予告編を見た時はてっきり『トロン』のリメイクだとばかり思っていたが、この『トロンレガシー』は28年ぶりの続編ということだった。
通常の3D版とIMAX3Dの上映があり、IMAXはまだ日本では札幌以外に3カ所しかない貴重な劇場で上映するのでせっかくならとIMAX版の方で見ることにした。
サッポロファクトリーの開業当初にIMAXシアターとしてオープンして営業して、3Dではなかったけれどローリングストーンズのコンサートの映像など何本かを鑑賞したことがあり、視界一杯に広がる映像には度肝を抜いた。最近はスクリーンは大きいが通常の劇場として使用されて話題作などはこの巨大画面で見られるのが嬉しい。
スクリーンにディズニー映画ではおなじみのシンデレラ城のロゴマーク。これがもういきなり3D!この奥行き感、臨場感、透明感、サウンドは今までの3D映画とはちょっと違う。アバターの映像の美しさも素晴らしかったがデジタル世界を映画化したこのトロンは3Dで見ることがベストでしょう。
続編という事でジェフ・ブリッジスも登場。30代のケヴィンとプログラムクルーを演じるシーンは新しいCGで作られたものだというが、それを知らなければ全く分からないだろう。回想シーンや現実のシーンはあえてどぎつい3Dにはしておらず、それでコンピューター世界を引き立たせているようだ。
前作のレコグナイザーっていう“門”の形をした飛行物体やライトサイクル(バイク)、フリスビーのようなディスクを投げ合うゲームも継承していて、登場人物のおさらいも兼ねて前作『トロン』を見てから見に来るべきだったとちょっと後悔する。
主役はサッカー日本代表の本田 圭佑かと思ったケヴィンの息子サム。
サムは父の友人だったアランから20年前に突然失踪した父ケヴィンからメッセージを受けた事を知り、昔父が経営していたゲームセンター跡に訪れる。そこで隠されていた部屋の中で起動された装置によってコンピューターの世界へと送り込まれてしまう。
そこは父が作り上げたコンピュータ?世界「グリッド」。支配するのは若い時の父ケヴィンだった。しかし再開を懐かしむ姿はなく、無理矢理命がけのディスクゲーム、ライトサイクルを強いられ、サムは危機一髪の所クオラという女性に助けられ、グリッドを遠く望む場所に案内される。
クオラ、アイソー、クルー、リンズラー、キャスターは全てプログラムの名称。
前作から登場したトロンというプログラムも登場して、プログラムを擬人化するというのは前作「トロン」が最初だったのだろうか。「マトリックス」にも似たようなテーマと言えるかもしれないけれど、こちらは完全にプログラムデータで人間世界では実在しないはずだったのが…。
こういうアイデアがこんな風に視覚で表現できるようになったなんて本当に素晴らしい。
まるで自分もコンピューター世界に居るような感覚に落ち入る。
映画の後トイレに入ると、友達と来ていた男性が用をたしながら何を思ったか、友達に「オレもデジタルの世界に行きて~」と言っていた。
分からない気もしないかな? とは思ったが正直楽しくはなさそうに思う。
この映画は3Dなくして有り得ないかもしれない。できるだけ大画面で見たいけれど、公開が終了したらもうこのIMAXで見られないのかと思うと残念な気がする。
(追記)それにしても特別料金2,200円は高い! 割引も一切無く、高い!! 高過ぎるぅううう~
通常の3D版とIMAX3Dの上映があり、IMAXはまだ日本では札幌以外に3カ所しかない貴重な劇場で上映するのでせっかくならとIMAX版の方で見ることにした。
サッポロファクトリーの開業当初にIMAXシアターとしてオープンして営業して、3Dではなかったけれどローリングストーンズのコンサートの映像など何本かを鑑賞したことがあり、視界一杯に広がる映像には度肝を抜いた。最近はスクリーンは大きいが通常の劇場として使用されて話題作などはこの巨大画面で見られるのが嬉しい。
スクリーンにディズニー映画ではおなじみのシンデレラ城のロゴマーク。これがもういきなり3D!この奥行き感、臨場感、透明感、サウンドは今までの3D映画とはちょっと違う。アバターの映像の美しさも素晴らしかったがデジタル世界を映画化したこのトロンは3Dで見ることがベストでしょう。
続編という事でジェフ・ブリッジスも登場。30代のケヴィンとプログラムクルーを演じるシーンは新しいCGで作られたものだというが、それを知らなければ全く分からないだろう。回想シーンや現実のシーンはあえてどぎつい3Dにはしておらず、それでコンピューター世界を引き立たせているようだ。
前作のレコグナイザーっていう“門”の形をした飛行物体やライトサイクル(バイク)、フリスビーのようなディスクを投げ合うゲームも継承していて、登場人物のおさらいも兼ねて前作『トロン』を見てから見に来るべきだったとちょっと後悔する。
主役はサッカー日本代表の本田 圭佑かと思ったケヴィンの息子サム。
サムは父の友人だったアランから20年前に突然失踪した父ケヴィンからメッセージを受けた事を知り、昔父が経営していたゲームセンター跡に訪れる。そこで隠されていた部屋の中で起動された装置によってコンピューターの世界へと送り込まれてしまう。
そこは父が作り上げたコンピュータ?世界「グリッド」。支配するのは若い時の父ケヴィンだった。しかし再開を懐かしむ姿はなく、無理矢理命がけのディスクゲーム、ライトサイクルを強いられ、サムは危機一髪の所クオラという女性に助けられ、グリッドを遠く望む場所に案内される。
クオラ、アイソー、クルー、リンズラー、キャスターは全てプログラムの名称。
前作から登場したトロンというプログラムも登場して、プログラムを擬人化するというのは前作「トロン」が最初だったのだろうか。「マトリックス」にも似たようなテーマと言えるかもしれないけれど、こちらは完全にプログラムデータで人間世界では実在しないはずだったのが…。
こういうアイデアがこんな風に視覚で表現できるようになったなんて本当に素晴らしい。
まるで自分もコンピューター世界に居るような感覚に落ち入る。
映画の後トイレに入ると、友達と来ていた男性が用をたしながら何を思ったか、友達に「オレもデジタルの世界に行きて~」と言っていた。
分からない気もしないかな? とは思ったが正直楽しくはなさそうに思う。
この映画は3Dなくして有り得ないかもしれない。できるだけ大画面で見たいけれど、公開が終了したらもうこのIMAXで見られないのかと思うと残念な気がする。
(追記)それにしても特別料金2,200円は高い! 割引も一切無く、高い!! 高過ぎるぅううう~