その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

週末奈良・京都弾丸旅行(4):奈良で真昼間の飲んだくれ

2024-05-31 08:01:11 | 旅行 日本

「空海展」で2時間弱ほど過ごした後は、ならまち方面へ足を向けます。メインイベントは終わったので、裏メインの呑みへ。

向かった先は、奈良の日本酒専門店で立ち飲みで試飲(有料)提供してくれる<なら泉勇斎>。5年ぶりの再訪です。まだお昼前だというのに、8名ほどで一杯になる試飲カウンターはほぼ満員状態。無理やり割り込むように詰めて頂き、日本酒発祥の地である奈良の地酒を3杯ほど頂きました。

外国人観光客の来店も多いです。アメリカのボストンから来たというアメリカ人カップル、「日本酒旅」をテーマに何度も日本に来ているという台湾人、そして北欧系っぽく見える西洋人夫婦など、入れ替わり立ち代わりに来店し、数杯頂いていきました。店主さんによると、「外国人のお客さんで多くなったよね~。毎日盛況で、午後になれば一杯で並ばないと入れないよ」とのこと。日本でもファンの多い油長酒造の「風の森」とかは、海外でも相当に有名らしいです。「日本酒旅」の台湾人男性は、お店にあった5種類の「風の森」を一気に全部頼んで、呑んでました。少しお話ししましたが、奈良を始めとして、長野や山形のお酒が好きだそうです。「風の森」は台湾ではなかなか手に入らないとか。日本酒の知識は明らかに私以上でした。

あんまり長居するのは回転率さげてお店に迷惑なので、3杯飲んだ後は、「風の森」を一本お土産に買って退散。

  

飲み足りないので、酔いが廻り始めた体でふらふらと街を徘徊。どこも観光客で溢れてます。最高のビール日和なので、次は、地元のクラフトビールを提供してくれるビール屋さんへ突入。ここもお客さんの7割は外国人観光客でした。店で醸造してますので、フレッシュな生まれたてのビールを味わいました。うま~い。


(観光客で一杯の蓬餅実演販売のお店)


(YAMATO Craft Beer Table 近鉄奈良駅前店)

 

真昼間から良い気分。旅行は良いなあ~。

1時間ちょっとゆっくりして、ホテルで荷物ピックし、帰路に。実質、奈良観光は半日ですが、それでも満足感はたっぷり。

2024年5月25日


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