琴似発寒川。
今年は去年より鮭の遡上が早かったのか、すでに水底に沈んでいる魚がたくさん見られる。
去年と同じ場所では倒木で環境が変わってしまったためか、幾分少なく感じたがちょっと上流は逆に多かったかもしれない。
それにしてもなんだか毎年の様に鮭を見に行っている気がする。昔は近くまで行って見るほどではなかったが、こんな身近に鮭の遡上が見られることに有り難いと感じる様になったか、年齢のせいか…。
この鮭も背びれはボロボロで、しばらく動かなかったのでもう死んでいるのかと思っていたら、ちょっとまた場所を変えたりして僅かにヒレを動かしまだ生きていた。
見ていたら浅瀬まで行って体が半分くらい水面に出ていて、口もゆっくりとしか動いておらずもう本当に力尽きたという様な状態だった。
直ぐ近くでは産卵をしているものもあったろう。生と死がこんな間近で繰り広げているとは。
対岸から見に来たご夫婦の奥様は鮭の姿を見て「ご苦労だったね〜」と言っていた。
本当に。