HAPPY MANIA

おいしい、まいにち。
あじわう、せいかつ。

せつなくかなしい、憤るできごと。

2005-07-09 22:43:00 | ♪DIARY♪
ロンドンで、テロが起きた。

何人もの人が亡くなり、
多くの人が、嘆き、悲しみ、不安にさらされている。

こんな理不尽な死は、あってはいけない。

心から、そう思う。



いま、世界で「ホワイトバンド」という運動が行われている。

3秒に一人、貧困から子供が死んでいる。
この状況を変えるには、お金だけでなく、
多くの声、人々の「意識」が重要な意味を持つ。
その、意思表示として「ホワイトバンド」を身につけよう。

という、趣旨の運動。


世界の貧困の差は、広がるばかり。
貧しい国の子供達は、生きたくても生きられない。

民族間の争いは絶えない。
その争いのために、罪のない多くの人の命が犠牲になる。

そんな現実を、ただただせつなく思う。
涙がでる。


今回のロンドンでの、G8サミットでは、
世界の貧困克服とそのためのアフリカ支援について、
話し合われる予定だった。

テロの影響なく、話し合われることを望むばかり…


こんなことは、いつまで続くのだろう。
助け合って生きていくことは、不可能なの???

どうすれば、終わるのだろう???


少し前に、「生命農法」という独自の農法を実践されている、
高橋丈夫さんのお話を聞く機会があった。

宇宙と生命の成り立ち(人も植物も、あらゆる全ての命)の関係。
その繋がり。
とても、興味深いお話ばかりだった。

その後に、食事をしながら高橋さんとお話ができて。

「大学を卒業したら、とにかく日本をでたかった」
とおっしゃる高橋さんに、
「日本はだめ、ですか?」とうかがった。



だめでは、ありません。
日本は「神道」の国です。
八百万の神がいて、あらゆるものに神がやどる。
その神々に感謝する民族の国です。
だからこそ、様々な宗教を受け入れることもできるのです。

これから、民族間、宗教間の争いは、ますます増えるように思います。

これを救えるのは、日本だけではないかと思うのです。
日本が重要な役割を担っていくと思います。


と、高橋さんは答えて下さった。


わたしたちが、この問題を解決できるかも知れない。
わたしたちにしか出来ないことが、あるかも知れない。

何か、小さな希望や光が、ほんの少し、見えた気がした。


それでも、考えてしまうのは。

生きたくても、生きられない。
生きていたかったのに、命を奪われてしまう。

そんな、多くの悲しみの裏側で。

自ら命を絶つ人がたたない、という、日本の現実。

命は、乾電池みたいに、
入れ替えも、交換も、使い回しも、できないのに。
もしも、できたなら、
「命の有効活用」は可能なんだろうか???


複雑に絡まってしまった糸は、いつ、ほどけるのかな???
そのために、わたしは、何かできるのかな???

ただ、
その「意識」を持ち続けることだけは、
忘れずにいたいと思う。

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