ヤマハから新しい電子グランドピアノが発表された。シリーズ名はAvantGrand。アヴァンとは前衛的とか一歩進んだという意味だが、確かに他のメーカーでは決してマネのできないど派手なことをやっています。二機種発表されたがグランドっぽいのはN3の方。仲道郁代とかアレクサンダー・コブリンとかを使って前世代のDGP7の時とは力の入れ方も違っています。DGP7はなんかちゃっちかったですからね。
わかりやすくDGP7とN3の音以外のスペックを比べると重量は117/199キロ、奥行は95/112cm、そして価格は78/152万円となっている。152万円ということはなんと小生の持つGC1SNの現在の価格よりも少しだが高い!音源は5種類(ピアノは2種類)と、このあたりは手堅く音質を追及というわけか。大きさ、重量、価格を考えて生GPではなくN3を選ぶ購買層とは一体どんな人達だろうと不思議な感じさえする。まぁコブリンが言うように生のように当たり外れがない(苦しいコメントですね)とか調律のランニングコストがいらないとか正当化できる大きな理由は見当たらないのだが。。。