goo blog サービス終了のお知らせ 

道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
ブログの内容もゆるくて、道草、より道ばかり。

土曜イベント/ハツキタ♪アーティスト地域の芸術発表

2011年03月19日 22時40分10秒 | まち歩き(発寒)
Img_3050
今週のハツキタ土曜イベントは、地域の芸術発表会。
西陵中学校の合唱部と小学校PTAの合唱、大正琴、電子オルガンの演奏、イントロクイズの他、来場者でハンドベルの演奏をしました。

特に中学校合唱部の合唱は、中学校校歌の他、「空も飛べるはず」「栄光の架け橋」を歌ってくれて、とても素晴らしい歌声に会場の方は目頭を押さえる人もいらっしゃいました。
「栄光の架け橋」ではソロを歌う生徒の上手さに私もじんわり。本当に感動します。

家族で演奏をしてくれたお母さん娘さんは、発寒小学校PTA会長の奥様、娘さんで残念なことに今春転勤が決まってしまい、会長ともお別れすることになってしまい非常に寂しいです。
ご協力と思い出をありがとうございました。

クイズをしてくれたり、ハンドベルの指揮をしてくれたお母さん方には大変感謝しております。
5日の雪割りに参加してくれた男の子も応援に来てくれていたり、合唱部の女の子たちなど、中学生の参加は地域としてはとても嬉しいことに感じます。

芸術発表後、いわき市でお店をされていて今回の震災の被害に遭われ、何日もかかって実家の発寒に帰って来られた方の震災直後の様子などを聞き、改めて地震の恐ろしさを感じました。
Img_3091
また、発寒北地区で数年前に作った防災マップを来場者に配り、避難場所などの確認なども行ないました。
会場には緊急災害募金箱も設置し、多くの方からに協力をしていただきました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島第1原発「廃炉」を検討

2011年03月18日 23時45分20秒 | 社会・経済
東北地方太平洋沖大震災が発生して1週間。
まだ1週間だというのに、テレビはほぼ通常番組になった。バラエティを見て腹の底から笑える?楽しめる?子どもじゃあないんだから、被災地の現場を見たらそう簡単に割り切れない。

地震、津波被害の地域は復興に向けて活発になっているといってもまだ燃料、物資不足が続くし住む所も避難場所から動けない人も沢山いる。これからも住居が無くなった人が大勢いて、仮設住宅が出来るとしても数ヶ月かかるだろうし、まだまだ現場はこれから辛い日々が続くのに。

まして、福島第1原発。終息の兆しも見えなく毎日その行方が気になるが、ただ見ているしかできなくて憂鬱な気持ちになる。今日は東京消防庁も出動し、陸からの給水も始まり使用済み燃料の冷却に入ったが、それでも放射線量の急激な低下とまでは言えないようだった。
計画では外部から電力を供給して1~4号機の冷却をしたいということだけれど、崩壊したあの1、3、4号機の様子を見る限り既存の施設に通電して使い物になるとはとても思えない。

考えてみれば日本では細かな(重大事故も)原発事故があったのにも関わらず、自分でもまさか日本でスリーマイルやチェルノブイリのような事故はないだろう、なんて安心?信用?いや、なんとなく大丈夫だろうと思ってしまっていた。
今回は確かに原因は天災なのだろうが、どんな地震でも津波でもヘリが墜落しても大丈夫!安全です!と言い続けてきた電力会社、政府、行政、製造メーカーなど、事故隠しや捏造と、とても信頼に値しない行動をとっていたのに。

今後原発が安全な状態になったとしても、どのくらいの範囲かは分らないけれど、必ず周辺の農作物に対する風評被害が出るだろう。
放射能の値も人体に影響ありませんと言えば言うほど、危機感を煽ってる気がして視聴者は安全と思わないのではないだろうか。言っている解説者は、O-157やダイオキシン騒動の時のように安全を強調するため周辺の農作物を食べることになるかもしれない。

野党自民党の谷垣総裁からも原子力政策の見直し論が出て、枝野官房長官もこれに同調し、東京電力小森常務からも福島第1原発の廃炉について「今後は廃炉を含めて検討していく」と語ったといい、どちらに対しても「そりゃ、そーだろ」と思いつつ、これから原子力発電に関しては国内で真剣な議論が必要になっていくでしょう。

東京電力の会見では記者団から「原発の安全性をPRしてきたのは正しかったか」「福島県民に希望はあるのか」との質問もあったというが、テレビ、新聞は今まで原発の安全性を追求しなかった事を恥じる気持ちはないのか?と問いたい。

質問をした記者や、この今の時点でも原発がなけりゃと思う人に見て欲しい↓(少し前のものではありますが)
http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊急手配

2011年03月17日 23時48分41秒 | 仕事
今日も一日が終わり、被災地など医療に携わっている方々には頭が下がる思い。私の友達を含めて医療関係に従事している人が命を目の当たりにすることもあり、辛いこともあるのではと思う。

私の仕事の場合は、生命に関係するものではないが、最後までしっかりやって次の工程に引き渡したり、納品するという事が最低限のするべき事。
しかし、ごくまれに途中で投げ出してしまう場合もあるようで、印刷会社の営業さんから久しぶりに電話が入った。

その声はかなり切羽詰まった状況のようで、冊子の印刷で予定では本来今日、工場に入れなければならないのに、直しも終わっていないのに制作した人と連絡がつかなくなったとか。
最大限待っても明日の朝までにデータを入れなければ納期に間に合わないそうで、使用しているソフトも最近はあまり使う人も減って来たクォークエクスプレスなので、印刷会社制作の方から私にお鉢が回ってきた。

話を聞くと幸いこちらもそれくらいなら対応できるそうだったので、急遽札幌駅前の会社へ原稿を確認に行く。
全部で50ページの冊子だったが、3分の1くらいを訂正しなければならない。他人が作ったデータは完全に開けない時があったりして不安だったが、ほぼカバーできて仕上げるまでほぼ6時間。訂正~チェック~出力~メールでの校正。久しぶりに集中したって感じだ。

しかし制作した人はどこへ行っちゃったんだろう?
投げ出したかどうか分らないけれど、この度の震災の影響とも考えにくいし、どっかで倒れてなきゃいいよなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発被曝日記

2011年03月17日 00時38分42秒 | 本と雑誌
Hibakunikkiなんだか驚いてしまう。
東日本大震災発生よりまだ1週間も経たず、被災地はまだまだ不自由な生活をしていて、孤立している集落もあり、福島第1原子力発電所の封じ込めに困難を極めている最中だというのに、民放各局ではもうバラエティ番組が始まりました。

被災地でどれだけの方がテレビを見られる状況か分らないが、子供も大人も避難所の生活に疲れて、こんな時こそ楽しい番組をなんて言う人もいるのかもしれないが、今笑える心境にあるのでしょうか。
どんな番組を流すかとても難しいけれど、お笑いのバカ騒ぎは今ないんじゃないですか??

くだらないテレビを見るなら本でも読んでいた方がまだ落ち着くのでは。
と、いうことで、探していた原発関連の本数冊。しかしこれらも今読もうとする人もいないでしょう。
これらが出版された当時、各地で住民が原子力発電にNOを突きつけたが、国の大きな力には勝てずその後なし崩し的に日本は原発推進に傾いていった。

福島第1原発は一刻も早く沈静化して欲しいが、同時に原発推進を止められなかった悔しさを感じてる人は、今でも日本には沢山いると思う。
放射能を閉じ込めようとして必至になっている作業員の苦しみ、放射能に対する恐ろしさは、原発の何がいけない?! と思っている人よりは私は分っているように思います。

未だに危機感を感じないのは一般の人だけでなく、それ以上に電力各社や通産省、政治家、財界の方が原発の恐さを感じていない人が多いのかもしれません。
それは「自分たちは絶対に原発の中に入って作業をする訳がない」と思っているからではないかと思うのです。

原発関連の本の中でも非常に恐いのが、この「原発被曝日記」で、原子炉の清掃に従事した労働者が綴るルポルタージュ。
3年間に渡り6つの原発で放射能洗浄の業務をこなした日々を書いてありますが、もちろん電力会社の社員ではなく、下請け会社、いわゆる協力会社で、最初に赴任したのが福島第1原子力発電所でした。

被曝線量などもかなり詳しく書かれていて、専門用語も多く出ているので難解な部分もありますが、その作業内容や発電所の内部、給料まで詳細に明かしてあり、原子力発電所の華やかな表の顔と対称に、決して表に出せない裏の面を知る事ができます。

今現在どのくらいの人数で作業にあたっているのかも公表されていませんが、できるだけ被曝する作業員を最低限で封じ込めて欲しい。
ウィキペディアによると東海村JCO臨界事故の際は、国からの代理人が「あなた達でやらなければ強制作業命令を出した後に、結果的にする事になる」と促された結果、「うちが起こした事故はうちで処理しなければならない」とJCO関係者らが冷却水を抜き、連鎖反応を止めることにより事故は終息したそうです。

本当に原発の事が分っている方々が止めなければ、もうどうしようもできないのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

でん電虫ラジオとJABB中毒

2011年03月16日 23時39分04秒 | 日記・エッセイ・コラム
Nec_0089今重宝しているのがこれです。
長男が中学生の時に作った「でん電虫ラジオ」。
手回し充電式のラジオとLEDの懐中電灯がついています。
別売りで携帯電話の充電コード(250円)があるが、本体より送料(1000円)が高くて躊躇してしまう。

仕事をしながらテレビというのも手が止まってしまうので、これはテレビの音声もTBSとNHKが聞けて、ハンドルを1分も回せば十数分聞けるので便利です。

あちこちで乾電池の不足も起きていますが、家で乾電池を使っている製品は~? と考えるとリモコンとガスコンロの点火用くらいか。このガスコンロが結構電池の消耗が激しい。コンロがもう10年も経っているせいなの? 単1が4本も必要なんだ。


25年ほど前、原子力発電に反対して、広瀬隆氏の本を始め原発関連の本を何冊も読みました。
そんな本を押し入れから探していると見つけたのが、ジャブ70ホール著「JABB中毒~秘造り地獄編」。
帯にはおすぎとピーコが書評を書いている。

これは1983年、札幌の映画館/須貝興行を脱サラし自分たちの理想とする夢の映画館を作り上げる3人のおかしくも哀しい苦闘の記録であります。

いや、懐かしい。ジャブ70ホールは一度だけ、「フラッシュダンス」を見ただけで気が付くと閉館していた。
もっと行ってあげればとも思ったがどうしても大作、話題作を見てしまうとちょっと遠い名画座のジャブまでは手が出なかった。
ま、それはそれとして、目的の本じゃなくついこちらをめくっていると、あれ? 83年ってまだそんなだった? と思える記述がありました。

この本が作られたのは私が札幌に出てくる少し前なのですが、この本の主人公3人が映画館のオープンが決まり、正月二日に酒を酌み交わすところで、酒がなくなり近くの酒屋まで買いに行くのですが、お正月でどこの店もシャッターを閉ざしている。
「どこもやってないぜ!」
しかし街はシンカンとしている。
やっと開いていたのが、今はやっているのか「スーパーオクムラ」。

この場所が地下鉄南北線霊園前駅(現在の南平岸)のすぐそばだったというから驚きます。
今の札幌なら数百メートルも歩けば大抵コンビニの1軒や2軒ありそうなものだが、正月の三が日は多くの店が休みだったし、デパートの初売りも2日からだったでしょう。

今は随分便利になり、街は24時間明るく、いつでもどこでも物が買えるのが当たり前となりました。
しかし、その分大量のエネルギーが必要となり、原発を建設する大義名分が出来てしまいました。

原発賛成の方々の中には「原発に反対するヤツは電気を使うな!」とか、「原発反対を唱えてる奴は、原発を廃止して今までのように電気が使えない生活になっても文句言わねぇんだろうな?」なんて言う人もおりました。

今回の大規模な停電を招いたのは地震や津波のせいではなく、原子力発電に依存し過ぎたからではないでしょうか。
当然、原発賛成だった人は今回の停電に文句は言わないのでしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北を停電させるな!

2011年03月15日 23時43分29秒 | 社会・経済
福島第1原発1号機、3号機が沈静化したと思ったら、2号機の格納容器が破損している可能性もあり核燃料が2度にわたって露出し炉心溶融が一部で起きたという。
また夜の報道では1号機の燃料の70%が破壊された可能性ともいうし、定期検査中だった4号機までが8mの穴が空いているのを確認、使用済み燃料は冷却プールに入れてあるが作業員が近づけない程の放射能が出ており、詳しい状況が分らない。

5、6号機も安心できない? と思っていたら14日の記事、第2原発1、2、4号機を冷却するためのシステムが回復したとあった。
これって第1原発の間違いでは? と思ったが思えば第2も10キロの避難指示があったのにあまり気にしていなかったが、原子炉の圧力を下げられなくなる緊急事態まで行っていたとは、今更ながら背筋が寒くなる。
一体この原発に津波が直撃していたらと思うと…恐すぎるので考えない方がいいだろう。

与謝野?大臣はこんな時期に日本は原発がなければ経済が立ち行かないとか言いやがって。でも東電や原発推進派を追求するのは後だ。

今まさにこの時も現場では死ぬ覚悟で対応に当たっている作業員もいるのだろうが、管総理が言った通り原発を知らない消防士や自衛隊員ではなく、東京電力など専門家しかどうして良いか分らないのだから、彼らに運命を託すしかないのかもしれない。
多分作業員はビデオくらい撮っているはずだが、公表できないような惨状なのだろう。

それでも今日はこれ以上ないだろうと思ってテレビを消そうとすると、緊急地震速報~静岡東部で“震度6強”。
も~勘弁してくれと思っている最中にも今度は青森で震度3。これは札幌の私にも感じた。

東北電力が宮城、岩手など被災地以外の秋田、青森、新潟などの計画停電を行う予定という。
これは北海道からは既に電力を供給すると決めているのだから、北海道内、特に札幌は電気使用を極力節約し、東北の方々に不便のないようにしてあげるべきだと思う。

午後から少し外出をすることがあったが、未だ量販店では店頭のテレビや照明などを点けっぱなしだし、コンビニやパチンコ店などの灯りも若干消灯をしているようにも見えたが、まだまだ消しても差し支えのないところがあるはずだ。
どれほどの人が気付くだろうと思えるビルの屋上にある広告塔もできるだけ、いやしばらくは消灯してもいいだろう、こんな非常時なのだから。

一人では何もできなく無力さを感じるが、ネット読んでいた原発の記事のコメントにこんなのがあった。
『国も東京電力も信用できない…でも今は頼る他ない…無力な自分が情けない。神様、これからは自分の事だけ考えたりしません……だから今回は許して下さい。日本に未来を下さい。』
本当にこれが、多くの人が思っている正直な気持ちかもしれない。
この時ばかりは神だのみしか…被災者、救助をしている人達。今、懸命に原発で作業をしている人達を助けてくださいm(T-T)m

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変わらぬ朝

2011年03月15日 09時40分25秒 | 社会・経済
今日も朝を迎えて、札幌は薄曇りという感じで穏やかな朝。
被災者の方々は目が覚めて今までが夢であったらと感じているだろう。私もまだまだ不安を感じている。

しかし福島第一原子力発電所の2号機も今朝6時に爆発音があった。
地震と津波の被災地は不明者の救出が続けて行なわれていると思われるが、原発事故は大変気になり今後も注視していかなければならないのに、民放テレビ局は停電の事を同列に扱っているようで、福島原発は東京電力の原発であり、西日本からも簡単に電気を送られないというのに首都圏の危機感の無さを感じる。

テレビは既に通常の番組のキャスターやコメンテーターが出演する形態になって、番組ジングルなんか流したりコマーシャルも増え出した。
まだまだ安否が分らない人がいるのに、もう視聴率とか自分の局を見て貰いたいという意識になっているように見える。

ここはテレビ局の垣根を越えて、ある局は無事だった地域、救出者の名前を流したり、無事な姿を紹介するとか、またある局は今後の地震、津波の注意・警戒情報を流したり、別な局はずっと原発関連の事を全てのメディアが集まって報道するとかできないものか。
国営・民放の主要6局がバラバラに報道している場合じゃないと思うのだけれど。

新聞を見るとようやく広瀬隆氏のコメントが掲載された。
この人がテレビで事故の追求するとそれこそ恐ろしさが増し、日本がパニックになってしまいそうだが、東電以下関係者の不誠実さに怒りを込められ、これまで貯められた放射性廃棄物の心配もしていた。

また被災していない地域の人が今何ができるのか? ということでは今はまだボランティアなどで現地へ赴くべきではないし、物資に関しても不要なものを送ろうとか絶対にしないようにと新聞にも掲載していた。
募金は焦らずともこれからじっくりやっても良いと思う。

穏やかな札幌。
テレビを見なければ全く震災の事が分らないほどで、多くの人は通常通り仕事に行き、中学校では今日卒業式が行なわれる。
電力不足はいつまで続くのか分らないだろうし、今後は東北地方の復旧のために節電したり、全国民がどれだけエネルギーを消費せずに生活するか真剣に考えるべき問題になってくると思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発の沈静化を願う

2011年03月14日 23時48分29秒 | 社会・経済
Tomari
地震と津波の被災者の多くがまだ救助されていない状況で、二次災害とも言える東京電力福島第一原子力発電所の事故は、1号機、3号機に続いて2号機までが炉心溶融の疑いがあり、14日午後6時には原子炉内の冷却水が失われ燃料棒が露出した状態となり、原発周辺半径20キロの住民に避難指示がでた。

原子力・保安院や東京電力の説明を聞いていて、どうしても分らないのが原子炉格納容器の水をなぜ失ったか?
格納容器内の水は一時冷却水で、放射能を含んでいるはず。格納容器の外には出してはならないはず、出ないはずなのに、格納容器内の蒸気を外部に放出する弁を開け、原子炉を冷やすためじゃんじゃん海水を注入しても全然水位が回復しなかった。
午後9時頃は一旦回復したが、再び午後11時にまた燃料棒が露出した。

熱せられた原子炉に水を入れてもどんどん蒸気になって出てしまうとの説明で、一時冷却水が流出するというのはこれまで大変な事故という認識があったはずだが、報道の解説ではほとんど心配は要らないというような言い方だ。

作業員が海水を注水するためのポンプを1、3号機の見回りで目を離した間に燃料が切れていたという記事もあり、同時にそれだけの原子炉を見なければいけないほど現場には技術者がいないのだろうか。今こそ電力会社は全国から技術者が集まり対策をすべきでは。

また、モニタリングポストもいつも1号機に近い場所のもののようで、他の地点の監視はどうなっているのか。
泊原子力発電所には敷地内に北電のモニタリングポストが8カ所、北海道のものが3カ所設置。他にもモニタリングステーション、モニタリングポイントというものもあるし、モニタリングカーという測定器を積んだ車もあるという。

福島第一原子力発電所に関しては合計6号機までありながら放射能の測定があまりにお粗末ではないのか。
それも地震の影響、被害を受けたのかもしれないが、その前に地震や津波に関しても日本の原子力発電所は非常に高い自信をもっており、想定される最大の地震に対しても十分余裕を持った設計をしているし、原子炉は地震が起きれば自動的に運転は停止される。津波に関しても影響を受けることのないような設置レベルが決められ、原子力発電所においては津波による被害は考えられないと断言をしていた。

もし仮に異常が発生したとしても多重防護の考え方のもと、何重もの対策を講じている。~と泊発電所の概要というパンフレットに書かれてある。
放射能を閉じ込める5重の壁のうち、炉心溶融の状態までいっていたとしたら、あとは原子炉(圧力)容器と原子炉格納容器の2つだけしかない。

どうかこれ以上の被害が出ないよう願うしかない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛び交う情報

2011年03月14日 09時38分32秒 | 日記・エッセイ・コラム
ブラジルに住む息子の元先生のブログから。
http://prayforjapan.jp/tweet.html
変なのかもしれないけれど、国連からのメッセージにグッときた。
被災者を応援してるのは国内だけでなく、海外の人も助けてくれようとしてる。
特に遠いヨーロッパからも多くの救助隊が駆けつけてくれています。

高校生の息子にはチェーンメールが回って来た。
『ありとあらゆる高校生に回して下さいだって。
↓↓↓
東京電力は、発電所の停止が相次いでいるため、3月12日の夕方に電力供給が需要に追いつかなくなるという見通しを発表しました。
http://t.asahi.com/1kx9 あなたの節約した電気が、病院に使われ、傷付いた一人の命を救います。
完全復旧送電には最低一週間はかかる。せめて一週間、節電を。お願いします。
高校生の連絡網駆使してひとりでも多くの命を救うための連絡を。』

確かに今、一人一人の心掛けは大切ですが、現実には電力復旧にはいつまでかかるか分らない。
リンクしているのはasahi.com。計画停電は13日の昨晩発表されたのに、12日午前には東電がこんな予測をしていたんだ。
内容的には問題なさそうだけれど、チェーンメールで回すという手法はどうなのでしょう? 息子には他に回さぬよう注意しておきました。
(上記のリンクは確認済み)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無事を祈ります。

2011年03月13日 23時12分00秒 | 国際・政治
南三陸町では未だに9500人と連絡が取れていないという。
避難している場所が外部との連絡が取られないだけで、無事であることを祈るしかありません。
自衛隊の派遣も10万人体制になり、海外からの救助隊も次々かけつけてくれて、明日こそは不明者がたくさん救出されることと信じております。

地震当日に浦河町に仕事に行った友達とはしばらく電話もメールも繋がりませんでしたが、今日無事に元気な声を聞く事ができ、現地ではサイレンも鳴っていたと言いますが、そんな大きな被害があったとは知らずに支障もなく仕事をしていたとかで、内陸部は周りの方も平静であったようです。

また仙台に赴任している友達には地震後すぐにメールするとすぐに返信があり、本来は向こうにいるはずがたまたまこちらで仕事があったとかで、直前に札幌に帰っていて難を逃れたという。
前日に帰っていなかったら地震の時はちょうど空港に居たかもしれないということで、なんという強運だろうと思う。
良かったです~

しかしまた別な友達の上司だとか、向こうに嫁いだ同級生の安否も確認できずにいる人もいて、まだまだ安心はできません。
テレビで流れる津波の映像を見ていてもなんだか別世界の事のようですが、無事再会できた家族の姿を見るとホント涙が出ます。
節電くらいなら喜んで協力いたしましょう。

海外からは秩序ある行動、忍耐力、不屈の日本と賞賛されているようですが、まだまだ災害は続いています。
日本国民全員でこれから力を合わせていかなければ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北地方太平洋沖地震

2011年03月12日 23時47分47秒 | 国際・政治
昨日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震の報道は、次から次へと新たな被害状況が発表されておぞましいほどの映像が流されている。

こうして被害のない所に住んで平常時と変わらぬ生活ができることがなんだか信じられない思いだ。

心配していた福島第一原子力発電所第一号機も避難区域が、10キロから20キロに拡大され原子炉建屋も吹き飛んだものの、放射性物質の濃度も減少しているという事で、ホンの少しは安心でき、その後の報道も原発関連は落ち着き、最悪の事態は免れたようにも見える。

しかし炉心溶融の否定はされていないので、今後この原発がどのようにされていくのかは要注意で見守っていかなければと感じる。

それにしてもテレビの報道では被害地の地名ばかりが連呼されるだけで、あまり馴染みのない自治体に関しては場所がよく分からず、家にあった日本全土の地図はもう20年も前のもので、町村合併での新地名では載っておらず、報道は地図を上手く使って被害状況を分りやすく伝えて欲しいと思った次第だ。

あれだけ飛んでる報道のヘリコプターもただ映像を映しているだけで『SOS』を訴える人々にどうコミュニケーションを取る事ができたのか、何かの役に立ってるのか? と思ってしまう。
すぐに政府の対応ばかり追求しがちなメディアはもう少し何かできないものか。

携帯電話もauがしばらく不通だったとか、KDDIの光回線が使えずメールも送る事ができないとも聞いたが、電気や水道など今後インフラの復旧には一体どのくらいの期間がかかるのか見当もつかない。

死者不明は1500人を超え今後も確認されていくのだろうが、こうして被害のない場所で報道を見ていると、何か支援をできるのだろうかと考えてしまう。
政府や報道も国民に被災者が何が必要としているか、もっと伝えて欲しいと思う。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜イベント/発寒の昔話と読み聞かせ

2011年03月12日 23時45分29秒 | まち歩き(発寒)
Img_2991
東北地方は非常に大変な状況ですが、ハツキタのイベントは通常通り行うことができました。

幼児から小学生まで付き添いの大人を含めると20名の来場者で、発寒小学校と発寒東小学校のボランティアさん8名で「こんたのおつかい」「おやすみわにのきらきらくん」「パパはウルトラセブン」「花さき山」など、合計9話の本を読んでもらいました。

その中には発寒の昔話「長栄橋のきつね」もあり、これは発寒に伝わるお話で、ボランティアの方が描いてくれた絵を今回初披露しました。
小学校両校開放図書館の司書さんなどボランティアさんの協力をいただき、子供たちは食い入るように真剣に聞いていて盛況に開催できたことに感謝いたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心配です。

2011年03月12日 18時45分50秒 | 国際・政治
午後に帰宅してずっとテレビ前に釘付けになってます。

特に原発の事故はとても心配。

周辺住民の方には十分注意して二次被害とならないよう願っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地震なのに、飲んでていいのか

2011年03月11日 21時55分40秒 | アート・文化
Nec_0088
送別会だからなぁ…。

さすがに“TSUNAMI”は歌えない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日開通!

2011年03月11日 10時21分53秒 | まち歩き
Img_2850
札幌駅から大通りを結ぶ札幌駅前地下歩行空間がいよいよ明日開通。

これでススキノまで一直線!!

いつから工事始めたっけ? 長かったなあ。

それにしても無駄に広くないか? 3分の1でも充分そうだ。

でも地上に出なくて良くなるので信号に引っかかることもなく時間短縮になるだろう。

さて、記念の飲み会開催するかい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする