道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
ブログの内容もゆるくて、道草、より道ばかり。

困ったもんだ。

2010年06月02日 23時54分10秒 | 環境
Img_5768
布敷の滝の滝つぼにあったので拾えませんでした。
タバコの吸い殻もあったし、マナーの悪い輩はなくならない。

そういえば、この場所から数百メートル下ったくらいのところで年配の女性が登ってきました。
私の前を歩いていた妻と二言三言・・・。なんだかフキの話をしているようだ。
フキと言えばさっき布敷の滝の所で女性3人がフキを取っていたような。

すれ違う時に、私も気を効かせて「あまり大きなものはないですよ。滝まで行けばちょっとあったようですけど、滝はあともうちょっとですから」なんて言って別れると、妻が「何言ってんのさ」と呆れ顔で私を見る。

へ? なんで?」
「あの人は滝はあとどのくらいですか? って聞いたんだよ
「滝? フキじゃないの?」
「違うよ 滝だよ滝
「ああ~だからあの人キョトンとしてたのかあ~。ダハハハ~
「・・・バッカじゃないの

滝の事を聞いていたのに、私に滝の所までいけばありますからなんて、何言ってんだぁと思ったでしょうなぁ。
いや~失敗失敗。ちょっと疲れてたか(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリンピックの廃墟

2010年06月02日 01時23分12秒 | 環境
先日登った手稲山は1970(昭和47)年に日本およびアジアで初めて開催された冬季オリンピックであった、札幌オリンピックで回転、大回転、リュージュ、ボブスレーの舞台となりました。

残念ながら札幌オリンピックというと70m級のスキージャンプで金・銀・銅を独占し、笠谷選手の名前とジャンプの格好を真似た程度の記憶しかありません(^^;

札幌市内の美香保体育館や月寒体育館などには未だに五輪のマークが付いた建物があって、手稲山にも当時オリンピックの施設だった建物が残っています。

Img_5594
今まで車で通り過ぎていてゆっくり見たこともありませんでしたが、じっくり見るとこれが非常に老朽化していて、こんな建物に五輪のマークが付いていることが恥ずかしく、情けなく感じさせられます。
調べるとこの建物はリュージュやボブスレーのゴールハウスとして使用されていたようです。

Img_5597
それからこの鉄骨はゴールハウスを通ってから停止するためのブレーキゾーンと思われ、横にはまだ照明も並列して残っています。木がかなり増えてはいますが道路脇にはまだこのように剥き出しの状態が続きます。

Img_5640
数年前に休止となったロープウェー山麓駅のすぐ近くにあるオリンピックハウス。こちらもほぼ廃墟と化し中には資材やスキー靴も見えました。数年前までは何かで使用していたようですが、今ではガラスも割られ、トタンはめくれあがり、ゴミは棄てられ、あと何回か冬を越せば本格的な廃墟となるでしょう。

Img_5643
割られた窓から中を覗くと厨房が見えました。せめて中のものだけでも撤去すればよいものを。
オリンピック当時は何に使われたのか分りませんが、きっと大会期間は多くの人で賑わっていたのでしょう。

恵庭岳では滑降競技が行われ、自然破壊を最小限にし大会後は原状回復を条件としてコースを造成したと言いますが、今現在植生は回復したとはいえないようです。

オリンピックの経済効果は○○億円なんて言われますが、その利益の中から建物の補修をするなり撤去したり、特に山に作ったような施設は原状回復ができないのならやるべきではないのかもしれません。
去年、2016年の夏季オリンピックを誘致しようとの声が自民党議員から上がりましたが、財政難を理由に市は辞退を表明しました。誘致費用も莫大となり、東京都でも失敗した事を考えると、これは大変賢明な判断だったと思います。

長野でもオリンピックの会場となった施設維持の負担が大変な状態と聞きます。
もう既存の施設で開催できないのならオリンピックはやってはいけません。廃墟を増やすだけです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする