BIKEBIND自転車日記ブログ2

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2012 イーヴィル・NEW フルカーボンDHバイク登場!

2011-04-07 21:51:00 | 自転車
こう来ましたか……!

MTBレーシングバイクはXC、DH問わず、カーボン化の道を歩み始めました。

イーヴィルは確かに卓越した開発陣を揃えていますが、正直カーボンに関してはそこまで深いとは思っていませんでした。

それがここまでの製品を作ってくるとは……。

もちろん、すでにあるアルミDHバイクのリヴォルトのサスペンションシステムをそのまま引き継いだデルタシステムを搭載しています。サスペンションデザイナーはもちろんデイヴィッド・ウィーグルです。


















http://www.pinkbike.com/news/Exclusive-Evil-Undead-First-Look-2011.html

• Full carbon front/rear triangle
• Redesigned 7075 double shear Delta linkage with Enduro Spherical bearings
• Integrated fork bumper and cable guide
• IS brake standard
• Removable ISCG05 tab
• Integrated headset ( no headset tools here, just drop the bearings in and go! )
• Internal headset adjustment via eccentric cups
• Integrated removable carbon fender
• Integrated removable Downtube protector
• Integrated removable Downtube shuttle guard
• Rubber chainstay protector not shown


凄いぞ、ジャイアント!

2011-04-07 03:59:00 | 自転車
その所行、まさに巨人


以下引用
【東日本大震災復興支援活動について】

2011年4月5日
プレスリリースNo.11040401

「被災地に特別仕様のマウンテンバイク1,000台を無償提供」

このたびの東日本大震災被害で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

株式会社ジャイアント(本社:神奈川県川崎市中原区、代表取締役社長:李 瑞發)と
ジャイアントグループ(www.giant-bicycles.com)(本社:台湾省台中懸大甲鎮)は、
被災地での使途を考慮した特別仕様のマウンテンバイク、合計1,000(一千)台を
被災地域に無償提供します。

スポーツ自転車メーカーであるジャイアントとしてお役に立てることを検討した結果、
当面道路の舗装整備が困難と想定される被災地において復興に奔走される被災者
ならびに団体職員、ボランティアの皆様の移動手段として有効な「マウンテンバイク」
を提供することといたしました。

また、自転車の提供に当たって大きな労力となる「配送」につきましては、
内外日東株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:木島 勲)によって、
1000台すべてについて国内到着後、現地への配送が無償提供されます。

概要は以下の通りです。尚、提供先や納入日等につきましては決定次第、
別途ご連絡申し上げます。

■ 製品:GIANT ROCK(ジャイアント・ロック) "震災復興支援 特別仕様車"



・ 26インチタイヤ、21段変速、前サスペンション機能付きマウンテンバイク
・ 震災後に急遽生産ラインを確保して生産した緊急特別生産モデル。
・ 軽量で丈夫なアルミフレームのマウンテンバイクをベースに、
 リアキャリア(後部の荷台/最大積載量25㎏)と荷ゴム、サイドスタンド、
 フロントヘッドライト(前照灯)を標準装備。
・ 使用者の安全性を最優先として、被視認性が高いイエローxレッドのフレーム色を採用。
・ 公共的な使途を促進するため、車体中央部に「震災復興支援品」と明記し、
 市販の製品との差別化を図りました。
・ メンテナンス用として、フロアポンプ(空気入れ)とハンディツール(携帯工具)、
 チューブ1台分(2個)を5台に1セットずつ同梱。

■提供台数:全1,000台 
・フレームサイズ内訳:
356mm/XS (適応身長155-165cm) x 400台
406mm/S(適応身長160-175cm)x 600台 
※タイヤサイズはXS、Sともに26インチです。

■ 提供先
・被災地の地方公共団体を通じて、避難所や仮設住宅、
ボランティア統括事務局等へ提供することを想定。

■納入までのスケジュール:
・ 初回納入(800台を予定):4月末頃に納入予定。
・ 残数:連休後1~2週間で納入予定。

■納入形態:納入後すぐに使用することが出来るよう、完全に組み立てた状態で配送。
・組み立て作業はジャイアント社員および協力各社のスタッフが担当します。

■ 納入後に現地で想定される懸念事項:
・ タイヤの空気圧管理、パンク修理への対応。変速やブレーキ調整等の整備作業など。
 >今回のタイミングでご用意できる最低限のメンテナンス用品を5台に1セット付属させますが、
通常メンテナンスについては現地周辺の自転車店などでのご対応をお願いしたいと存じます。

※お問い合わせは 株式会社ジャイアント TEL:044-738-2200(代表)までお願いいたします。

http://www.giant.co.jp/information/2011/04/post-18.php
引用終わり


日本の巨人軍とは大違いです(笑)。

いや、たまげました。自転車業界に身を置いてきた人間として、ある意味孫正義の寄付より驚きました。

どこかの自転車メーカーが50台くらい寄付してくれないかなー、とか思ってはいたんですよ。それがまあ、桁違いの1000台! と来ましたよ。いやいやいやいや、とんだ男前です!

まあ冷静に計算すれば、おそらくロックシリーズをベースとしているのでしょうから、キャリアなどをつけても小売りで5万円ほど。それが1000台ですから5000万円相当ということになります。しかも代理店を通さないので、原材料的には単純に3~4割くらいの計算になります。それでも……、凄い! 素直にそう思います。

実際、被災地では自転車が重宝されているようです。ガソリンが必要ありませんからね。テレビなどで見る道路は荒れ果てているので、MTBはまさにうってつけでしょう。

捨てるところは何もなく、これからの生活も考えた素晴らしいアイディアだと思います。

タイヤにシーラントを入れてあげれば、さらに完璧ですけど(笑)。

それにしても今回の震災で、台湾の人たちの温情には本当に感動しています。すでに100億円という金額が官民合わせて集まっているとか。すごいですよね。私も何度か仕事で関わりを持ったことがありますが、真面目でいい人ばかりです。もちろん中には良くない人もいるのでしょうが……、それはそれです。

人間、捨てたモンではありませんね。