Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

下流の宴  第7回  *感想*

2011-07-14 | 春ドラマ(2011)感想
* 下流の宴 「逆転の予感」 *  番組HP

今回も 嫌な女っぷりを これでもかっ!と見せてくれた感じねぇ・・由美子(黒木瞳)さん・・・。
今までの由美子の言動には どこかしらに共感できたり 理解できたりするトコロを見つけられていたのだけれど
さすがに 「あの子が受験するのを止めさせなさい。」と 言い出す由美子にゃあ 反感しか持てないわぁ。
珠緒(美波)の成績と 洋子(余貴美子)の誇らしげな笑い声に
禍々しい逆転の予感を感じ取った由美子が見せた 最後の悪あがきといった感じね。
でも ここで彼女の嫌なトコロをたっぷりと見せつけられたことで 
ラストで健治(渡辺いっけい)が言った言葉に打ちのめされる由美子の様子に 
痛快さを感じるコトができたとも 言えるかもしれないわねぇ。

今回は 少しずつ関係に変化の生じる翔と玉緒のエピソードが 最も印象的だったなぁ。
玉緒が医大に合格してほしいけれど 玉緒が変わってしまうのは嫌だと言う翔と
変わらなければ 過酷な受験勉強をこなしてなどいかれないのだと主張する玉緒。
う~ん・・・どう見ても 玉緒の方が分がいい対決・・。
またしても翔のダメダメぶりを見せつけられたカタチなわけだけど 
さすが玉緒ちゃん・・最後には ちゃんと翔の優しさを再認識して 彼を受け入れるのねぇ。
(由美子も これくらいドデンと構えて 翔を受け入れてあげれば言うことないのだけれど。)
玉緒との溝は埋まったかのように見えつつも
「玉緒は、もう俺のために頑張ってるんじゃない。自分のために頑張ってるんだよ。」 と 彼女の変化を悟っている翔。
二人の関係がどうなっていくのかは もちろん気になるところではあるけれど
やっぱり 翔が自分のために頑張る姿を 最終回で見ることができるのか・・そちらの方が気になるわねぇ。

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下流の宴  第1回  *感想*
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下流の宴  第6回  *感想*

2011-07-06 | 春ドラマ(2011)感想
* 下流の宴 「偽りの家族」 *  番組HP

前回の予告で 可奈(加藤夏希)が泣いているシーンが流れていたけれど
まさか あんな展開で 可奈が泣くことになるとは 予想もしてなかったわぁ・・・・。
北沢(眞島秀和)が可奈に冷たい態度をとるのか・・・ 
はたまた 翔(窪田正孝)が どうしようもないコトを言い出すのか・・・などと思っていたのだけれど。

あろうことか娘の結婚式で とんでもないコトを言い出してしまった健治(渡辺いっけい)。
彼が語った言葉は いたたまれない状況の翔にとって救いの言葉となりそうだし 魅力溢れる内容ではあったれど
なにも あそこでぶちまけなくっても・・・と やっぱり思ってしまうわねぇ。
「翔にせめて何か言ってやりたかったんだよ。」 という健治の言い分からは 
息子の気持ちを気遣う父の愛情を感じられはするけれど 息子のことをそこまで思っているのなら
もっと早く その言葉を翔に伝えてあげればよかったのに~っ!と どうしても思っちゃうわぁ。
まあ 自分の人生のレールが外れかかってみて初めて 翔の立場を気遣うコトができたというところなのだろうけれど。
(でも あの言葉は翔へ向けたというよりは 自分自身を励ます意味合いの方が強い気もするのよねぇ。)

だから 由美子(黒木瞳)が言った 「急に父親ぶらないでよ。今まで家族のことなんて他人事だったくせに。」
という言葉には 共感できるトコロもあるのだけれど
由美子は由美子で 可奈の結婚式を 「家族としてやり直すきっかけとしたい」 などと言いつつ
結局 せっかく結婚式に参加する決意をした翔の気持ちは 最後まで踏みにじったまま・・・。
こんなふうに 健治にしても由美子にしても なんか違うよなぁと思うトコロがありつつも
共感できる部分も残して描かれているため 崩れていく家族の様子が余計に切なく感じるのよねぇ。
“偽りの家族”は 今後どうなっていくのか 気になるわぁ。

そうそう気になると言えば 珠緒(美波)の翔への気持ち。
勉強の面白さに目覚めちゃった玉緒が 次第に翔と話が合わないと感じ出すというのは面白かったなぁ。
玉緒と翔の関係・・・というか 翔が目覚める日など本当にやってくるのか・・・こちらも気になるわねぇ。 

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アスコーマーチ! 最終回 *感想*

2011-07-05 | 春ドラマ(2011)感想
アスコーマーチ!~明日香工業高校物語~ 番組HP
「最終回!さよなら!!男子25人にありがとう感動の結末・・・」

第8話が かなり面白かったものだから 最終回への期待度もググッと上がっていたのだけど
う~ん・・・・個人的には チョッと残念な最終回だったなぁ。

よりにもよって最終回で再び 直(武井咲)をクラスから孤立させるという安易な展開が好きじゃないわぁ。
いったい 直ちゃんを何回孤立させたら気が済むのかしら・・・。
一人でイベントに取り組んだり 廃材をひとりで一生懸命運ぶ直の様子は エコカー製作で既に見ちゃっているため 
大切な最終回だというのに 似たようなコトを二度見せられた気持ちにさせられてしまうのも残念。

やっぱり最後まで好きにはなれなかった 杏子が絡んだ有人(松坂桃李)のエピソードも何だかなぁ・・・。
有人の“ ようやく空が見えたのに、一瞬にして羽をもがれた ”エピソードのありきたりな展開が残念すぎる~っ!
有人の頬を伝う涙には ちょっぴりウルッとさせらそうになったのに 
そこに いきなりファンモンを被せてきちゃうものだから 出そうになってた涙もひっこんじゃったし・・・。

相変わらずの突っ走った行動を見せた直が 自分達が子供だということを痛いほど気付き
それでも 小さな変化を信じて行動を起こすという展開自体は良かったと思う。
有人が言っていた 直の魅力である“最初の一歩をふみだそうとする吉野の勇気”を存分に見られたコトには満足。
片思いの切なさを見せてくれた玉木(賀来賢人)や 大人びた優しさがステキな竹内(永山絢斗)
最後の最後までクールに決めてくれた有人 (「最後の荷物はこれかな。」がキザで面白かったわぁ♪) などなど
魅力的な工業男子たちのカッコよさを堪能できたのも良かった。
ただ だからこそ このドラマに多々見られる残念すぎるトコロが気になってしまうのだけど・・・。 
できることなら アスコー2年生になった直の活躍を もっともっと丁寧に作られたストーリーで見てみたいなぁ。

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アスコーマーチ!  第1話 *感想*
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アスコーマーチ!  第8話 *感想*
コメント (4)
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マルモのおきて  最終回  *感想*

2011-07-04 | 春ドラマ(2011)感想
* マルモのおきて *  番組HP
「おきてを守ったからずっと楽しかったよ。 マルモありがとう、そしてさようなら」

とっても このドラマらしいエンディングだったなぁ。
(最後に抜かりなく SPドラマの宣伝をぶち込んでくるアタリも 
いかにも テレビ局の熱~い期待を背負っているドラマって感じね。)
護(阿部サダヲ)にとっても 薫(芦田愛菜)と友樹(鈴木福)にとっても あゆみ(鶴田真由)にとっても
そして視聴者にとっても 極めて都合のいい 夢のような結末を迎えたワケだけど
あゆみと薫・友樹の3人でパフェを食べるシーンでの 不安になるくらい ぎこちない雰囲気だとか
ママがまた病気になることはないのかと心配する薫と友樹の様子を 事前に見ているだけに 
この結末が 今の彼らにとってはベストなのだと ちゃんと思わせてくれるわねぇ。
実は あゆみには 「罪を償う気持ちで大切に育てよう。」 という気負いがあったということや  
“ はなればなれでも家族 ” というマルモのおきてが そんなあゆみの気持ちまでも軽くし
「ゆっくり少しずつ母親に戻ります。」と いう気持ちにさせるという展開は面白かった。

もうひとつ面白かったのが 彩(比嘉愛未)が薫と友樹を説得する際に使った“頑張って嘘をつく”という言葉。
嘘をつかなくてはならなかった大人たちの どうしようもない気持ちを 
頑張って嘘をついたのだと表現していたのは印象的だったなぁ。 
小学1年生に理解させるのは非常に難しい複雑な大人の事情を 
嘘は悪いことだということを前提にしつつ 分かりやすく表現していたと思う。  
頑張ってまで嘘をつく・・・何だかとっても切ないし 大人って・・・嫌ねぇ・・・。 

実は今まで それほど見るコトができなかった気がする ムックと護・薫・友樹の絡みを
最終回では タップリと見られたことも満足。
温泉旅行で ムックも含めてワチャワチャ楽しそうに過ごす様子が 今回 最も癒されたトコロかも~。
もちろん マルモのおきては絶対なんだよと友樹を諭す薫の様子や バスの窓から見える薫の泣き顔
珍しくマルモに反抗的な態度をとって泣き出す友樹の様子などにはウルッとさせられたのだけど。

ストーリーそのものの面白さというよりは 薫と友樹の可愛らしさと 護のキャラで乗り切った感も強いこのドラマ。
スペシャルドラマを放送すると決めたからには 薫と友樹の可愛らしさに頼るだけはなく
もう少し練られた物語で彼らの様子を見てみたいと 個人的には強く思うのだけど さて どうなるかしら。

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マルモのおきて  第1話  *感想*
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下流の宴  第5回  *感想*

2011-07-02 | 春ドラマ(2011)感想
* 下流の宴 「裏切られた母」 *  番組HP

ユルいわぁ・・・翔ちゃん。
睡眠時間を削って 受験勉強にバイトにと必死で頑張る珠緒(美波)の健気さを見て
お前がもっと頑張って働いて 玉緒を助けてやれよ~と 相変わらずな翔にイラッとし
どっぷり浸かったネガティブ思考で 「だけどさぁ~・・・」と玉緒に反論する翔に ゲンナリし
「貸してくれないかなあ~300万くらい。」 「ねぇ、玉緒はさあ、一生懸命なんだよぉ。」 と言う翔に 
心の底から呆れかえってしまう。 だけど 面白いわぁ・・・翔ちゃん。
翔にお金を貸すことに条件付けてくる満津枝(野際陽子)に
「え~、嘘ぉ。えぇ~やだよぉ。だってさぁ・・・」と 心底ぬる~い翔の様子が可笑しい。
翔くん・・・あんなんで大丈夫なのかなぁ・・・。翔くんの覇気が見られる日ってくるのかしら。

それにしても 満津枝の迫力は凄かったわぁ。
「アンタも いっちょまえに借金申し込むなら、自分の人生 差し出す覚悟しなさい。」
と言い放つ満津枝の なんとカッコいいこと。
彼女の あまりにも極端な思考については いかがなものかと思うケド 
さすが女手ひとつでパンツを売って どん底から這い上がってきただけのコトはあるわぁと惚れ惚れ。 
指につけたイチゴジャムをネットリと舐めて 「仕込みはこれで良し。」と呟く様子も面白かったなぁ。
満津枝の超人的な精力を 見せ付けられた感じがするわぁ。  
満津枝の手作りジャムを食べて 彼女と密かな約束を交わした翔。 
ジャムのように満津枝の精力も分けてもらえるといいのだけれど・・・。 さてどうなることやら。

満津枝がジャムを舐めるシーンと同じくらい印象に残っているのが
由美子(黒木瞳)が 崩れまくったアイメイクを ハンカチに唾をつけて直すシーン。あれ・・・良かったなぁ。
「親が安全地帯にならなきゃ、子供は傷つくことができない。」という島田(遠藤憲一)の言葉を聞くまで
自分が翔を追い詰めていたことに気付かないという 由美子のどうしようもなさには呆れるけれど
こういう些細な描写に 彼女の憎めなさや 可愛らしさを感じられるのがいい。
彼女は彼女なりに一生懸命やっているのに 玉緒からは 母親としてのあり方を非難され
娘からは 自分の人生を全否定されてしまうというのも なんとも切ないものがあるわぁ。

苦境に立たされた健治(渡辺いっけい)と とんでもないコトを言い出した可奈(加藤夏希)の今後も気になるし
う~ん・・・次週も かなり楽しみだわぁ♪

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アスコーマーチ!  第8話 *感想*

2011-07-02 | 春ドラマ(2011)感想
アスコーマーチ!~明日香工業高校物語~ 番組HP
「最終章!!母が帰ってきた・・・秘密を抱えて!?男子25人の涙」

かなり唐突感タップリに登場してきた直(武井咲)の母親。
今回は この母親が絡むストーリーだと事前に知って かなぁりテンション下がっていたし 
全く期待していなかったのだけど いざ見始めてみれば いやぁ・・・面白かったわぁ♪
ネタ満載 キレたっぷり 笑える台詞が盛りだくさんの アタシ好みの物語に大満足~♪

制服でいるよりもツナギでいる方が楽だと言い 
教室での男子のお着替えも 「ああ、だいじょぶ、だいじょぶ。」 で 乗り切る冒頭の直の様子から
なんだか いい感じ~と思って見ていたのだけれど  
その後描かれる 歩(賀来千香子)にいいトコロを見せようと張り切る男子達のおバカっぷりにゃあ テンション急上昇。
品行方正の爽やか男子たちを演じるクラスメイトたちの かなり無理矢理な感じだとか 
どうやら広瀬(石田卓也)に締め上げられたらしい村井(金井勇太)の叫び声だとか
直の溶接技術を褒め称える様子だとか 意外とイケてる女装男子たちだとか・・・
おまけに 女子高生になる気満々の杉崎(白石美帆)まで登場するという 
立て続けにアタシのツボを刺激してくる アホらしい展開がたまらない~っ!

直の意思も確認せずに強引にコトを推し進めようとする歩ではあるけれど
「女子だからって助けてもらってばかり」 だとか
「アスコーでしか出来ないことを教えて」 だとか
「いつも中途半端なところで投げ出すじゃない」 など さすが母親と思えるような
耳が痛いトコロを的確に突いてくる様子も面白かった。

クライマックスで このドラマの魅力のひとつである 男子たちが一丸となって直を助ける様子を見られたのもいい。
今回は いつも蚊帳の外に置かれたような有人(松坂桃李)が その口火を切ったというのも良かったと思う。
引っ張り続けた桃(剛力彩芽)のエピソードも 上手く物語に絡められていたと思うし
直の恋物語には興味のないアタシでも 有人と玉木(賀来賢人)のライバル対決には
「青春だわぁ♪」 と 歩と同様ウットリとさせられたし 最初から最後まで楽しめるストーリーだった。

さてさて 今回 最も面白かったのは やっぱり 感動のクライマックスシーンに あえて入れ込まれた
「アイツがいなけりゃ、うちのクラス、男子だけになっちゃうんですよ。
それだけは絶対避けなきゃいけないんですよ。」 by村井
「それは私も同感です。女子がいるといないとじゃ、教える方も全然やる気が違うんです。」 by大向。
村井(金井勇太)のおバカな意見と そこに重ねてくる大向(勝村政信)のトボケた意見が最高♪
「先生の気持ちが通じたな。」と ご満悦な大向に 「一番ダメでしたね。」と静かに突っ込む玉木も笑えたわぁ。

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失恋保険告らせ屋 最終回 *感想*

2011-07-01 | 春ドラマ(2011)感想
* 四つ葉神社ウラ稼業 失恋保険告らせ屋 「二つの答え・・・最後の告白」* 番組HP

・・・・今 思い返してみれば 「FACE MAKER」 や 「ゴタ消し」 って 面白かったと思うわぁ・・・。
これが このドラマの最終回を見て 一番強く感じるコト。
全く期待していない最終回ではあったけど こうも感想を書く気になれなくなるとは思わなかったわぁ。
一話完結のストーリーということもあり お気軽に見られるし 
思わぬ掘り出し物的なストーリーに出会えるかも~という期待感から ずっと見続けてきたのだけれど・・・。

ルークが捜し求めていた“答え”の内容と ルークが行っている裏稼業に共通項があるというコトや
ルークが恋敵の尊にチョッピリ意地悪しながら 裏稼業の仕事をこなす展開に 面白さを多少は感じるのだけど
ルークと瑠奈の関係にしても 瑠奈と尊の関係にしても しっかりと描いて見せてもらった気にはなれないため
せっかくの最終回だというのに 何だか ほとんど心を動かされないトコロが寂しい・・・・。
 
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失恋保険告らせ屋 第1話  *感想*
失恋保険告らせ屋 第2話・第3話  *感想*
失恋保険告らせ屋 第4話  *感想*
失恋保険告らせ屋 第5話  *感想*
失恋保険告らせ屋 第6話・第7話  *感想*
失恋保険告らせ屋 第8話  *感想*
失恋保険告らせ屋 第9話  *感想*
失恋保険告らせ屋 第10話  *感想*
失恋保険告らせ屋 第11話  *感想*
失恋保険告らせ屋 第12話  *感想*
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BOSS 最終回  *感想*

2011-07-01 | 春ドラマ(2011)感想
* BOSS(season2) 「ゆずれない正義」 *  番組HP

・・・・またしても ちょっと期待しすぎちゃったかなぁ・・・・・。
どうしても ファーストシーズンの最終回と比べてしまうというか・・・。
う~ん・・・ファーストの最終回の方が はっきり言って面白かったっ!!
アタシの大好きなどんでん返しや 絵里子(天海祐希)の憎たらしいほどのドヤ顔は結局見られないし
セカンドの前半に見られたようなキレのあるネタも見られないし 何だか物足りな~いっ!!

まあ ストーリーはそれなりに面白かったかなぁ。
森岡(大森南朋)の真の目的は なかなか分からないし 策士・森岡が練った計画は複雑だし 
彼の複雑に練られた計画がテンポよく展開されていくし。
ただ あまりにもテンポが良すぎて 見ているアタシはついていくのが大変だし 
森岡や黒幕が抱いている ご大層な思想なんちゅうものは 雰囲気くらいしか掴めなかった気がするのだけど・・・。

木元(戸田恵梨香)が加わった対策室の活躍ぶりを見られたことや
絵里子と野立(竹野内豊)の強力でカッコいいバディっぷりを見られたコトには とりあえず満足。
例の こっ恥ずかしくなるようなキメキメのサインも 二人がやると許せてしまうから不思議~。

さてさて 最終回で最もツボにハマったのは 丹波(光石研)の「はぁ・・・。うちのトップだ。」発言。
「早く出せ?一刻も早く?」 が 違和感ありまくりのワザとらしさだったのも面白い。
あまりにもヘタクソな台詞回しは 対策室の面々を拘束する同僚への単なるアピールだと思っていたのだけれど
うち=家 だったのね(笑)。 そこまでは頭が回らなかったわぁ。

絵里子が仕掛けるどんでん返しや 対策室の面々が繰り広げるお馬鹿なネタは BOSSに欠かせない魅力だと 
個人的には思っているのだけど どちらも何度も繰り返されると 見ている側が飽きてしまったり
ワンパターンになってしまったりするトコロが 作っていくうえでの難しさなのかもしれないなぁ・・・
というのが 最終回を見終わってボンヤリと思ってしまったコト。
ファーストと常に比べられるというのも セカンドの難しさよねぇ。
ストーリーの面白さは ファーストと比べると どうもいまひとつな感が漂っていただけに
セカンドは 序盤に見られたネタてんこ盛りで 最後まで攻めていって欲しかったなぁ・・・。
(まあ このネタにしても 面白いときと 面白くないときとの差が結構あるワケだけど・・・・。) 

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マルモのおきて  第10話  *感想*

2011-06-30 | 春ドラマ(2011)感想
* マルモのおきて 「おばちゃんは、ママですか」 *  番組HP

「あのな、薫。世の中には3人そっくりさんがいるって言われてるんだよ。」
と 無理矢理感タップリに窮地を脱した護(阿部サダヲ)。
“猫むすめ” “猫バス” “宇宙人” と 護が挙げ連ねた彼のそっくりさんにゃあ ただただ納得だけど
そんなもんを並べられても サッパリ説得力は感じられない~っ(笑)。
その後は とりあえずこの大問題を脇に追いやり 運動会エピソードにスパッと切り替わるし
あけぼの文具では 応援グッズを持ち寄る社員たちのユル~い昼休みの様子が描かれちゃうし
「JIN-仁-」の余韻から全く抜け出せないでいるアタシは(6月26日視聴) 
このドラマの力の抜けた雰囲気に しばらく入り込めないでいたのだけれど
ムックの飼い主と思われる人物の登場アタリからは 
このドラマらしい揺れ動く護の気持ちの描写に グッと引き込まれてしまったわぁ。


薫(芦田愛菜)と友樹(鈴木福)と会わないでいることなど出来ずに 
二人の様子を見たくて仕方のないあゆみ(鶴田真由)の気持ちは理解できるけれど
亡き親友・笹倉の想いを裏切ることは出来ないと思い続けてきた 護の根幹が崩れ去るラストの展開は面白かった。
笹倉の あんな切実な想いを知ってしまったら その親友の想いを尊重するしかないわよねぇ。
笹倉の想いを裏切ることは出来ないということが 護が薫と友樹をあゆみに渡さない大義名分となっていただけに
この根拠を失うこととなってしまった護の辛さを思うと 見ていて切なくなってくる。
「淋しくて、淋しくて、どうしていいか分かんないよ。」 「でも、返さなくちゃいけないんだ。返さなくちゃ。」
と 自分に言い聞かせる護の様子に涙。
実の母親が生きているのに そのことを薫と友樹に伝えないままでいることや
二人が実の母親と生活していく可能性や選択肢を 護が遠ざけてしまうことには 
やっぱりどこか納得できないところもあったので 辛くて切ない気持ちではあるけれど この展開には納得。

強力なライバルドラマが終わったことで出現したビックチャンスを逃すことなく 
次の日曜日にマルモフィーバーを巻き起こそうと目論むテレビ局の強かさには 少々ゲンナリするけれど
きっと SP番組からしっかり見てしまうだろうなぁ。 
マルモと薫と友樹にどんな結末が待ち受けているのか・・・最終回が楽しみ♪ 

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グッドライフ 最終回  *感想*

2011-06-29 | 春ドラマ(2011)感想
* グッドライフ~ありがとう、パパ。さよなら~ 「ありがとう、パパ」 * 番組HP

大地(反町隆史)と羽雲(加部亜門)のエピソードの合間に チョロっとだけ入れ込まれる華織の描写と
彼女にくっ付いて登場してくる かなり無理矢理な感が漂う雪村(鹿賀丈史)の描写には
どうしても不満を感じずにはいられないトコロもあったのだけど 
最終回は ずっと感じてきた アタシのそんなモヤモヤを帳消しにしてくれたような感じ。
特に 井川さんの持ち味であるポワンとした雰囲気と 羽雲(加部亜門)のポヤヤンとしたキャラがマッチしていただけに
華織の描写が甘いコトが ずっと残念だったのよねぇ。
このドラマは父と息子に焦点を当てた物語となっているので 華織(井川遥)の登場シーンが極端に少なくって
彼女の描写が甘くなってしまうのは いたしかたのないコトなのかもしれないけれど・・・。
そんなアタシの物足りなさは 華織と羽雲の生活する様子を見るコトで チョッピリ埋めてもらったことに満足。
「パパはさあ、貰うのがとてもへたっぴな人だから。」 「ほんとは、わっくんのこと好きなくせにねぇ。」
と 大地のことを羽雲に分かりやすく説明する華織の言葉が魅力的だったなぁ。

一時は このキャラいらないんじゃ・・・とまで思ったコトのある雪村も
羽雲に大地のことを伝えていいものか悩む華織にアドバイスする言葉に 説得力と魅力を感じられたコトが嬉しい。
第10話では 華織と羽雲を残し死んでいく大地の不安を受け止める役目を雪村が担っていたし
ラスト2話で やっと彼の存在意義を少しだけ感じることができたように思うわぁ。

この雪村の言葉や 円山(伊原剛志) 七海(榮倉奈々)のアドバイスによって 距離を縮めていく大地と華織。
家族は一度作ってしまえば 勝手に続くと思っていた。  父親になる時間をくれたことを感謝している。
・・・と病室で 華織に自分の気持ちを語る大地の言葉が印象的。

そしてラストシーンで見せてくれた 羽雲の強くなったよアピール。
一生懸命 自分がどれだけ強くなったのかを大地に語りかける羽雲が可愛い。
羽雲に抱きつかれた大地が 最後にそっと息を吐く様子に 彼の想いが伝わってきて涙。
悲しみよりも バラバラになっていた家族が再び向き合うことで得られる喜びや幸福感を強く感じさせるような描写で
終わっていることにも満足できるし ストーリー全体にたくさんの魅力を感じられる最終回だったと思う。

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