モアウッド in ユーロバイク

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Morewood Bike - 2011 Collection >>
この動画で新型のすごさが分かります。

スプリット・ピボット・デザインモデルだけではありません。

私が衝撃を受けたのは一番最初に登場するイジムです。なんとアーレンキー一本で、リヤサスのアングルからBBハイトまで自在に変えられます！　すごすぎます！　そしてなんと素晴らしいのでしょう！！　ライダーからのフィードバックが生きていますね。

こういうことは突き詰めればヘッドアングルやシートアングルだけでなく、様々な場所に置き換えて考えることが出来ます。組み替えで変えることが出来ても、フィーリングを忘れてしまうということがあります。人の感覚の記憶、例えば聴覚の感覚などは脳に残るのはわずか数分らしいですから。でもここまで早くできれば、本当に突き詰めてセッティングが出来ます。

カーボンやはったりパーツを使わなくても、アイディアはまだまだあるということですね。

2011 ジップ・ハンドル周り

うわあ……、ごっつくて派手で……、

かっっこええ！！！

ジップも頑張っていますねえ。同じスラム傘下でもトゥルバティブとはロードバイク界でのキャリアがひと味違いますねえ。





http://www.rouesartisanales.fr/article-53427454.html#more-53427454

2011 Strawberホイール

ここまで来ると、もう従来のホイールとは別物に見えます。全てはカーボンの設計の自由があればこそ。

UCIを無視すれば、もっとスゴイ製品が出来るんでしょうね……。





http://www.rouesartisanales.fr/article-53427550.html#more-53427550

制限体重75キロの950グラムモデルと制限体重85キロの1050グラムのモデルがあるようです。

2011 モアウッド、デイヴィッド・ウィーグルデザイン採用！

モアウッドが新形式サスペンションを採用します。しかも自社開発ではなく、外部からのデザインです。

そのデザイナーの名は……、
デイヴィッド・ウィーグル。

サスペンションの名は、
スプリット・ピボット・デザイン。

そうです。セブンと共同開発の話しがあり、ダヴィンチがいち早く商品化したDWの最新デザインサスペンションです。

過去記事1
過去記事2

このコラボに驚いているのは、私だけでは無いでしょう。

http://www.tri-ride.com/news2027.htm

スケルトンやフロントサスから推測すれば、XCかマラソンタイプの100～120ミリクラスのバイクのようです。

これは採用するメーカーが増えるかも知れませんね。

2011 DMR・ボルト

DMR

手頃でアクションが出来るクロモリリジッドバイクが全くない時代から、アグレッシブスタイルにこだわって作り続けている、一風変わったブランドです。

日本では最近あまり見なくなってしまいました。まあ、あまり代わり映えもしませんし、新しいブランド達が頑張っていますから。

でも雌伏の時は終わりを告げたようです！



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DMR Bolt full suspended from Tri-Ridedotcom on Vimeo.

http://www.tri-ride.com/news2036.htm

正直、DMRというブランドにはフルサスバイクは似合わないと思っていました。しかししかし！　これは良いですねえ。もうすごくDMRらしくて。

最近アクション系を得意とするメーカー、コナ、ブラックマーケット、コメンサルなどが作っている、メインピボットBB同軸バイク。最も優れた設計はブラックマーケットだと思いますが、他のブランドも負けていません。

DMRもそれらに加えて良いでしょう。

荒く、手も掛かっている感じではないですが、上手くアイディアを具現化していると思います。

メーンピボットをBBと同軸にすることで、動きの素直さと、リヤセンターがどのトラベル位置でも変わらないという特性を手に入れています。ボルトはリヤ三角が完全に一体のため、高い剛性とダイレクト感も持ち合わせていると予想されます。

それを制御するのが最新のショックユニットです。昔はこれがプアだったために、このシステムはどうしても成り立ちませんでした。ここがフォックスではなく、現在アクション系からのし上がり中のXフュージョンであることも、高ポイントです。性能はわかりませんけどね（苦笑）。

でもインテンスとの共同開発でかなり良くなっているはずですし、制御できていなかった時代とは全く別物ですから、心配はいらないでしょう。

楽しみなバイクですねえ。