運命の糸

「運命の糸」なんて。
なんでそんなことを急に考え出したのかというと。

ずっと使っていなかった鞄から、
ずいぶん前にいただいた名刺がでてきたからなんだけど。


それは、とある繁華街で開業している先生の名刺で、
わたしはその当時の上司と一緒にその先生に会って
銀座アスターで食事をごちそうになって
お土産に代官山小川軒のレーズンウィッチをいただいたのでした。


先生は、いまごろ、どうしているのかしら。
その頃、わたしが受け持っていたこども達も、
きっと大きくなったんだろうな。

なんて。
ちょっぴりしんみり思い出に耽ってみたりして。


「運命の糸」は「出会いの糸」だと思っていて、
その繋がりや結び目にはとても興味があります。

その糸は、
自分の意識しないところで繋がっていることもあるし、
堅く結んだつもりでも簡単にほどけてしまうこともあるし、
それはわたしにとって底知れない不思議さです。

ただ、これだけは言えるのは、
どんな出会いにも絶対に意味があるってこと。



最近、わたしは働く環境が変わったので、
“出会ってばかり”の人達の中で日々発見の毎日です。

○○さんはコーヒーが飲めない、とか
今はそんな些細なことだけれど、
少しつづいろんなことを知って親しくなっていくのでしょう。

そして、きっと。
その人達との関係の中で、
今まで知らなかったことを知ることになるのだと思うの。
それが、「出会った意味」だから。


世界の人口が６億４千万人いて、
出会える人の数はそのひとつまみにも満たないです。
ほんとうに、ほんのほんのちょっぴり。

だからこそ、
出会いは財産だな！と確信できるし、
出会えた人との縁をずーっとたいせつにしたいな、と思います。


しばらく会っていない友達に、
さっそくメールしてみようかな♪