気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

雲ケ畑まで 発売中

2013-03-07 23:58:04 | 雲ケ畑まで
特急の電車シートの沈みつつ夜に紛れる ひとりが好きだ

ああ、また、ほら、喋つて止まぬ人が居るあれはさう、もうひとりの私

手をふつて別れたときの表情をおもふのだらう つぎに逢ふまで

(近藤かすみ 『雲ケ畑まで』)

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短歌人2月号では『雲ケ畑まで』の批評特集を、3月号では表紙ウラのページで、紹介をしていただきました。
2月号の執筆者は、魚村晋太郎さん、田中教子さん、内山晶太さんのお三人です。

3月号には紹介文が付いているのですが、これがなかなか褒めていただいていて、ありがたいことです。署名はKと書いてあるだけ。編集委員の中でイニシャルKは三人。どのKさんかは知りませんがありがとうございます。

鱧と水仙40号でも、書評を小島ゆかりさん、中津昌子さんに書いていただきました。

『雲ケ畑まで』絶賛発売中です。コメント欄に書きこんでいただければ、販売いたします。

(画像は、去る2月9日の批評会で、香川ヒサさんから花束をいただいているところ)