道草、より道、まち歩き。

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ゼログラビティ(IMAX 3D)

2014年01月26日 23時56分45秒 | 映画
Gravityアカデミー賞有力候補のゼログラビティ。
ロシアが自国の衛星を破壊したところ、その破片が他の衛星を連鎖的に破壊、大量の宇宙ゴミが発生する。
もの凄いスピードで襲ってくる宇宙ゴミは、スペースシャトルで船外活動をしていた医療技師ライアン・ストーン博士と指揮をとるマット・コワルスキーの元に降り注ぐ。

他にもう一人船外にいたシャリフは頭部を宇宙ゴミが貫通して死亡、船内の乗組員も全滅だったが、ライアンとマットは奇跡的に助かるも、地球の周回軌道に乗った宇宙ゴミはまた90分後に襲ってくる。
助かるためにはISS(国際宇宙ステーション)に乗り移り、宇宙船ソユーズで地球に帰還するしかないが…。

上映時間の90分はもう一度宇宙ゴミが来るまでの時間ということで、ほぼリアルタイムで進んでいく。
珍しくまだ公開中だというのにWikipediaでストーリーが、丸々記載されていて驚かされる。ストーリーを知ってしまってから映画を見ても楽しめると思うが、やはり余計な知識がない方がスリルとサスペンスは楽しめる気がする。

SFスリラーサスペンスという位置づけらしいが、宇宙人も出てこないが恐ろしいこと恐ろしいこと。
宇宙ゴミがシャトルを襲ってくる映像も、予告編で見られる通り安全帯が切れて宇宙に放り出されるのも、酸素残量がなくなっていくのも恐くてたまらない。

予告編の無重力状態で制動も効かずグルグル回り続けるシーンは、いつまでもそういう状態が続いたら気持ち悪くなってしまうんでは?と心配もしていたが、まあ映画だけあって次々と新たな恐怖が襲ってくる。
まぁ、やっぱりこれは死んじゃうよ~と思わされるものの、万に一つの可能性があれば帰還できると信じることには勇気を貰える。

正直アカデミー作品賞を取れるようなストーリー性はない気がするけれど、撮影賞、編集賞、視覚効果賞は間違いなく取れるように感じさせられて、どうやって作られたのかと思わされる映像だった。
3Dも効果的に使われ目の前に数回飛んでくる宇宙ゴミに驚いて飛び上がりそうになった。

映画を見終わって外にでると星が見えた。
今まさに宇宙で?なんて想像したりして、余韻も楽しめて面白い作品だった。

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