(金食い虫)
国立競技場がようやく全面見直しになりました。
2000億円を超える莫大な建設料に加えてオリンピックまでに間に合うかという問題もあって、ここに来てやっと見直しされることになりました。
あのキールアーチという2本のアーチ状に伸びる柱が、延長上に地下鉄があってぶつかってしまうという事が大きかったとも言われます。
森元首相は金額の問題じゃないとか、たわけた事をぬかしてまたまた総スカン。ホントは良い人らしいがこれはもう老害としか言いようのないクソッタレじじいですな。
日本を象徴する建物である必要があるとか言っておりましたが、日本の事を知ってるのか知らないのか、イラク出身のザハ・ハディド氏の設計のあれがどうして象徴となり得るんだろう。設計自体はスゴイものだとは思うけれど、予算の事も施工の事も度外視でデザインできたら誰だって~とは言わないけれど斬新なものはできるでしょう。
実際、国際コンペで選ばれなかった作品にもザハ案に劣らぬ素晴らしいものもあったし、木で囲まれたデザインのものなんて面白いなと思いました。
最終的にどんなものが作られるかは分かりませんが、森が言ってるように50年、70年使える名所にしたいということなので、是非石のレリーフかなんかで今回の経緯を後世に伝えて欲しい。誰がこう言っていたとか、誰々は代替案を出していたが文科省は耳を貸さなかったとかね。
今回ザハ案を決定した安藤忠雄さんもこれでちょっと信用を落としたような格好になったでしょうか。なんだか他人事のような態度の会見にはちょっとガッカリ。
また、多くの人が言っていることだけれど、ザハ案を破棄したとしても違約金だかなんだかで数十億円は使われる事は確からしい。税金を無駄にしたっている責任、責任者は一体誰なのでしょう?
文部科学大臣なのか、文部科学省? はたまた総理なのか。
日本は第二次大戦の頃から責任を取らない人たちが国を動かしているのだから困ってしまう。
政治家も官僚もホント! 責任取ったためしないよね。江戸時代なら切腹ものじゃないの?
それにしてももう2年近く前だったか、新国立競技場のデザインがザハ・ハディドの案に決定した時に、うちの次男が大学で教えて貰ったのかネットで知ったのか、ザハのデザインは実現不可能なものばかり作っていて本当にできるのかと疑問だと言っていました。
三流大学生でも分かるような問題を、なんで国を動かすほど頭の良い連中が分からなかったのでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます