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LUNACY

cygnus' blog

『ドリーマーズ』

2004-08-16 02:09:12 | 映画
@新宿武蔵野館。15日夜。

ベルナルト・ベルトルッチ監督作品。フフフ。私が、この監督の作品が日本公開されるなら見逃すわけないじゃないですか(笑)←大袈裟(笑)。
そう。あの『ラストエンペラー』の監督さんです。あと『ラスト・タンゴ・イン・パリ』とかが有名。
が、どうも、今回のは、東京で4週間の公開で終わり。つまり、商業興行的にはコケタ可能性アリ(笑)。

舞台は仏蘭西1968年。フランス人の双子姉弟(大学生)が近親相姦チックになっているところに、美青年アメリカ人留学生が入り込んできます。3人が互いに愛し合う奇妙な関係が、退廃的に進みます。

この映画は好みが分かれると思うし、自分でも評価がまだ定まりません(笑)。どうなんだろねぇ。
とりあえず、人にプッシュはしません(いつもの台詞(笑))。退廃的な、つまり、デカダンス大好きな人に対してであっても、「デカダンは十分あるけれど、期待しすぎない方がいいよ」といいそう(笑)。いや、悪くはないんだけれど....。
あと、確かに、ルーブル美術館駆け抜けシーンなんかいいんだけれど(笑)。あと、入浴シーン(笑)。

あと、ベルトルッチ的『ニューシネマパラダイス』って感じもあります(ジュゼッペ・トルナトーレに対抗したのかどうかは知らない(笑))。
だから、映画史に関する知識があれば、結構、それはそれで愉しめます。引用がかなりありますし。というか、映画史や20世紀文化史の知識が、ある程度ないとつらいかな。壁写真にもマレーネ・ディートリッヒが出てきたりしているし。あと、ユジューヌ・ドラクロアの『民衆を導く自由の女神』の模写が主人公の部屋の壁に掛けられているんだけれど、顔がマリリン・モンローになってたりして、ちょっと笑えるんだけれど....。

エンディングスクロールが、上から下に流れて笑った(笑)。
それから、ぼかし入れすぎ(笑)。アメリカやフランスだったら、今回のこの映画のような場合だったら、入れないぞ(笑)。
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『盤上の敵』

2004-08-16 01:55:26 | 新体操・ダンス・バレエ
@青山劇場。15日マチネ。

2階席だったんだけれど、2階席はガラガラ。大阪公演では埋まっていると良いな。関西出身のダンサーもいるしさ。

すぐソバの席に、どこかのバレエ団の若手ダンサーと思われる人発見。どっかで観た気がするんだ。でも、どこの誰か思い出せない~。つか、何で、関係者席でなく、こんな2階後方の貧乏人席で観てるんだ(笑)?

観客オトコすくないね(笑)。まぁ、これはいつものことだ(笑)。昨日の『お気に召すまま』だって、「業界人」と「奥様に連れ来られたダンナ様」「彼女に連れ来られた彼氏」を除いた男性観客、つまり、自分で舞台情報チェックしてチケを取ってきた男性はどれだけいたか(笑)? で、バレエだから、観客における男性少数派の度合い普通の演劇の上を行くわけです(笑)。

西島千博さんが主役で相変わらずカッコイイけれど、他のダンサーもみんなレヴェル高くて、誰も動きが滑らかなんだけれど崩れないっていう感じでスゴイよ。ダンスを追っかけているだけで十分楽しかった。音楽も(オイラ的には)十分満足。ストーリーわかんなかったというか、ストーリー無視してダンサーの踊りに惚れ込んでた(笑)。

個人的には、平野亮一くんを観ていて「オトナになったわねぇ」ってオバサンモード(笑)。前見た時はまだ「カワイイ」というイメージだったのに。なんか大人びた感じ(笑)。あ、あと張縁睿[Cho Enrui]くん。遠目で見たら井上ヨッシーにちょいとだけ似ている感じがした(笑)。服部有吉くんも注目だね。

やっぱり、ボクのアタマは、踊りモノでもトロケられるようだ。そんなことを再認識。
暇と時間があって、顔がソレ向きだったら、ダンス教室通ってもいいかもと思っちゃうモン(笑)。
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『お気に召すまま』

2004-08-16 01:54:52 | 舞台[その他]
@彩の国さいたま芸術劇場大ホール。8月14日ソワレ。

若手三人が演技をすごく頑張っているのが良かった。成宮くん&月川くんはキレイだし、小栗くんはカッコイイし。

冗長なところも多いけれど、ストーリーはわかりやすい。
happy endingもOK。♪おとぎ~ばなし~だから~(笑)。(←『ハートをWASH!(by 永井真理子)』風(笑))

音楽が、場面にそぐわなかったりする(ex. 歌を歌うシーンで全然違う音楽が大音量で流れる)のは???だったけれど。
ワーグナーはまぁ合っていたと思う。『パッヘルベルのカノン』『主よ、人の望みの喜びよ』『結婚行進曲』とか、なんか選曲が安易だよなぁ(笑)。蜷川さん、もっと音楽のセンス磨いてよ(笑)。

で、最悪だったのが、ラストに上から降りて出てくる福笑いキャラの背景画。
あれで超興ざめ。のめり込んでいて、すっごく良い評価の演劇だったのに、一度に怒りがこみ上げてきました。
もう、何なのよっ、あれはっ!!

あぁぁぁ、あの福笑い3体さえ無ければ、さえ無ければあぁぁぁ(悲痛の叫び)。
本当にもう一回観てもいいかなって思ってたのよ。あのシーンまでは。
12月の日生劇場『ロミオとジュリエット』が不安になってきた(笑)。

p.s. 『結婚行進曲』聞くと、ピアノ弾いているノリで指が動く(笑)。
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