LUNACY

cygnus' blog

『氷の花火 山口小夜子』

2015-11-15 23:01:05 | 映画
イメージフォーラム

モデル(からスタートしてそれを軸に表現を追求し続けたアーティストの)山口小夜子の生涯をふりかえる企画。
佳いドキュメンタリー映画でした。
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飛鳥紀行(2015.11/7(sat))

2015-11-15 00:11:26 | 街・散歩・小旅行
国宝高松塚古墳壁画修理作業室公開見学が当たったので、行ってきました。
そのついでに、明日香村というか飛鳥観光もしてきました。その記録です。

まず、あべの橋から近鉄に乗って、飛鳥まで。そして、レンタサイクル。
レンタサイクル屋のオバチャンがいかにも関西のオバチャンで、お節介やきたがり。
「あんたわざわざ東京から来たん? 今日、高松塚の修復公開しているから是非見ていき~(後からわかったことなのだけれど、申し込みはそこまで多くなく当日飛び入り参加が余裕でokな回が多いw)」
「いやいや、その高松塚の公開のために来たんですわ。午後3時からです~。」
「あぁ~ほな、飛鳥をグルッと先廻ってきたらよろしいわぁ」
と、こっちも、うまく請け合って流すw。

まずは、欽明天皇陵を見て、その後、甘樫の丘あたりをさらりと駆け抜けて、
飛鳥寺・飛鳥大仏へ
鐘を鳴らしているひとが多いw。そこには、
首塚(蘇我入鹿が殺されたところ)もあります。

次に、飛鳥資料館(奈良文化財研究所)へ。
「キトラ―古墳と天の科学―」展。
高松塚と同様に、壁画が素晴らしいところ。天井には天の図が描かれています。
今回の公開とタイアップした感じで、合わせてみるのによいかと。
昨年かな?上野の東京国立博物館で観たものの復習という感じ。

レンタサイクル。これ、電動機付きじゃない(泣)。
坂を必死こいて登ってちょっと下って、頑張ってたどり着いたのが、

石舞台古墳
蘇我馬子の墓と言われていますね。
昔は、この石の上に登ることができたのだとか。今はダメ。
この石組の中に入ることができます。外からの光が入ってきて、洞窟とはちょっと違うかな。
幅はないけれど、奥行きがあるところでした。

ここで、お昼ご飯を食べてしまって、次は、

橘寺
聖徳太子ゆかりの寺。ここら辺で聖徳太子が生まれたとされているようです。馬の像があります。
仏事が行われていて、入れない建物がありました。

天武・持統天皇陵
丘の上にあります。階段登ります。でも、気分は里中満智子「天上の虹」←読んでないけれど(笑)。

そして、国営飛鳥歴史公園・高松塚周辺エリアに到着。

まず、予習がてら、高松塚壁画館を観た後、
高松塚古墳(埋め戻し)へ。

ちょっと道に迷ったけれど、公園の少し外にある
文武天皇陵。

そして、公園へ戻って、飛鳥歴史公園館の前の受付へ。


国宝高松塚古墳壁画修理作業室見学

コレが、今回の旅行のキモです。
今年は、星宿図が見学者からよく見えるところに置かれます(フライヤーの「初公開」の意味)。
セミナー室で10分レクチャーが駆け足で行われて、修復室へ。
入り口で小さいオペラグラスが渡されて、窓越しに見学します。通路から大きな窓(3ヶ所)を通して修復室を見学します。これが、たったの10分w。
この10分のために東京から行きました(爆)。

修復は10年かけているとのことだったけれど、1300年クラスのものをたったの10年で修復片付けられるのかい?と逆に思ってしまいました。
また、絵の中の女性の衣装の色使いパターンがおかしくなっているところがあるのですが、結局、現在の知見では1300年前の絵描きさんの凡ミスということらしい(笑)。
星宿図のキラキラもちゃんとわかりました。←結構、見づらいのです。

その後、レンタサイクル返したら小雨もぱらついたりして、そそくさと飛鳥駅へ。
近鉄のローカル線乗りつぶしたりしながら奈良市内の宿へと向かいました。おしまい。
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