【台北】阿妹茶酒館（九イ分）

九イ分と言ったら、この階段。

昔、この辺りは炭鉱で働く人たちのための
花街だったのだとか。





今でもそんな風情が残っていて、
夜は提灯に灯りがついてそれはそれはきれいらしい。

「非情城市」の舞台になった場所でもあるので、
必ずどこかで観光客が記念撮影しています。

って、わたしもそのうちの一人ですけど…。笑





どこかでお茶をいただこうと思って選んだのが、
阿妹茶酒館。

「千と千尋の神隠し」の舞台になったと紹介されることが多く、
（このお店でいただいたポストカードにもそう書いてあったけれど…）
宮崎監督がそうおっしゃったことは、ないらしい。笑





そんなことはさておいても、
眺めがよくて、とても素敵なロケーションです。

お茶のフロア、お食事のフロアに分かれているようですが、
この日はお天気もよかったのでテラス席へ。





ちょうどお昼時だったからか、
混みあうこともなく、のんびり。

台北周辺の観光地ならどこに行ってもそうですが、
こちらも日本人率高めです。





茶葉、たっぷり。

飲みきれない場合はお持ち帰りできますので、ご安心を。





一煎目のお茶を注ぎ、
急須の蓋を開けたときの
ふわっと漂う茶葉の香りが大好きです。

茶葉は、凍頂烏龍、って言ってたかな。

この日に限ってかもしれないけれど、
おすすめを選んで、みたいな感じでした…笑





オリジナルの茶器もいろいろあるようで、
購入もできるようです。

売場は見ずに出てしまったので、多分…。





お茶うけ、いろいろ。

これは、梅をお砂糖で漬けたもの。
酸っぱいけど、甘い。





わらび餅、としか思えない。
正式にはなんて言うんだろう？

味はまさしく、わらび餅です。





冬に来たときにもお土産で買って帰った、
落雁のようなお菓子。

うぐいす豆をすりつぶした粉でできています。
個人的には、これがいちばんお茶に合う気がするな。





胡麻のお菓子。

こんな味だろうな、って通りの味でした。笑


きっと、九イ分でお茶をいただくなら、
阿妹茶酒館
九イ分茶坊
水心月茶坊
この3つのうちどこか、だと思います。

どこも、甲乙つけがたそう。

次に来ることああれば、夜に。
お茶館でお食事もいただいてみたいな。



阿妹茶酒館
台湾新北瑞芳鎮崇文里市下巷20号
02-24960833