スティーブン・キング原作。
劇場でも観ようかな〜と思っているうちに終了していました。NETFLIXに上がっていたので早速鑑賞(〜という映画でもないけれど)。
わざわざ部屋の灯りを消して真っ暗な中で観ましたが、気持ち悪い、怖い、ゾッとするという感じでした。案外ビックリ! という驚いたのは1ヵ所くらいだったろうか。
ピエロ気持ち悪いわ〜。ピエロってメイク次第であんなに気持ち悪く、怖いものになってしまうのは何故だろう。去年くらいだったか暗闇にピエロが出現して驚かせるというYouTube映像が流行っていたけれど、夜中の帰り道にホントに居たら洒落にならんて。
ピエロ以上に気持ち悪いのが浮浪者と、絵画に描かれていた何とも言えない気持ち悪い女性。ホントに迫って来たらあれは泣くかもしれないなぁ。
それにしてもペニーワイズ(ピエロ)に立ち向かういじめられっ子達の親と言ったらも〜カス過ぎる。弟が居なくなって悲しみにくれる兄としっかり向き合わない親に、娘に性的虐待を繰り返す男、息子を自分のそばにいつも居させないと気がすまない母親。
いじめる側の親も警官のくせに放任している父親もひどい。こういうのを見るとアメリカって病んでるな〜と思うけれど、日本も決してない訳じゃなくって、男と遊ぶために子どもを放ったらかしで出掛ける母親や、内縁の妻の連れ子を虐待し、終いには殺してしまう男までいる時代だ。
こういう奴等こそペニーワイズとかに食われればいいのにって思う。
映画から随分脇道に行ってしまったが、最後は結構呆気ないような気もするペニーワイズの最後。
宙に浮いていた行方不明だった弟、子ども達は生きて戻って来たんだろうか? 子ども達が再会を誓う時にも弟の話はしてなかったし、一切触れてなかった。
第2章があるって事はやっぱり生きてなかったって事だろうか。
スティーブン・キングの映画ではホラー系のものより、グリーンマイルとかの方が私は好みです。