LUNACY

cygnus' blog

『ゆれる』

2006-08-16 09:47:56 | 映画
@銀座テアトルシネマ
アミューズはキャパ小さいだろうから、こっちで観たけれど、混んでいました(笑)。

今日観た三本の中では一番よかったですo(^-^)o。

香川照之が、垢抜けない純朴な兄。
オダギリジョーが、都会に出た洒落てる弟。
譲る人生の兄に、得る人生の弟。

兄弟姉妹がいるいないに関わらず、考えさせられるストーリーの映画。
うまくいくようでいかない、理解りあえるようであえない。
些細なことで事故が起き、些細なことで確執が悲劇を導く。

香川サンが汚れ役を好演。持っている雰囲気を活かしたキャスティング。
伊武雅刀や、新井浩文がワキをひき締めてます。
木村祐一の悪役もOK。
オダギリも、昔からみたら、演技が熟れてきたよね。

技術的なトコロでは、ずっと固定ばかりのカメラを、ときどき手持ちにして、アクセントつけていて効果的。
成功→オダギリジョーが面会時にキレる場面。

とりあえず、この夏オススメ邦画の一本。

今日観た映画は、ハズレはなかったかな♪

☆映画ファンに業務連絡☆

テアトル池袋が今月末にて閉館!!
結構、お世話になったんですよねぇ。

何故か、DOGGY BAGの松尾雄一・光次兄弟出演『ホギララ』観ているんだけれど(恥爆)、公開されたのはココだったよね。
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『水の花』

2006-08-16 09:47:14 | 映画
@ユーロスペース
ぴあフィルムフェスティバル・スカラシップ作品。
木下雄介監督。

腹違いの姉妹が、出会い、母親が同一であることを認識し、別れるお話。ロードムービーテイストあり。

昨年の『空中庭園』と同じく、【家族】がテーマ。

姉妹が、(親や周囲からみて)行方不明になっていても、姉妹には姉妹の世界で日々が広がっているというアタリは、是枝監督『誰も知らない』と似ている感じがしました。
雨のシーンが多いのが印象的。
携帯電話でなく、公衆電話なのも正解だと思いまする。

妹のバレエが姉のピアノと、リズムが合っていると、もっとよかったです。
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『時をかける少女』

2006-08-16 09:46:12 | 映画
大ヒットだけあって、水曜1000円均一も重なって、大混雑。
50分前受け付けになのに立ち見(笑)!!

実際、ファンタジー&エンターテイメントのアニメーションとして成功していると思います。

アレ論理破綻してないか?ってトコロもありましたが(笑)、エンターテイメントの前には、余裕で目をつむることができるレヴェル。

蛇足ですが、物理学科出身として、「時間の矢」の話を思い出したりしました(笑)。
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