いつの間にか、オリンピックまで1ヶ月を切っていました。
そして、いつの間にか、なし崩し的に、オリンピックは開催されることになっていました。国民の大多数が反対しているオリンピック。世界各国からコロナウイルスが運ばれ、日本は感染の坩堝になることでしょう。
宮内庁の西村長官は定例会見で「天皇陛下がオリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大に繋がらないかご懸念されている」と述べたのも、私と同じ考えからだと思います。
というか、天皇制の日本で、天皇陛下が憂慮しているオリンピックを強引に開催するってどうなのよ?
これって、第二次世界大戦の際、天皇陛下は消極的だったのに、軍部が強引に戦争に突入して自滅したっていう構図となんら違わないと思うのですが。
「象徴天皇がオリンピックに口出しするのは遺憾だ」って言う人もいるかもしれません。しかし、日本の象徴だからこそ、多くの国民が憂慮しているオリンピックを、国民を無視して開催することを懸念していらっしゃる。そして、それを口にできないから、やむなく宮内庁長官が拝察したのではないでしょうか?
専門家の意見も無視され、強引に五輪開催に持ち込む手法。これって、当局の力に屈して廃刊となった「リンゴ日報」と何が違うのでしょう?香港でも、日本でも、市民の声は反対なのに、政府の力でねじ込まれてしまう・・・
酷いよな、、、