道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
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命の重さ

2014年01月31日 23時52分10秒 | 国際・政治
内戦が続くシリア。

爆撃で崩れ落ちた建物の瓦礫だと思ったが、その中に1歳の赤ちゃんが生き埋めになった。

瓦礫と言っても細かい砂利のようで、その中に赤ちゃんの頭が見えたが、その様子は顔は埃で真っ白になりグッタリしている。

体のほとんどが埋もれて引っ張り出せないため、大人たちが赤ちゃんの周りの瓦礫を素手で取り除いていた。

体の半分ほどが見えてきた時に赤ちゃんの腕が動き目も開いた。

その間、大人たちは指示を出しているのか、赤ちゃんに対しての声援なのか必死に叫ぶ声が途切れなく続く。

幸いに、本当に幸いに救出された赤ちゃんは意識を取り戻し泣きだした。

小さな命を多くの人達が必死になって助け出そうとした。

一方で空爆によりこれまでどれほどの人が犠牲になっている。

自爆テロなど自分の命を犠牲にする人もいれば、こうして人の命は皆で守ろうとする心は世界共通に持っているはずなのだから、戦争はなくせるのではないだろうかという希望は捨てきれない。

コメント
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