Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

不適切にもほどがある! 第10話(最終回) *感想*

2024-03-30 | 冬ドラマ(2024)感想
市朗(阿部サダヲ)、物凄〜く変わったんだなぁ、、

そんな事を感じさせる最終回。


令和に馴染んでいく市朗を見てきたから、

市朗の変化については感じてはいたけれど、

1話で見たあの異様な世界に戻った市朗の反応を見せられると、

その変化の大きさをより強烈に感じるよなぁ。

その大きさが面白かったわ。



昭和から令和に戻ったサカエ(吉田羊)はサカエで、

令和に蔓延る問題により敏感になるというのも面白い。

様々な価値観に触れることって大切なのね。




不登校の佐高くんの使われ方、

「すきゃんだる」に生じたトンネルの秘密、

Creepy Nuts の扱い、、なども面白かった。


佐高くんとトンネルの展開は予想できず、驚かされたよ。

主題歌を担当した方がドラマに出演するという演出には正直あまり興味はなく、

あのお二人が登場した時には蛇足感を感じたりもしたのだが、

しっかりと印象深いエピソードに絡ませてあって満足感があった。



もうひとつ強く心に残っているのは渚(仲里依紗)の涙。

渚の母への想いが伝わってきて、グッとくるものがあった。

純子ちゃん、良い事言うなぁと思ったし、

「渚のはいから人魚」の使われ方がニクイと思ったよ。



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ケの日のケケケ *感想*

2024-03-29 | 秋ドラマ(2021)感想
視聴を楽しみにしていたドラマ。

面白かったわ。


主演の當間あみさんがいい。

今までにもドラマで何度かお見かけしたことはあったけど、

ここまでガッツリと見たのは初めてかも。


どんなドラマで彼女を見かけたのか知りたくて、出演作をググる。

そうか、、

「僕の手を売ります」でも、

當間あみさんと尾野真千子さんは共演してたんだと思い出したよ。

どうりでこの母娘に既視感があるわけだ。

(ちなみに「僕の手を売ります」は4話まで観て視聴リタイア)



可愛らしくて、瑞々しくて、

自分をしっかり持っていて、

自己主張もちゃんとできる、、

様々な面を見せる片瀬あまね(當間あみ)に惹きつけられたわ。

 

感覚過敏という症状については耳にしたことはあったけれど、

それが食感にも影響するというのは初めて知ったわ。


実際の感覚過敏の方の生活は、

もっともっと過酷なのではないかとは思うのだが、

感覚過敏のあまねの生きづらさや、考えや、希望を、

青春ドラマとして見せるこの作品に魅力を感じることができた。



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春になったら 第11話(最終回) *感想*

2024-03-26 | 冬ドラマ(2024)感想
「全部伝えた!!」

ノートに書かれた雅彦(木梨憲武)の文字が強く心に残る。


主張が強い文字だな、、

煩い文字だ、、

いかにも雅彦っぽい文字だ、、

などなど、、

彼の文字については前から色々感じてはいたのだが、

あのように亡くなった後にあの文字を見ると、

文字が語りかけてくるようで、

雅彦の声が聞こえてくるようで、

改めてあの文字の魅力と、

あの文字を使った演出的効果を感じることができたわ。



雅彦と瞳(奈緒)が共に帰宅する様子を描いたラストのエピソードも印象深い。

ああ、、いい父娘だな、、

好きだったな、、この二人、、

そんなことを最後に改めて感じることができたよ。



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舟を編む ー私、辞書つくりますー 第6話 *感想*

2024-03-25 | 冬ドラマ(2024)感想
時代の変化に「必死でついてってんだよ!」と言う荒木(岩松了)が印象的。


時代の変化を肌で感じ、

不安や焦りや後悔も感じるけれど、

「辞書だけは待ってくれ!」という荒木の切なる想いが胸に迫る。



分厚い辞書を家に置いておくのはちょっと、、

玉石混交と分かってはいるけど、ネット検索で充分、、

などと、正直私は思っているけれど、

このドラマの世界に触れていると、

紙の辞書の存在を大切に思いたくなるよなぁ。




天童(前田旺志郎)と松本(柴田恭兵)のエピソードも心に残る。

松本先生の地道な活動、子供達への働きかけは、

しっかりと子供たちの心に響いているのねぇ。


私は知っているけれど、あなたは知らなくていいいのか?

チビ天童の知的好奇心を刺激する松本先生の声かけに感心しちゃったわ。

感受性が豊かで、物事を深く考えられる天童も凄いよなぁ。


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特集ドラマ・高速を降りたら *感想*

2024-03-24 | スペシャルドラマ 感想
男の人も大変だ。

女性の生きづらさをテーマにしたドラマはよく見かけるけれど、

ここまで男性の大変さに焦点を当てたドラマはあまり観たことがない気がする。




車内で繰り広げられる会話を描いたドラマだという情報と、

上に貼り付けた写真から得られる印象のみでの視聴。


気楽に楽しめる会話劇を予想していたのだが、

明らかなっていく事柄は思っていたよりもずっと深刻だったわ。

「特集ドラマ」となっている意味がわかったわ。

 
男らしくあり続けることに苦しむ男性がいるこことは、

ネットの記事などで知ってはいたけれど、

このようにドラマとして描かれると、

その辛さがより生々しく感じられるなぁ。



オギノ(飯塚悟志)、トミタ(松澤匠)、コマキ(山脇辰哉)、、

3人の男達が抱える悩ましさ、痛々しさを、興味深く見守ったわ。



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不適切にもほどがある! 第9話 *感想*

2024-03-23 | 冬ドラマ(2024)感想
サカエ(吉田羊)の変貌っぷりに驚く。


サカエに似た体の恭子さんなのか?

サカエの親族かなんかなのか?

などと、しばし混乱してしまったわ。



ジェンダー問題を論じるサカエらしいあの風貌もカッコいいけれど、

いかにも女性らしい清楚な雰囲気のサカエも素敵。


それにしても、、

安森(中島歩)との交際があんな風にサカエに影響してしまうとはねぇ。

アナログで、愚直で、熱くて、

ちょっと恥ずかしくて、チョイとアホっぽい、、

あの安森のモロモロが、あのサカエに刺さるとはねぇ。

分からないもんだわ。

令和にはないモロモロに魅力を感じたんだろうなぁ。




渚(仲里依紗)が直面してしまう問題も意外。

いやぁ、、どこに火種が落ちてるか分かんないなぁ。

愛する娘を守ろうとするゆずる(古田新太)、かっこ良かったわ。



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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!第11話(最終回) *感想*

2024-03-22 | 冬ドラマ(2024)感想
翔(城桧吏)、萌(大原梓)、美香(富田靖子)の意気込みが凄い。

分かりやすくて、インパクトがある意思表明だったなぁ。


自分の好きなものを、好きな気持ちを尊重にすること、、

自分らしくあり続けること、、

その大切さを改めて感じさせる。




それとは反する真一郎(相島一之)の考え方も心に残る。

真一郎がその考えを最後まで改めることはなかったのが良かったと思う。


世の中の厳しさ、生き辛さ、偏見、差別、、

そういったものは消えてなくなりはしないと思うし、

その象徴として強烈に存在する真一郎は印象深くはあった。




真一郎とは対照的に大きく考え方を変える古池(渡辺哲)。

良かったわぁ、、あの挨拶。

グッときちゃったよ。

まさか古池にこんな気持ちにさせられるとは思わなかったよ。


自分の非を認めて、それを謝るというのはなかなか勇気がいることだと思うし、

それをあの古池がやったというところに感動したわ。

人は幾つになっても変わることができる、、

そんな希望を感じたエピソードだったわ。


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春になったら 第10話 *感想*

2024-03-19 | 冬ドラマ(2024)感想
いやあ、、油断してたわ。

本格的に泣かされるのは最終回だと思ってたわ。

最終回の一つ前からガチで泣かされたわ。


花嫁の手紙をここでやるのはズルいよなぁ。

こんなん泣いてしまうわ。

それを途中で切り上げて名前の由来の話に行くのもニクイ。


その由来の話から続く

「私ね、お父さんとお母さんの子供に生まれて良かった」

「そうですか」 

の流れにやられる。



怒涛の感動シーンで揺さぶられ、

予告を観てさらに泣く。


前半の出産エピソードで描かれる父と娘の関係にもウルっとさせられたし、

涙、涙の回だったわ。


結婚式への期待も、

最終回への期待も膨らむ、

素敵なストーリーだったわ。



そうそう、、

龍之介(石塚陸翔)、グッジョブだったなぁ。

確かにああいうのはバズりそうだよね。

冷静な判断と分析、流石だ。




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舟を編む ー私、辞書つくりますー 第5話 *感想*

2024-03-18 | 冬ドラマ(2024)感想
いやぁ、、泣かされたわ。

泣かされるとは思ってなかったわ。


ドラマのメインストーリーからは外れた、

この手の主人公と家族のエピソードって、

そこまで引き込まれないことが多いので、

今回もそんなに期待してなかったのよ。



いやぁ、、良かったわぁ、、

みどり(池田エライザ)と母の若葉(森口瑤子)のエピソード。


一度は失敗に終わってしまうというのがね、、いいんだよなぁ。

みどりの前で繰り広げられる若葉とさつき(金澤美穂)の仲の良さがいいのよ。


もどかしくて、せつなくて、

どうしようもない気持ちにさせられてからの、

あの展開に感動するのよ。


ずっと感じてきたみどりの悲しさ、、

明かされる若葉の母親としての想い、、

判明する「からかう」の意味、、

想いが通い合う母娘の様子に感動したわ。




辞書引き学習会のエピソードもとても心に残るものだった。

辞書引き学習会の楽しさや、

みどりと少年の交流で終わるのかと思いきや、

思わぬ事が浮かび上がる展開は衝撃的。



前回の「イグアナスペース取り過ぎ問題」や、

「信じられるように疑う」辞書のゲラチェックの姿勢が絡み合い、

みどりと母のエピソードと重なり合うストーリーは見応えがあった。





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不適切にもほどがある! 第8話 *感想*

2024-03-16 | 冬ドラマ(2024)感想
今まで以上に厄介な問題と立ち向かうことになる市朗(阿部サダヲ)。

ミュージカルによる扇動が失敗してしまうところに、

その厄介具合が感じられていい。



面白かったなぁ。

不祥事を起こした者、、

激しいバッシングをする人々、、

対応に苦慮し、世間に翻弄される組織、、

嫌味たっぷり、皮肉たっぷりで、それらを描くストーリーは強烈だ。
 
単に刺激的なだけじゃなく、考えさせられるところがいいよね。  



いやぁ、、それにしても面白かったなぁ、、金妻地獄。

正義感に酔いしれる女性陣が堪らんし、、

懲罰の快楽を楽しむ感じが恐ろしいし、、

17年もアレを耐え続けている栗田(山本耕史)が気の毒だし、、

まさかのもう一人の当事者に驚愕したし、、

「気持ち悪い」「これが世間か」に背筋が凍ったし、、

なんか色々と物凄くて、面白かったわ。




純子(河合優実)の変化や気付き、

サカエ(吉田羊)とチビサカエの会話、

ドッペルゲンガーにビビるムッチ先輩(磯村勇斗)などなどなどなど、、

小さなエピソードもかなり充実していて見応えがあったわ。



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