲しすぎて 辛すぎて 鳥取にそっと寄り添うあすかの姿も可愛くってキュンとくる。

なんと奇跡的に正気を取り戻し 土門大蔵(國村隼)に謝罪する父親(山本學)のシーンでは
え~っ 土門と父の和解までもが描かれるのか~ などと冷めた目で見てしまったのだけど
その後の土門の男泣きには 不覚にも涙。 
國村隼さんが好きな俳優さんの一人だということもあるのだろうけれど
やっぱり 実力のある俳優さんの演技というのは (どんなにご都合主義な展開であっても)
心を打つものなのだなぁと しみじみ思う瞬間だった。  

鳥取が順平(菅田将暉)に向けて語る言葉は いかにも鳥取らしい厳しさがあって良かったし
アフリカ行きは 鳥取ではなく花菱(成宮寛貴)の話だったという展開は 予測していなかっただけに驚いたし
鳥取にカレーをご馳走するあすかちゃんは可愛かったし ラストシーンに漂う雰囲気もステキだったし
とても楽しんで見ることができた最終回だったと思う。 

いつでも続編が作れそうな雰囲気で終わった このドラマ。
最終回まで泣けなかったためなのか それほど思い入れがあるわけではないので 
続編を見たい~!という熱い思いはないのだけれど
もしも 続編やSPが作られるのなら 次回はもう少し あすかのキャラを魅力的に描いてもらいたいなぁ。
カレーのシーンに見られた あすかと鳥取の会話に漂う雰囲気がとても好きなので
成長したあすかと鳥取の掛け合いを見てみたい という思いは チョッとあるわねぇ。

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獣医ドリトル 第1話  *感想*
獣医ドリトル 第2話  *感想*
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私が初めて創ったドラマ  「僕と彼女と僕と蠅」 *感想*

2010-12-19 | 秋ドラマ(2010)感想
* 「僕と彼女と僕と蠅」 * NHK BSにて放送  番組HP

前回放送された「怪獣を呼ぶ男」は 地元の方々にエキストラとして参加してもらって撮影する様子が 
映画とドラマの二重構造になっていることや 主演の星野源さんが醸し出す味わいなどは楽しめたし 
撮影に参加されていた太良町の方々の笑顔には癒されたけれど
・・・これをドラマとして見せられても 正直 どうのような感想を述べていいのか・・・
ただただ ただただ困るばかりなので 感想のUPはなし。

さて 今回のドラマの感想でも。
僕(石田法嗣)の部屋に漂う まるで病室のような清潔感と
彼女(夏帆)と 彼女が存在する河岸の風景に漂う まるでファンタジーのような透明感が印象的なドラマ。
日常とはかけ離れた静けさや穏やかさを保ったまま ストーリーは繰り広げられていくのに
僕からは どうしようもなく荒んだ心が 彼女からは どうしようもなく醜い悪意が漂ってくるのは
何とも言えないインパクトがあったわぁ。
僕と彼女が ゆとり教育ど真ん中の世代であるという設定が 
二人から漂う虚無感だとか 無気力だとか 無感動だとかいったものを 
より強調する要素となっているのも面白かった。

僕の彼女への言葉や蠅のつぶやき カゴに図書室の本が入れられた自転車のシーンなどに漂う違和感は
ラストのオチを見た後には 納得できるものとなっているのね。
(ただ このオチは「オーマイゴッド」で 既に見てしまっているのが チョッピリ残念。)
僕の部屋で繰り広げられる僕と彼女の会話のシーンは 間に挟みこまれたショウジョウバエに関する映像よりも
僕と彼女の表情を もっと見てみたかったと 個人的には思うのだけど
全体的には 監督さんの個性が溢れるドラマを楽しむことができた。 

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「俺んちの神様」 *感想*
「ナイス ダイ」 *感想*
「奉納イデア毛抜き祭」 *感想*
「オーマイゴッド!?」 *感想*
「FとPに挟まれたN、朝本武の場合」 *感想*
「恐竜とおじいちゃん」 *感想*
「左脳系女子の恋」 *感想*
「正体」  *感想*

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SPEC 癸の回(最終回) *感想*

2010-12-18 | 秋ドラマ(2010)感想
* SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~  「百年の孤独」*  番組HP

も~うっ!! 見終わった後もモヤモヤ感たっぷりで 番組HPを彷徨っちゃったわぁ。

『 多くの人物が口にした“サブコード”とは?
  パンドラの箱を開けてしまった当麻と瀬文の運命は・・・・。
  多くの謎を残したままSPECは完結する。
  映画化とか、ぜってー、しねえから。 』

HPを彷徨っても 上のような文句があるだけで 結局サッパリ解らずじまい。
こんなんで “SPECは完結する”って言われても 困るんだけど~っ!!

まあ なんだかんだと文句をつけながらも 最初から最後まで 惹きつけられっぱなしだった最終回。
ホント 瞬きもせずに 肩に力を入れて見守っちゃったわぁ。
それにしても ラスボスの地居(城田優)は強烈だったなあ。
当麻(戸田恵梨香)のストーカー状態の地居くん・・・キモっ(笑)。
当麻と地居の間に色っぽさが全く見られないのは 当麻のキャラのせいじゃなかったのねぇ。
だとすると 戊の回で描かれていた当麻と地居のデートの様子も作り物だということなのね。
(う~ん・・あのデートシーンはお気に入りだったので これはチョッと残念。)
当麻に異常なまでの執着心を見せる地居が 瀬文(加瀬亮)に対して 
これまた異常なまでの嫉妬を見せる様子が かなり見もの。
まさか このドラマで(しかも最終回に) こんな奇妙な三角関係が見られるとは思わなかったので 楽しめたわぁ。
第1話の感想で 当麻と瀬文の関係に萌え要素が見られるようになることを期待する といったコトを書いたのだけど
地居の嫉妬に呼応するかのように 二人のそんな関係が見られたのも大満足。
瀬文の病室にあった果物を食べまくる当麻を 目は見えず 意識は朦朧としながらも突っ込もうとする瀬文。
瀬文に叩かれやすいように 頭の位置を近づける当麻が可愛い。
アタシの見たかった二人の関係が いかにもこの二人らしく表現されていたことが嬉しい。

「覚えてる。覚えてる。」と ひとつひとつ確認しながら行われる 恒例の当麻の儀式。
ここで当麻が呟く 「忘れられるわけがない、こんな大切なこと。」という言葉や
どれだけ力を使って記憶を書き換えられようとも 身体全部で覚えているのだと語る 瀬文の言葉が泣ける。
「当麻から離れろ、この野郎。」と ボロボロになりながらも当麻を救いにくる瀬文が最高にカッコいい~♪
一(神木隆之介)以上に手強いスペックを持つ地居に立ち向かう術などあるのか?
と思いながら見ていたのだけれど なるほど~ 人の心は思いのほか強いということなのね。
(美鈴(福田沙紀)ちゃんも いい仕事してくれました♪)
それにしても 想像もできなかった瀬文の攻撃にゃあ爆笑。 奥歯で攻撃って(笑)。
まさか あそこで笑わされるとは思わなかった~!! 額に奥歯が ぶっ刺さった地居が可笑しすぎる~。
さすが当麻 痣という字は書けるんだ・・と思わせておいての書き間違いにも笑ったわぁ。

金曜映画と2時間ドラマに負けたとしても視聴率が何だ! (負けたと決まったワケではないが・・。)
『 承ノ回 祈ル捲土重来 』 
アタシも 熱く応援いたします♪


* 追記 *
祝♪ 最高視聴率!!  これで映画化できるかっ!?  嬉しいお知らせお待ちしてまぁす♪

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SPEC 甲の回 *感想*
SPEC 乙の回 *感想*
SPEC 丙の回 *感想*
SPEC 丁の回 *感想*
SPEC 戊の回 *感想*
SPEC 己の回 *感想*
SPEC 庚の回 *感想*
SPEC 辛の回 *感想*
SPEC 壬の回 *感想*
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FACE MAKER #11 *感想*

2010-12-17 | 秋ドラマ(2010)感想
* FACE MAKER 「償い」 *  番組HP

前回のストーリーが 「何だこれ?」といった感じの物語だっただけに
今回には期待してたのだけど・・・う~ん・・・かなりいまいち・・・。面白味がない~!
こんなストーリーだったら 前回の奇抜な物語の方が まだ面白かったかも。

指名手配犯追跡中に女性を死なせてしまい その女性の娘へ償うために顔を変える美里(白石美帆)のストーリー。
娘の理子(真野恵里菜)に会うやいなや 「ついて来なよ。」と言い出す美里や
初対面の美里の家にホイホイついて行って その日から同居しだすという安直な展開は 置いておくとしても
せっかく 美里が自分の人生を犠牲にして 理子に償うという 大それた設定にしたのなら
もう少し 面白味のあるストーリーで見せてほしかったなぁ。 自分の命でもって理子に償うという 
ラストの展開までもが安直で え~!こんな終わり方!? と 心の中でツッコミを入れちゃったわぁ。

今回のラスト5分のサプライズは ストーリーが次回へと持ち越しになることなのね(笑)。
これはこれで 続くのかよっ!と突っ込める意外さがあって 楽しめたからいいのだけれど
せっかく初めての続き物にしたのだったら やっぱり今回のストーリーには もう少し厚みをもたせてほしかった。

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