チエちゃんの昭和めもりーず

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下町ロケット/本

2016年10月01日 | 
著者:池井戸 潤(小学館)2010年

昨年、TBSでドラマ化された時にかなり視聴率高かったのに見逃してしまったので、原作で読んでみました。
同じ池井戸氏原作の「半沢直樹」は観てて、あれと同じノリですね。
ハラハラ、ドキドキさせられるけど正義と悪がハッキリしていて、楽しめる痛快小説かな!?

佃 航平は、7年前、父親の死に伴って家業の佃製作所を継いだ。
前職は、宇宙研究開発機構の研究員という変わり種だ。
中小企業の台所は苦しく、大手取引先からは取引終了を通告され、銀行からは追加融資を渋られる。
その矢先、大手ライバル企業 ナカシマ工業から特許権侵害の訴訟を起こされる。
第1回口頭弁論で、顧問弁護士田辺は専門外の裁判に歯が立たない。
このままでは、訴訟が長引き、資金繰りができずにに倒産してしまう・・・
そこで、銀行からの出向経理部長殿村は顧問弁護士を替えることを提案する。
航平は妻の推薦による神谷弁護士を頼ることにする。
その頃、宇宙ロケット開発事業を行う帝国重工では、ロケットエンジンの重要な部品であるバルブの特許権が佃製作所に先を越されたことを知る。
新たな部品の開発をしていてはロケット打ち上げに間に合わない。
佃製作所の内情を調べた帝国重工は、特許権を安く買いたたこうと画策を始める・・・


航平役、私のイメージでは阿部寛さんじゃないんだけどなぁ
おもしろかったので、下町ロケット2も図書館に予約しました。