LUNACY

cygnus' blog

アンドレア・バッティストーニ指揮「アイーダ」神奈川県民ホール

2018-10-21 00:37:04 | ピアノとクラシック
結構、あちこちのホールに行っている方だと思うけれど、ついに、神奈川県民ホールにまで行ってしまった感w。
そして、1年に2度もアイーダを観てしまった。

しかし、やはり、僕のお気に入りバッティストーニが、イタリアオペラをやるっていうんなら、観に行かねばなるまい。
しかも、『アイーダ』ですよ。
公演を、観ても、自家薬籠中のモノとしているんだろうなぁと感じました。

まず、最初に、企画した神奈川県民ホールなどなどの団体にお詫びしなくてはならない。
何故かというと、チケットも新国立劇場より安かったし、あまり、期待していなかったのです。
しかし、オペラとして本寸法ものを提示してもらったというか、衣装も舞台装置もちゃんとしていて、
チケット代(プラスちょっと)はしっかり還元して頂きました。
何より、アムネリス。僕がいままで観たアイーダ公演の中では、一番佳かったです。
福井ラダメスも安定感あって、安心して観ていられました。

普通のトランペットでごまかされるかと思っていた、凱旋の場でのファンファーレ。
しっかり、アイーダ・トランペットを使っていてうれしい。
しかも、今回は、1階席やや後方だったので、吹手のラッパの向きがダイレクトに僕の方を向いていて、迫力に満足。

バッティストーニ。
第2幕から、もう、跳ねってるし(笑)。
凱旋行進曲での、タメの作り方というか、ポーズの入れ方、リタルダントのかけ方、巻き方が、やはり、「ぽい」感じでしたね。

それから、アイーダを何回も観た(ディズニーミュージカルも含め)から、ストーリーが頭に入っているから、字幕を見ずに歌とお芝居に注目できるようになってきた。オイラ、エラい(違)。


これは、蛇足だけれど、東京フィルの今後のフライヤー見て思ったけれど、バッティストーニは、もはや、完全に、日伊友好の架け橋そのものの仕事人になったなぁ。
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