HAPPY MANIA

おいしい、まいにち。
あじわう、せいかつ。

COFFEE&CIGARETTES

2007-02-24 23:24:20 | ☆MOVIE☆



「COFFEE&CIGARETTES」を見ました。
日本でもマニアックなファンを持つ、
ジム・ジャームッシュ監督の11本の短編集。

コーヒーとタバコのある、11の場面。

3本目の「カルフォルニアのどこかで」という作品は、
カンヌ映画祭の短編部門のパルムドール賞を受賞しています。


「双子」では、
映画監督のスパイク・リーの妹と弟が共演していたり、
「いとこ同士」では、
ケイト・ブランシェットが一人二役を演じていたり、
話題性には事欠かない映画だと思うのですが。

かなり、まったり、退屈な映画です。

わたしは、退屈な映画、というか、
フランス映画によくある淡々とした映画というか、
そういう日常を切り取っただけの映画って
とても好きだったりします。
(切り取った“だけ”とは言うけどこれは至難の業!)


一番最後、11本目の「シャンパン」は、
廃墟の片隅みたいな店でコーヒーを飲む
老人2人のお話なんだけど。

  「このコーヒーをシャンパンだと思おうじゃないか」
  「なぜだい?」
  「人生を祝うのさ」

こういう掛け合いがあって。
そのシーンには、
生きることの喜びや悲しみ、輝き、
全てを通り抜けてきた哀愁みたいなものが満ちている。



コーヒーには、不思議なストーリー性があるでしょう?

学生の頃付き合っていた彼は、
一日1杯はコーヒーを飲まないと気が済まないくらいの
コーヒー好きな人で。
初めて家に遊びに行ったときには、
「彼女はコーヒー苦手だから紅茶にして」
とお母さんにこっそり伝えていた。

コーヒーのお店に行くと
紅茶をオーダーするのが申し訳ないような気がして、
わたしはコーヒーフロートばかり飲んでいた。

今では、エスプレッソだって飲めるもの。
大人になったものだなー、なんて。


誰の心の中にもきっと、
そんなコーヒーにまつわる思い出があるんじゃないかな。

それは、「思い出」というだけで、ちょっぴりほろ苦い。


コーヒーを飲みながら。
頬杖をつきながら。
時々、キスチョコでもつまみながら。
まったり見るのがおすすめです。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私もコーヒー駄目です(苦笑)。 (白い巨頭)
2007-02-25 00:20:08
私はコーヒーは1日1杯にしています。
沢山飲みたくなるときもありますが、沢山飲むと胃は荒れるわ、イライラしてくるわ・・、しかもまた飲みたくなる、ということで自主規制。


ということで1日1回飲むコーヒーはある意味切り札にしているのです(笑)。
返信する
☆白い巨頭さんへ☆ (CHACO)
2007-02-26 22:29:12
わたしはもっぱら、ラテorカプチーノです。
・・・1日1杯飲むコーヒーは切り札なんだ☆笑

コーヒーを飲むのはあまり得意じゃないけど、
コーヒーの香りはだいすきです。
わたしの会社は朝一番に来た人が
コーヒーメーカーでコーヒーを作るんだけど
その役目は結構すきだったりします。

でも、一番好きなのはロイヤルミルクティーかな。
特に西洋銀座のロイヤルミルクティーには目がないです!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。