直島 家プロジェクト（香川県/直島）

直島の本村地区で展開されている「家プロジェクト」





「自然とアート」から「人」に焦点を当て、
生活圏の中で展開していくこのプロジェクトは
日々変化していく有機性が楽しみ方のひとつなのだとか。





南寺

この場所には、かつてお寺が実在したそうです。

ジェームズ・タレルの作品のサイズにあわせ、
安藤忠雄設計で作られた建物。

どんな作品なのか、
ぜひ体験していただきたいので詳しくは書きません。
はじめ、おそるおそる、その後、なるほど、
みたいな感じ。





家プロジェクトの作品ではありませんが、
南寺のそばにある
ANDO MUSEUM





この塀の作品が目印。





築約100年の木造民家の中に、
打ち放しコンクリートの空間が広がります。

不思議な、
見ようによっては少々強引な、印象です…笑

その空間には、今まで安藤忠雄さんが手がけた
直島の作品の資料などがおさめられています。





この壁の切り方は、まさに安藤建築、ですよね。





時には、こんな山道を歩いたりして、
ハイキング気分。





護王神社

江戸時代から祀られている護王神社の改築にあわせ、
杉本博司さんが設計。





石室と本殿とはガラスの階段で結ばれています。

石室にも懐中電灯を持って入ることができますよ。





はいしゃ

かつて歯科医院兼住居だった建物を、
大竹伸朗さんがまるごと作品化。

大竹さん、と言えば！





宮浦港そばにある「直島銭湯　I湯」
実際に入浴できるアート作品です。

中に象がいます。
トイレがスケルトンです。

もちろん、銭湯なので撮影禁止！笑





前には金魚が泳いでいたり、





怪しげな、タイル。笑

ここはぜひ、めんどくさがらずに入浴していただきたい。
混んでいるときはずいぶん待つようですが、
こんな銭湯ふたつとないと思うので。





石橋

明治時代、製塩業で栄えた石橋家。
中には千住博さんの作品が飾られています。





直島では古くから製塩業が人々の生活を支えていたそうです。

直島のお土産物でも、
塩を使った商品がいろいろあるのはそのためなのですね。





街のところどころに、アートが。

そのほか、
今回の旅で気になる度がぐぐっと上がった須田悦弘さんの
「碁会所」もうかがいました。

完全予約制の「きんざ」は、
申し込んだ時点で予約がいっぱいで今回は訪問できず。
次回、リベンジしたいです。


家プロジェクトをぐるっとまわってみて、
“生活圏の中で展開していく有機性”が分かった気がしました。

すれ違う方と挨拶を交わしたり、
ボランティアの方とお話したり。

素敵な「島時間」を過ごすことができました。



家プロジェクト
本村ラウンジ＆アーカイブ
香川県香川郡直島町850-2
087-840-8273