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ひかりTVのビデオライブラリーから懐かしい75年のTVドラマ『俺たちの旅』を発見。全46話を全て観てしまいました。CMが無いことも快適です。主人公は中村雅俊演ずる修学院大学(ロケ地は津田塾大)の4年でその日暮らしのバイト指向のカースケ。イケメンなのに真面目で不器用な田中健演ずるオメダ。(小生ずっと苗字が大梅田というのかと誤解していました。)そしてコミカルな秋野太作演ずるサラリーマンのグズロク。高度成長期の日本社会に溶け込めない3人組が独自のライフスタイルで奮闘するお話です。
とにかく75年当時の世相が描かれていて懐かしいです。音楽は12弦ギターやエレビ。ファッションはベルボトムのパッチワークのジーンズやオーバーオール。
走っている車も喫茶店も全てが懐かしい。舞台設定は井の頭公園近く。下宿先となったいろは食堂(実際は神田川沿いの方南町)はとんかつ定食が当時の物価で450円か。
第一話ではいきなりヒロインの女子大生役の金沢碧の吹き替え無しの初々しいヌードシーンが登場。明らかに視聴率稼ぎだったんでしょうが20時から放映の青春ドラマとしてはちょっとナンですね。このシーンは何度か回想として再登場しますが、これ以外のさしてきわどいシーンはありません。
75年から『俺たちの勲章』『俺たちの旅』『俺たちの朝』『俺たちの祭』とシリーズが延々と続いたのでありました。当時は湘南に住んでいたので懐かしいです。中村雅俊って今でも芸の幅というかあまり変わってないんじゃないでしょうか。小生は今でもこのドラマのいろは食堂のような雰囲気の一膳飯やを探し求めているのかもしれませんね。
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