BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

フェルト謹製・ディスクブレーキシクロクロス

2011-04-16 22:55:00 | 自転車
昨年のUCIルール改定で、にわかに忙しくなってきたドロップバー用ディスクブレーキ。

いくつか書き記していますが、昨年のユーロバイク辺りだとスティーブンスなどが意欲的でしたね。メリダも作ってきているのですが、機械式です。スラム系はエイヴィッドの機械式ディスクブレーキBB7が非常に良くできているので、それを生かそうと考えていますが、何度も言っているようにディスクブレーキの良さは油圧式にこそあります。シクロクロスのような超マッドコンディションが当たり前の競技なら、絶対の絶対に油圧です。

まあこれもメインコンポはスラムなんですが、フェルトが作っているので許してください。採用しているブレーキはTRP、テクトロです。

いやあ、クラウン周りの余裕さが違いますね!















http://www.bikerumor.com/2011/04/15/felt-debuts-carbon-fx2-cyclocross-bike-leaks-disc-brake-prototype-version-too/#more-30562

肝心のコンバーター部分はステムにタイラップ固定ではなく、アヘッドコラムに固定式になりました。これ大切です。

ローターは、もう一回り小さくしてもいいと思います。制動力とタイヤのグリップ力を考えて。でもマヴィックのクロスマックス29erを使っていますから、チューブレスにしていると考えると、これでも悪くないのかもしれません。

ちょっと重箱の隅をつつくと、今更リヤディスク台座がインターナショナルであることと、フロントディレーラーが下引きであること。

ないない(苦笑)。

ま、簡単に直るでしょうから問題ないでしょう。

アクロス・油圧シフト動画

2011-04-16 22:43:00 | 自転車
お、なかなか滑らかに動きますよ。

Acros A-GE hydraulic gear - Sea Otter from Tri-Ridedotcom on Vimeo.





http://www.tri-ride.com/reviews/review-components/acros-a-ge-hydraulic-gear/

ちょっとむき出しのところが多いので、ブーツとかを被せてあげたい気がします。値段は1599ドル。電動デュラ並みです。

あとアクロスは一応深谷産業が入れているので、ひょっとすると日本に入ってくるかも知れませんね……。

無理か(苦笑)。

2012 ダイアモンドバック・プロトタイプDHバイク

2011-04-16 21:59:00 | 自転車
日本ではイマイチ実感がありませんが、往年の名ブランド・ダイアモンドバックが力を盛り返しています。オールマウンテンバイク・エスケープゴートもその一つです。ま、コメンサルやキャノンデール・モトなどとどこまで違うのかはちと微妙ですが(笑)。

リヤ三角は小さいですけどね。









http://www.pinkbike.com/news/Diamondback-Prototype-DH-Bike-2011.html

これも……、どこかで見たことがあるような……(苦笑)。でも良いバイクである感じはビンビンに伝わってきます。どこかでも書きましたが、各社そろってのフレームデザインのダイヤモンド型への回帰。これはけっして偶然ではないでしょう。空力では様々なアプローチがあると思いますが、前三角&後ろ三角の二つの三角で構成されるダイヤモンドは、乗り手側からも路面側からの負荷に対しておそらく最強に近い形です。

さらにユニットの横置き。フルフローティング以外ではかなりの割合を占めるように成ってきています。フィーリングが解析される時代もそう遠くはないでしょう。

一見するとDWリンク型ターナー・DHRにそっくりなんですが(苦笑)、基本はシングルピボットです。ユニットへの入力にリンクを用いて特性を変化させています。ま、DWリンクまえのDHR03時代とは前三角が異なりますが、サスレイアウトはそっくりです(苦笑)。

日本に入ってくるのは……、まだ先ですかね?

新デオーレXTで気がついたこと

2011-04-16 06:15:00 | 自転車
実は最初に見たときから、キャリパーに何となく違和感を覚えていました。シマノの●ロゴがかっこ悪いというのはさておき、ここ最近のシマノにはない違和感だったのですが、やっと判明しました。そう、トルクスボルトが付いていたんです。●部分は今までならシリンダー用のキャップボルトがあったはずなのに、ない。

そう、おそらくキャリパーボディが、ワンピース構造ではなくなっているのです。上側のボルトがちょっと見えないのですが、上下に線が入っているので間違いないかと。







恐らく差別化の意味合いが強いとは思いますが、新採用のオーバーサイズセラミックピストンのためでもあるでしょう。これでシマノが第三世代から行ってきた、鍛造削りだしワンピース構造というとんでもない技術の結晶はXTRだけに成ってしまいました。新レバーに旧キャリパーはレバー比が異なるので組み合わせられないはずです。ちょっと残念ですなあ。














ホープ・シクロクロス用STIディスクブレーキコンバーター試作中

2011-04-16 05:52:00 | 自転車
テクトロなどとは一線を画すできばえに成りそうです。もちろん値段も……。


http://www.singletrackworld.com/2011/04/hope-technology-a-photo-tour/2/

まだまだ立体プリンターで作っただけの試作品ですけどね。

キャリパー、ローターは文句なしでしょうし、ハブもホープにはあります。あ、ホイールも用意できますね。作り始めましたから。

このフルードタンクをどこに収めるか? それが問題です。ステム内蔵は強度的に心配です。かといってタイラップでくくりつけるのもあまりにもセンスがなさ過ぎます。ふむ、ステムの下側にボルト穴を設けて取り付けるようにしたらどうでしょうね?