BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2012 マニトウ・マーベル新15ミリスルークイック!

2010-09-24 20:37:00 | 自転車
まったく待たせに待たせて……、なんて思ったら、え? なんですか? 2012年シッピング?

……ダメじゃん。

マニトウのシェアはますます減っていくでしょう……。

なんでこのシステムを最低でも2011年に投入しなければいけないことぐらい、分からないのでしょうか? ただでさえ、剛性もダンパーも後れを取っているのに……。








http://www.bikerumor.com/2010/09/24/super-sneak-peak-manitou-qr15-system/#more-22255

これはまだプロトタイプで、最終的にはボルトはなくなるみたいです。まあ、当たり前です。ボルトも必要ならクイックの意味がありません。

今までの20ミリスルーアクスルモデルに採用していたヘックスロックシステムも取り入れた形状になるようです。

うううーん、うーん。

……ガンバレ、マニトウ!

もうちょっと危機感を持った方がいいぞ!!


2011? フォックス・ワンピースクラウン

2010-09-24 19:38:00 | 自転車
おや? 新しいグラフィックだなと思いきや……、





http://www.pinkbike.com/news/fox-telescoping-post-titanium-crown-steerer.html

おおお! 
クラウン、ステアリングコラムがワンピース! しかも中空!

いったいどうやって作っているんでしょう?

これにカシマコートが為されたインナーチューブが着けば……、怪しさ&破壊力満点です!

とりあえずXC用のみとなっていますが、期待が高鳴るのは私だけではないでしょう。

2011 RST・前後ワイヤレスダンピングコントロール

2010-09-24 13:55:00 | 自転車
ロックアウトだけなら有線でSRサンツアーがやっていますが、まさかここまで来ているとは……。

RST・マジックコントロール

無線式で前後ショックのダンピングをコントロールしようという製品です。



















http://www.singletrackworld.com/2010/09/interbike-2010-jones-bikes-king-ellsworth-and-magic-rst-forks/

リヤのリザーバータンクは一つが受信用の機械が入っているようです。

正直に言います。私RSTは終わったと思っていました。一時は良い製品を作っていたんですけどね。アンチボビングダンパーの波に乗れなかったことが致命的で、最近は全くダメでした。

しかしそれを逆手に取ったのか? 機械的ダンパー制御ではなく、電子式ダンパー制御の道を選択したようです。

しかも無線です。

写真を見る限り、もう市販してもおかしくない出来です。

これは……どうなるんでしょう? リベンジなるか?

やはり来た! 2012? フォックス・ハイトアジャストシートポスト

2010-09-24 07:28:00 | 自転車
予想通り来ましたね。

このタイミングと思いませんでしたが……。

フォックスもハイトアジャストシートポストに参入です。

30.9ミリ、31.6ミリ径で高さ調節が4インチ、5インチだそうです。







http://www.vitalmtb.com/photos/features/Interbike-2010-Prototype-Fox-Shox-Adjustable-Seatpost,1606/Slideshow,11306/sspomer,2

発売時期は2012年予定となっていますが、もっと早くしてくれませんかね?

取りあえずクランクブラザーズとカインドショックの独占状態だったこのジャンルに一気に穴が空きました。非常に優れた製品ですが、トラブルを良く聞いたのでフォックス、ロックショックスの参入は諸手を挙げて歓迎です!

リモートワイヤも邪魔にならない感じになっています。でもここはもうちょっと考え所ですね。何年かで進歩するでしょう。

フォックスはサスペンションでも非常に精度の高い良品を作っているので、トラブルがなければ一気にシェアを塗り替える可能性大です。

フロントフォーク、リヤショック、シートポストの三点セットでトリプル狐……。

サイコーデース!

最新バイクをちょっとお得に購入してみる。

2010-09-24 06:43:00 | 自転車

写真に意味はありません(笑)。

100万ヒット記念に、たまには有意義なことも書きましょう(苦笑)。

スポーツバイクを安く買うコツです。

これは通信販売や大規模チェーン店などでは出来ません。よくある普通のスポーツバイクショップでのみ通じます。

私は通販を否定しません。自分で組めるなら問題ないですし、消費者には出来るだけ多くの選択肢があるのが望ましいと思うからです。

でも自分で組んでそのバイクやパーツの性能を引き出せている人は、ほとんどいません。8割はダメですね。1割はそこそこ。店並みか、脱帽したという自転車には出会ったことはありません。それでも自分で作業をするというのは楽しいことですし、その難しさを知ってこそ店での工賃の意味を知ると思います。

自転車のモデルチェンジが大体9月か10月ということは、何年か自転車乗りをしていれば分かってくることだと思います。今ショップのスタッフ達は大体週一回しかない休みを削り、展示会を駆けずり回っています。要するに休みがないんですよ(涙)。お疲れ様です。
で、この展示会がキーポイントです。

自転車屋というのは非常に特殊で、

●ノルマがある。
●テリトリーがある。
●買い取りである。

という非常に厳しい条件で商売をしています。他の業界から言わせたら信じられないくらいの悪条件です。しかも今年は囲い込みが激しさを増し、従来の店のようになんでも取り扱いがあるような形態は極少なくなっていくでしょう。今のメーカーのノルマの課し方は異常です。このままだと大手のチェーン店でしか自分の好きなブランドを選ぶということはできなくなるでしょう。

これは消費者のことを考えているのでしょうか? 甚だ疑問です。自分のことしか考えていない商売は、必ず破綻すると思います。今ショップが買い取っている価格は一昔前、いや二昔前に「信じられないような仕入れ価格」と言われたオールドクラインを凌ぐほどです。もちろん扱う量が増えればある程度下がっていきますが……。どうも困りますね。

知人が言っていたのですが、自転車も水回り設備会社のように展示場があればいいのかもしれませんね。そこに店が連れて行くという当たり前の形式くらい、代理店に用意して欲しいです。全ての店が全種類、全サイズ在庫するなんてことは非現実的ですし。ダイレクトショップばかり増やしては、そのうちショップにそっぽを向かれてしまうでしょう。




さて本題に入ります。

ノルマと買い取りということを先ほど述べました。ショップは初回オーダーで何を仕入れようか非常に悩みます。そこに便乗するのです。

初回オーダーは言わば博打です。もちろん売れ筋や一般的なサイズなど売れやすいものを選ぶことが多いですが、やはり在庫リスクがあります。でもある程度の発注量は、今後一年間全体の仕入れ価格が低くなる高いレベルの契約になるので、店としてもしておきたいところなのです。なのでこのタイミングで注文してくれるお客は、とてもありがたい存在になります。

ただ難しいのは完全な情報公開も同時期だと言うこと。見てもいないもの、価格も分からないものを注文できる人はそういません。このブログのように(笑)先行情報を手に入れて確認するしかありません。海外情報ではさすがに価格まで確定できませんが、バイクの性能はある程度推し量ることが出来ます。

大体9月中が最終締め切りなので、ショップに行って相談してみるといいですよ。最新モデルを通常より手頃に買えるチャンスです。それでも人気モデルは来年の1月、3月になることもあります。酷いメーカーは4月くらいでその年度分の生産を終了したりします。6~9月に大手メーカーを勧められるのもそのためです。在庫が大手メーカーくらいしかないのです。

ちなみに初回ロット不具合を心配する人がいますが、これは意味がないことだと私は思います。致命的な不具合ならリコールや交換がありますし、品質が落ち着くのを待って購入といっても、それまでの間にその製品を使って得られる楽しさ、経験値など、失うものが多すぎます。

この機を逃すと、後は型遅れになるのを待つしかありません。今年の酷暑を例に挙げるまでもなく、夏場は自転車には結構厳しい季節です。楽しく走るには春秋くらいがベストかと。

せっかくなので来年の春には走れるように準備したいですね。