気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

白秋を呼ぶ

2009-03-25 00:49:33 | つれづれ
夕ぐれの書架にならびて寡黙なる白秋を呼ぶひとさし指で
(近藤かすみ 短歌2009年4月号公募短歌館 大下一真選特選・香川ヒサ選秀逸)                   

時雨ふる古書市に買ひし百円の茂吉ふくれて函より出でず
(近藤かすみ 短歌2009年4月号公募短歌館 花山多佳子選秀逸)

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角川短歌の公募短歌館で、初めて特選にしていただきました。
白秋の歌は、三枝浩樹先生には佳作にしていただきました。
公募短歌館の特選がずーーーっと取れませんでした(涙)
もう諦めかけていたのですが、敬愛している香川ヒサ先生が選者なので、その三か月だけは・・・と思って応募しました。正直、嬉しいです。



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