気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

本当はちがうんだ日記 穂村弘

2005-09-28 22:04:59 | つれづれ
恋人が凍りつくわがはつもののしらがはなげを手渡した朝
(穂村弘)

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穂村弘「本当はちがうんだ日記」(集英社)を読む。
現実に馴染めなくて、40歳代になりながら独身で主食は菓子パンだったという穂村さんも、歌人・エッセイストとして着々と活躍。この本の172ページに「・・・、妻が私の手元を指さしている。」というのがある。あ、よしだかよさんだ。そう言えば、ミナト点鼻薬というのがあったが、このキャラクターが穂村さんそっくり。髪型はちょっと違うけど。

うちはまだ短歌人10月号届きません。「届」で一首作らんとあかんけど届かへん。

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