HAPPY MANIA

おいしい、まいにち。
あじわう、せいかつ。

横浜トリエンナーレ 《新港ピア》

2008-11-11 23:17:10 | ☆ART☆
横浜トリエンナーレのメイン会場のひとつが「新港ピア」





新港ピアは、今回の横トリのために新しく建設された展示場。
新港ふ頭の先端に建てられました。

新港ふ頭は古くから横浜の湾岸業を支えてきた重要な拠点なんですって。





天井高12m。

天井から光が差し込む、開放的な空間です。





これは「くまとねずみ」なんだけれども、
どうみてもパンダにしか見えない…笑

この、くまとねずみがでてくるフィルム作品と対になっています。

写真では分からないのが残念だけど、
二匹のおなかがふくらんだりへこんだりしているの。
家に連れて帰りたいくらい、かわいかった~。





「見ざる、言わざる、聞かざる」という題の、
シルバ・グプタさんというインドの女性アーティストの作品。

グプタさんの作品は社会問題を示唆するようなものが多いそう。

この作品が、インドの若い女性によるものだということが、
新しい意味をもつような気がします。





このゆらゆら揺れる鏡のモービル。
実は、スピーカーなのです。

鏡の前に立つと、うっすらとノイズのような音が聞こえてくるの。
たまたま居合わせた誰かがわたしと同じようにスピーカーの前に立つと、
今ここでしかあり得ない共鳴が生まれます。

今、ここにしかないアート、になるんですね。





「BABY MARX」という映像作品で使われていた人形たち。

どこかで見たことがないかな??
そう!
ひょっこりひょうたん島!

「BABY MARX」は、
「門外不出の古い書物をレンジでチンしたら、
 昔のヒーローたちがよみがえっちゃいました!」
みたいな、人形のかわいさに反してなかなかシュールな内容で
かなりおもしろかったです。

“モーターサイクル・ダイアリーズ”を見てばかりだったので、
チェ・ゲバラがいたのがちょっぴりうれしかった♪



この《新港ピア》では約30人のアーティストの作品が展示されています。
カフェやミュージアムショップもあって、
この日も多くの人で賑わっていました。

カップルや小さな子供を連れたご夫婦がいたり、
年配の方もいたりと、
老若男女それぞれに楽しんでいる様子がすごくよかったな。


アートに触れることは、
きっと、心の栄養、感性を育む糧になるのだとわたしは思っていて。

個人的には“必須脂肪酸”のひとつに加えたいくらいです。笑




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