(飯田線旧形国電シリーズに加わった3両)
いよいよ充実してきた飯田線戦前型旧形国電ですが、直行編成としてクハユニ56を含む3両編成が発売されました。
(パッケージ)
4両が収納できる紙ケース(中身は発砲素材)としての販売です。
別売りの飯田線車両ケースに入れ直しての保存が良さそうです。
(初の51系車体の製品化)
クモハ54002の実車は、クモハ51として製造されていたものが電動機の出力アップによりクモハ54と変更された経緯があります。
(クモハ54002)
これまでにKATOから発売されたクモハ54形は、クモハ60をセミクロスシート化した100代ばかりでした。
今回の正調51系は客ドア間の窓が6枚となっています。
(42系の3扉化改造車クモハ50)
42系2扉のクモハ43を横須賀線時代に出力アップ・3扉化したのがクモハ50です。
(クモハ50002)
製品では、クモハ50002がモーター付きです。
直行の3両編成では中間に入る車輌ですが、製品はヘッドライト・テールライトともに点灯します。
(ノーシルノーヘッダーのクハユニ56)
クハユニ56は、クハニ67として製造された車輌で、後にセミクロスシート化および郵便室が設置されてクハユニとなりました。
(クハユニ56002)
以前発売されたクハユニ56011とは出自を異にしており、窓割にも違いが見られます。
(クモハ54002、クモハ50002、クハユニ56002)
3連での運用のほかに、2連を連結した5連での運用もありました。
クモハ50002は1978年に廃車となりましたが、クモハ54002とクハユニ56002は1983年まで残り、119系などとの共演も見ることができました。