気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

くすのき

2006-03-16 00:10:48 | つれづれ
なよたけのひともゆきしかながらへて夭(わか)き死にあるフォルテの世紀

知命をまたずひと逝きしかなかのひとの声音(こわね)の記憶あたらしけれど

(山中智恵子 玲瓏之記)

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山中智恵子が、「悼 永井陽子」として作った一連から。
画像はくすのき。「季節の花 300」さまからお借りしました。


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