食べログで
愛知の中国料理の百名店を見ていたところ、なんと、安城市民のソウルフード「北京飯」を提供している
「北京本店」が百名店に名を連ねていることに気が付いた!
一方で、同じ食べログで
「愛知 中華料理人気ランキングTOP20」を選んでみると、「3位 味仙今池本店」「4位 味仙矢場店」「15位 味仙中部国際空港店」に挙がっている。にもかかわらず、中華料理の百名店に選出されていないってどういうこと?
名古屋で中華って言えば、誰がどう言おうと「味仙」を外すことはできないし不可能である。味仙ってキーワードに気が付かず、名古屋の単身赴任生活を終了できたなら、余程の中華料理嫌いか、コミュニケーション嫌いか、テレビを見ず、外出を控えた人だろう。「みそかつの矢場とん」「台湾ラーメンの味仙」「ラーメンの寿がきや」を抜きに名古屋は語ることはできない。でも、過去はさておき、現状の食べログ百名店の「とんかつ」「中国料理」「ラーメン」にドミナント出店方式を貫くこれらのお店は出てこない。
いや、今調べたら「とんかつ まい泉 青山本店」もランキング外ではないか!私は好きではないが、「まい泉」は箸でも切れるやわらかいとんかつとして、昔っから有名だったし、大学卒業後、東京勤務となった私が、最初に取った有給休暇で食べに行ったのも「まい泉」である。今でこそ全国展開しているが、当時は青山に行かないと食べることができなかった。
本当、食べログの情報だけに頼るのは危険だし、食べログの名店だけ押さえるのは、食通とは言えない愚行である。私の場合、行ったお店が、その後続々と百名店になっていくのだから仕方がないのだが。
無論、食通ぶるつもりもないし、自分が美味しいと思えば、食べログの点数関係なく食べ続ける。家内からは固食って言われているし。でも、やはり、「郷にいては郷に従え」の通り、その土地での有名店は行っておいた方が話題ができるし、そのお店を基準に他のお店の評価をすることが可能となる。
そんな不可解なランキングを信奉し過ぎるのは愚の骨頂。無視する必要はないけれど、参考程度にしておかないと痛い目にあうやも。以前も言いましたが、名古屋の食べログランキングベスト20を制覇したからと言って「名古屋のとんかつを見切った」とか、寿がきや行きゃせんに「名古屋のラーメンは概ね食べつくした」とか言ったら痛い目に遭うどころか、痛い人扱いになってかんわ。