BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2011 ストーク・ロードライン

2010-09-25 23:02:00 | 自転車
新たなるトレンドとなるか?

ストークが古くて新しいことを始めています。

ブレーキの内装化です。

シマノDi2と合わせてフルインテグレーション(ワイヤ類完全内装)を謳っています。

昔、レベルがショーモデルでフル内装のバイクを作ったことがありましたね。記憶が正しければ、300万円ほどだったと思います。内訳はほとんどが人件費。ものすごく大変だったみたいですよ。

こちらは量産予定とはいえ、写真の仕様で15000ドル……。

えー、誰かお買い上げ予定が(苦笑)?

















ファセナリオ0.6


アブソリューティスト


セナリオ

http://www.bikerumor.com/2010/09/22/storcks-new-12lb-fascenario-revised-absolutist-and-entry-level-scenero-carbon-road-bikes/#more-22224

ファセナリオはここまでするんだったら、ワイヤも完全内装にして欲しかったです。なんだかハンパにぷらんぷらんしてますよね。

アイディアは面白いです。要するにVブレーキを応用したのですね。エアロなのか、軽量化なのか? 両方ですかね?

BBも流行のインテグラル形式です。どの規格かは分かりません。エンドまでカーボンですね。

下の二つはもうちょっとマイルドです(笑)。

特にセナリオはフレームセットで1650ドルとなかなか手頃です。私ストーク大好きなんですが、近頃は異常に高すぎていろんな意味でチェックを外していましたが、これは良さそうです。重量も1150グラムで収まっているそうですよ。

グラフィックもドイツらしくカチッとしながら、洗練された感じでコテコテ感がありません。いいんじゃないですか?



bb select コナ・オペレーターFR

2010-09-25 21:57:00 | 自転車
コナ・オペレーターFR
28万8750円

うーんんん。

スゴイ……。

ここまで価格破壊なバイクは見たことがありません。

一昔前、ジャイアントがよくコストパフォーマンス最強と言われました。いまでもお買い得なことは間違いないですが、ここまでスゴイモデルはないですね。


http://www.konaworld.jp/operator-fr.html

このバイクはオールマウンテン以上の、フリーライド&DHに適します。ま、コナDHバイクの最新プラットフォーム・オペレーター(7005アルミ)のフレームをそのまま使っているので当たり前なんですが(苦笑)。

フロントフォークはロックショックス・ドメイン180ミリストローク、リヤはフォックス・新型ヴァンRで200ミリトラベル。ブレーキも新型エイヴィッド・コードR。基本コンポはスラム・X7。タイヤもマキシス・ミニオンです。

……死角が見あたりません(笑)。

後はプロテクターがあれば、即富士パノデビューが可能です。フロントフォークはシングルクラウンですが、なにか特別な思い入れでもなければ変える必要もないでしょう。

若い人、初心者。はたまたDHに再び舞い戻ってきた人にもお勧めです。いわゆるトラベルだけがDHに適合するマシンではなく、ホンモノです。

ゼロから組み立てるのが馬鹿らしくなるほどです(苦笑)。

とことん使い倒して欲しいバイクですねえ。

★2011コナ・オペレーターDH★

bb select GT・ザスカーカーボンチームフレームキット

2010-09-25 19:46:00 | 自転車
GT・ザスカーカーボンチームフレームキット
14万7000円

ザスカーカーボンも2011年にフルモデルチェンジです。300グラムというびっくりな軽量化です。

15万円って簡単に出てこないほどの大金ですよね? でもそこらへんで良いフレームってなかなかないんですよ。


↑これはザスカーカーボンプロです。

カタログには書いてないですが、ヘッドもおそらくワンポイントファイブのテーパーコラムですね。下ワン部分がかなり広くなっています。完成車はロックショックス・シドの15ミリスルーアクスルを採用しています。最先端の剛性を持ち合わせているでしょう。

このフレームの最大の売りはサイズです。完成車だとS、Mしかありませんが、フレーム単体だとXS、S、M、Lと4種類あり、トップ長556~633ミリまでありますから190センチクラスの人までカバーできるでしょう。

カーボンもちょっと珍しい三菱レイヨン製のTR30やTR50を使っています。自転車界では東レ製が多いですけど、三菱の方が弾性率の高いモデルを準備しています(裏を探ればいくらでもあるんでしょうけど)。モノコック構造です。

XCを純粋に追い求めたい人にピッタリではないでしょうか。

★GT・ザスカーカーボンプロ これは2010年モデル★


bb select GT・フューリー フレームセット

2010-09-25 18:51:00 | 自転車
GT・フューリー ワールドカップフレームセット
26万2500円

これも逸品です。

サンタクルーズ・V10がカーボン化して話題になっていますが、こっちは先駆けること数年です(笑)。いかんせん、話題性が乏しいですが……。

でもDHiの時代から、遡ればLTSからGTはDHバイクでは定評があります。

リヤ三角に至るまでフルカーボンで、表層部にはケブラーを配置し破断に対して強くなっています。220ミリトラベル。



完成車も77万7000円と、43万500円となかなかなのですが、最新のフルサイズビッグバイクが26万円という価格の前にはかすみます。

26万ですよ?

ちょっと前なら、フルアルミのDHバイクですら購入出来なかった価格です。V10が前三角だけカーボンで40万弱。ほぼ互角の戦闘力を持つと考えれば、信じられないほどの破格値です。まあ、最新感と所有欲は圧倒的に負けますけど(苦笑)。

ヘッド周りの作りなどは圧巻です。どんなフォークにも負けないでしょう。

リヤユニットもフォックス・DHX RC4と最上級です。

私はこのフレームは6~8年くらい前のDHバイクに乗っている人にお勧めしたいですね。パーツ移植すれば一気に最新バイクとなることができます。

……ただしこの色に抵抗がなければですが(苦笑)。ネオンイエロー、私は嫌いではないです。ちょっとウエアを考えてあげたいですね。

★GT・フューリー これは2010年モデル★

bb select GT・ディストーション2.0

2010-09-25 17:37:00 | 自転車
GT・ディストーション2.0
26万2500円

2011年新登場のスロープスタイルモデルです。

上位機種のディストーション1.0もいいのですが、価格を見ると2.0がお勧めです。はっきり言って反則に近いスペックですね。これ一台でほとんどの用途をこなすことが出来ます。

注目点をピックアップしましょう。

●コンパクトフレーム
●前後スルーシャフト仕様
●ワンポイントファイブのテーパーコラム
●ロックショックス・セクターフォーク
●Xフュージョン・ハイトアジャストシートポスト
●フォーミュラ・RXディスクブレーキ

このディストーションは近頃では特殊なバイクと言うことが出来ます。前後サスペンショントラベルをほぼ同じか、リヤ比重が高い(リヤトラベルの方が長い)ことが多かったのですが、ディストーションは112ミリというショートトラベル設定なのです。

他社のスロープスタイル、パークライドモデルは6インチ近いモデルが多いです。ここまで割り切ったトラベルは珍しいです。












これは1.0

なにより最大の特徴は、Iドライブの欠点とも言えた(いや、GTの欠点かもしれません)、シートサイズを大幅にコンパクトにしたところです。簡単に聞こえるかもしれませんが、これの意味は非常に大きいです。これはショートトラベルと密接な関係があります。

このバイクは乗せられるのではなく、乗りこなすタイプに属します。シート部分の空間を広く取り、ライダーが積極的に重心移動をすることを想定しているんですね。これには開発ライダー、タイラー・マッカロールとアンドリュー・チョーの考えが反映されているのでしょう。

来年のGTは非常にMTBを理解した人間が関わっていると思います。

例えばギヤ。

下り系はリヤ9速、漕ぐことの多いオールラウンド系は10速となっています。チェーンの強度を考えれば、至極妥当です。

そしてハイトアジャストシートポスト。これがほとんどのバイクに搭載されています。ここまで全面採用されているメーカーは他にありません。来年はわかりませんが、今年は一歩抜きん出ていると言えるでしょう。

タイヤも最近多用していたケンダではなく、マキシスになっています。どちらも良いブランドなので、捨てタイヤとしなくていいですね。

サイズはMサイズだけなんですが、シート長402ミリ、トップ長580ミリ。トップ長が長く見えるかも知れませんが、ショートステムを前提にしているので、通常より30ミリくらい短く考えるといいかもしれません。さらに長めのトップは広い空間の確保も意味します。

前後スルーシャフト仕様もこれからの必須装備でしょう。

ロックショックス・セクターも価格を超えた出来です。フォーミュラ・RXも海外の評判は上々です。