バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

本日、古道具LIVE!

2008-11-29 | イヴェント案内

本日土曜日はライヴ営業。三鷹の街のスーパースター『古道具(FulDawg)』!が登場します。Photo ギターとマンドリンをフロントマンにクラレンス・ホワイト、ピーター・ローワン…Bluegrass/ブルーグラスやDawgMusic/ドーグミュージックなどなどルーツミュージックを親しみ易くプレイする希有なバンドは理屈抜きに楽しませてくれる素敵なバーバンドでもあるのです。
バイユー近辺では『岩田ファーム』を率いての活動やソロシンガーとして知られる岩田亮がビリーと呼ばれていたりする古道具。グレイトフルデッドから高田渡さらにはド根性ガエルまでを煮込んでスウィンギンにファンキーに聴かせてくれます。お楽しみに!
午後7時開店/8時開演、料金は1000円です。お待ちしております。


B.B.キング83歳のニューアルバム

2008-11-28 | 音楽

Bbkingfavor 最近のバイユーのヘヴィローテーションです。ブルースの王様、B.B.キングのニューアルバム『One Kind Favor』。実に丁寧に作られた素晴しい出来です。心よりお薦めいたします。
83歳のB.B.キング。もしかすると「全盛時と比べると」や「年齢的な衰えが…」「ギターの切れ味が」~ウンヌンと一部分に対して否定的なまるで見当違いの評を目にしたりするやもしれませんが、そんなものは無視です無視!私が保証します。人間皆歳はとるものです。そんな枠を飛び越えた良い音盤です。特に若きBBのレコードを持っていて、彼に興味のある方は是非ご購入をお薦めします。

巷で話題になっていた本盤、ですが購入したのは割と最近です。なんとなくモタモタと躊躇していました。反省です。1曲目の最初の音で素晴しい作品であることがわかりました。アルバムのタイトルが歌詞に出てくる『See That My Grave Is Kept Clean』。「俺の墓を綺麗にしておいてくれよ(ひとつお願いだ)」と歌われるBBの先人にあたるブルースマン、ブラインド・レモン・ジェファーソンの曲です。そう、これが話題の原因です。この、ファンならいろいろと考えさせられてしまうブルースナンバーがネットリと少しダークでファンキーに始まるとすぐに " ただ楽曲を集めてブルースセッション的に演奏して作られたもの " ではなくしっかりとプロデュースされたアルバムであることがわかります。オルガンがなんともいい感じです。作品コンセプトとしてはBBが聴いてきたであろう先人のブルースマンの楽曲をカヴァーしたというものなのですが、全編に渡ってつくりが丁寧で飽きさせません。80歳を越えたBBの声をレコーディング技術で飾ったりすることなく痩せた部分まで柔らかな手触りで見せて聴かせてくれています。ギターの音も同様。これが今のB.B.キングなんだ、、、とジーンとするような出来です。例えば、一聴するとなんだか音を探りながら弾いているかのようなスローなギターソロもよく聴けばこれが唸るような音の並びを残しています。鋭い切れ味や凄いフレーズ!という価値観だけでなく、音楽の蓄積が生み出したようなメロディに日々感激したりしています。枯れても問題なし、です。聴き手にとっては決して寂しげなジャケットとタイトルからイメージされるような印象はなく、BBが80歳を過ぎても素敵な音楽を聴かせてくれているという事実の持つ喜びをたっぷりと感じることができます。
そうそう、これは不思議なのですが…収録されているのはブルースナンバーばかりだというのにブルースのアルバムを聴いている!という感覚があまりしないのです。ブルースを超越しているような手触りです。ボブ・マーリーを聴いていると、レゲエを聴いているというよりボブ・マーリーを聴いているという感覚になるのとなんだか似ているのかも。
そんなアルバム・プロデュースはTボーン・バーネット!凄い仕事ぶりです。尊敬!!今作のM.V.P決定です。

と、お薦めしまくりのB.B.キングですが~実はワタクシ20数年前はどちらかと言えば嫌っていました…。それも " コマーシャルなブルースマン " というあまりにもバカバカしく的外れなイメージだけで。「マウント・フジ・ジャズフェスティバルなんかにフュージョンの人たちと混じって出る奴やろ?」や「全然ローダウンでダーティじゃない!!」こんな感じです。「あんながは売れ線やき!やっぱライトニンやハウンドドッグ・テイラーやろ!?」…こんな感じです。ああ、思い出しても恥ずかしい。。。
その後、勿論聴いてはいましたがB.B.の真の素晴しさにようやく覚醒したのは15年ほど前のことです。

その後悔と恥ずかしさからでしょうか、素晴しい新作を強く褒めてみたくなったのは…?是非もう一度生のステージを体験したいと熱望いたします。


18年前の!!

2008-11-24 | 音楽

先日、偶然というにはあまりにも必然的に出会った方から、あるブラジル人ミュージシャンによる今となっては "伝説的" とさえいわれているライヴ映像を観せて頂く機会に恵まれた。詳しくは記さないけれど、今から18年前!に東京で行われたそのコンサートはやんわりと僕の心を鷲掴みにして、そしてじんわりとノックアウトしたのでした。恥ずかしいけれどなんとも溜らないほどに胸が熱くなりました。そう、音楽には時にこんなマジックが宿るものなのだ。演奏や熱狂だけではない、筆舌に尽くし難い何か。

…先日のThe Whoの素晴しいライヴでのサポートメンバー、ピノ某はこの点についてまったくわかっていない演奏者だったように思います、ね。

18年前、残念ながら自分はその場にいなかったコンサート。画面の中の人々を心底羨ましく思ったものでした。その場に立ち会った方々の胸の中には小さな何かがはっきりと生まれたはずです。
そんな時間を追体験できて好運でした。感謝いたします。


晩秋、いや初冬の武蔵野点描。

2008-11-22 | ある日の出来事

081118_3 どうぞ、ご覧下さい。

三鷹駅南口(表玄関)の風景ではありません。バイユーの鎮座する三鷹日本海側(裏口)、武蔵野市側の年末イルミネーション・ライトアップであります。
なかなかやります。極めてシンプルな感覚が裏口ロータリーにマッチしています。これまで三鷹駅周辺のライトアップといえば、毎年『古道具』のライヴパフォーマンスでお馴染みの南口(三鷹市側)のことでしたが遂に武蔵野口(北口)も冬化粧に乗り出したというわけです。とはいっても別に『ル・オードムーゲ』の演奏があったりするわけでもなくささやかなものではありましたが…。
そんな北口ライトアップ、突然に始まったその夜のバイユーでは「あれって去年もやってた??」「今年からだ…よね」と自信なさげな会話が交わされていたのでありました。
皆さまご心配なく。今年からだそうですよ~!

そんな武蔵野市の夜をもう一景。
081119k_2 以前もご紹介いたしましたが、深夜に将棋バーと化したバイユーです。見方によれば頑固親父の集うアイリッシュ・パブの趣きですが、バイユーはそんなものを目指しているわけはまったくなく、女性客に支持されるちょっと素敵なバーをこそ目指しているのであります。しかし、現実はおでんを仕込み干物を焼き、深夜将棋バーを切り盛りしたりする日々。これらすべて素敵なバーへの抵抗勢力、と呼ぶべきものなのでしょうか?
写真は火曜日の深夜~共に地元民、著名な音楽文筆家Y名さんと三鷹音楽界の影の首領とも呼ばれる『P』のKウチさんの因縁の対局。1局目に痛恨!?の敗戦を喫したKウチさんが半ばやけっぱちな様子で「負けてうなだれるKウチ、という図でも写真に撮ってバイユーブログにでも載っけてやってくださいよ」。と仰り撮影となったものであります。左がにんまりゆったりと2局目に入るY名さん。右側が敗北を引きずり意気消沈、悪い流れの中に足を踏み入れつつあるKウチさんであります。秋から冬へと向かうある日、武蔵野の夜はかくも味わい深く更けていったのでありました。

というわけで、遠方の皆さまもイルミネーションでも眺めに是非三鷹まで足をお運び下さい!

 

 


元教会を怒らせたり、なだめたり。

2008-11-18 | ライヴ報告

土日は連日のライヴ営業。あいにく天候はすぐれませんでしたが実り多い豊かな、音楽三昧の二日間でした。

まずは土曜日。5時から三鷹駅南口コンコースにて『古道具』のフリーコンサートを半分くらいは覗く予定だったのですが果たせず、そのままROIKIブルース・ナイトに突入。

081115_2お客さんもゆっくりと集まり、開演前からゆったりと良いムード。 皆さんブルースで飲む気満々と見えました。久しぶりにひとりでたっぷりと2ステージ演ってくれたロイキにーさん。充実のライヴでした。ゆったりとした緊張感があり、ジューク・ジョイントでのブルース・ナイトの匂いが濃厚ながらもソロコンサート的な端正さも微かに漂い、お客さんはリラックスしながらも終始集中して演奏を楽しんでいました。 ブルースを演る、説得力を感じさせてくれたものです。
ロイキさん、バイユーの大切なレギュラー出演者です。来年もお世話になるので皆さ0811152ん、是非また足をお運び下さい。
でも、元教会のバイユーであの所業。" バチ" という懐かしい言葉を思い出してしまいました。ま、演ってもらってるだけですから僕の罪は軽いと思いますが…。

そうそう皆さん、バイユーの壁に飾られている『ギリェルミ・ジ・ブリート&モナルコ』のフライヤーをご存知でしょうか??この日はこの素晴しい思い出のコンサートの制作をされていた方が偶然にも初来店しており、昔話に花が咲き個人的にかなりコーフンしたのでもありました。(ギリェルミさんについては当ブログカテゴリ「音楽」2006年5月18日『さようならギリェルミ・ジ・ブリート』を御覧下されば幸いです。)是非、お時間ある時にまたお立ち寄り下さい。お待ちしております。

翌日は『蝦馬』が出演。女性チェロ奏者をセンターに右にギタリスト兼キーボード、左にドラムスが陣取るという編成で歌心と時に哀感に溢れたインストゥルメンタルナンバーを(中心に)スウィンギーに聴かせてくれました。081116 それぞれに多分野で活躍するプロフェッショナルな3人による演奏は当然ながら完成度も充実度も高く、満員のお客さんは多いに盛り上がりました。普段バイユーで流れる音楽とは若干毛色の違う『蝦馬』ですが、それぞれにルーツミュージックへの造詣も深く想像以上に楽しめました。中心となり企画して頂いたドラマーの阿部さんどうもありがとうございました。エルガーのおかげで、元教会をすこしでもなだめることができたのなら良いのですが…。

…『古道具』恒例の三鷹駅年末イルミネーション点灯式LIVE。天気は悪かったけれど気温は低くなく良い条件だった(昨年は寒かった!!)ので聴けなくて残念。来週土曜日、29日のバイユーLIVEを楽しみに待つことにします!


今夜はロイキのブルースナイト

2008-11-15 | イヴェント案内

今夜はROIKIのブルースLIVEです。お酒の肴には最適。お待ちしております。

そして今夜は予定の組み様によってはなかなか豪華に過ごせることをここにお知らせしておくことにいたしましょう。
午後5時より、三鷹駅南口駅前コンコースにて三鷹イルミネーション点灯式のスペシャルアクトとして " 三鷹の街のスーパースター " 『古道具』が登場。フリーコンサートです。そしてその後7時にバイユー開店、8時よりROIKI BLUES SHOWを楽しむというゴールデンな感じが可能です。
皆さま是非三鷹駅へ!そして三鷹市(南口)~武蔵野市(北口)というマニアックなハシゴを楽しむのも一興かと。


今年もおでんを…。

2008-11-14 | メニュー

冬の足音が聞こえてきたと思っていたら、これはもうすっかり冬、ということだそうで。

既に「いつからやるの?」と何度かご質問を頂いていた冬メニュー『高知モノのおでん』を今年も始めます。高知産の練りモノ各種に「牛スジ串」や「すまき」、などなどのおでん。
お待たせいたしました。
めでたく今年も連日おでんと格闘する日々がやってまいりました。特別に高級なおでんというわけではありませんが丁寧につゆを作り高知の食材を、小鍋を使い分けつつゆるゆると作っております。またもや、「もう冬はおでん屋と割り切って、一品一品注文できるようにしなよ(笑)」などと言われていますが、、、どうかそれだけはご勘弁を。。。今年もオナカに溜る「おでん盛り」600円というカタチでご提供させていただきます。Photo

ちょっとだけ実況すると~大根も細いけれど美味しそうな高知モノが下茹で完了しています!よろしくお願いいたします。


寒くなったらコバーン!

2008-11-14 | 日記・エッセイ・コラム

寒いです。こんなの大したことはないとはわかっておるのですが。寒さの序の口だとわかってはいるのですが、急激な気温変化について行くのが大変です。
そんな季節の楽しみ方。そうです。コバーーンです。カナダを代表するシンガー・ソングライター『Bruce Cockburn』ブルース・コバーンの音楽です。

夏だレゲエだ!トロピカルだ!というような風潮をいつも冷ややかに見てきた私ですが、なんのことはありません。今、ここで言いたいのは「晩秋から冬はやっぱりコバーンだ!!」という同じような煽りだったりするのです。
そうなのです!一年中いつ聴いても素晴しいコバーン作品なのですが、やはり秋が深まり冬を感じ始めたころから聴こえかたが少しづつ変わってくるように感じられます。かつては例の " 冬のコバーン " というコピーに対しても冷ややかな気持ちでおりました。でもそれも過去のこと。今では、仰せの通りでございます、と思っております。ここ数日の深夜の空気の澄みきり具合など、まさにコバーンの季節がやってきたことを物語っています。音楽にも旬はあるようです。Sunwheel_dance
連日聴いているレコードは『Sunwheel Dance』。彼の初期、3枚目のアルバムです。息をのむギターに素敵なメロディ、暖かい歌。素晴しいです。この音盤(LP&CD)はお願いしてカナダから買ってきてもらったといういわく付きのシロモノ。なんとなくカナダの匂いがするような気がします。哲、サンキュー!


今度の土曜日はロイキのブルース・ナイトです!

2008-11-13 | イヴェント案内

ニューオーリンズ・ファンクに続くオキナワンソウル、そして芋煮会と盛り沢山の日々を過ごしていたら早くも次なる催しが近づいてきています。

今度はブルースです!BLUES。
次の土曜日11月15日はブルース好きにはおなじみ、土佐の高知が誇るブルースマン『ROIKI / ロイキ』が今年最後のバイユーLIVEにやってきます。考えてみれば結局、(待望の)サードアルバムは今年もリリースされませんでしたがそんなことはご愛嬌。ライヴこそがロイキにーさんの魅力を伝えてくれます。…頼むぜ~(ロイキにーさーん!)
ゆったりと2ステージ、秋の夜長を清らかに汚れたブルースでお過ごし下さい。飲んで飲まれて気がつけばアナタも浄化されていること間違いなしです!午後7時開場/8時開演。料金は1500円です。Roiki_2nd
★土佐の高知が誇るブルースマン。本名・寺田革(アラタ)。日本のブルース、という世界限定ではなかなかに知られた存在。デルタスタイルの弾き語りに、溢れ だすなんだかわからないストレインジな個性。端正であったりフリーキーであったり、そして猥雑であったりもする。わかり易そうで掴みどころのなさが魅力で す。まあ、自然体ってことでしょうか??とにかくお酒を嗜みながら聴くにはこのうえない肴です。是非お集まり下さい。★★                                                                      

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寒さにも小雨にも負けず…芋煮会!

2008-11-10 | アート・文化

ここのところの東京は本当に寒い。12月上旬並みとのこと。
なのに昨日は野外にて宴会。気持ちが萎えそうになるほどの寒さと小雨模様の中、厳しくも楽しい時間を過ごしたのでありました。

「芋煮会をやりましょう!」
本場山形出身のEンタさんが言いはじめたのが1ヶ月ほど前のこと。当初の予定ではバイユーの都合もあって「ちょっと遅めだけど、まあ有りでしょう」ということで10/19(日)という予定でありました。しかしこの企画の推進役2名ののんびりとした風情と、バイユー店主のあんまりといえばあんまりなサポート不足もあり "準備不足" という理由にて延期。「もう本当にギリギリの日程」で昨日の開催となったのでした。
そこに待っていたのがここ数日の寒さ。当然事前の盛り上がりも弱々しく、直前の決定ゆえに特別な告知もしなかった為に参加者も寂しい限り。残念ながら海外出張?や名古屋出張のお客さまなどなど不参加の方がなんとなく賢明にも感じられて、芋煮会参加者は武蔵野の大地で志も高く孤立していたのでありました。
当初は「河原、川がなければ芋煮じゃないです!」と強く主張していたEンタ氏も日程延期と焚き火の可能な会場がみつからない現状に徐々に軟化。結局、バイユーから歩く事のできる武蔵野中央公園にてカセットコンロを使用しての開催となったのでした。


当日はどんよりとした空模様。そして寒い。
公園で宴会、はおそらく自分たちひと組であろうと暗い気分で公園に行ってみると…。なんと結構いるではないですか!!でも我々以外は皆、バーベキュー。ここでもマイルドに孤立しつつ準備。
081109

そして~紆余曲折を経て完成!寒さと雨にもまけずに一同ダラダラと飲みながらEンタさんがひとり作るのを待ったかいがあって(感謝)、スンバラシイ出来映え!!一同、感動の瞬間を共有したのでありました。私、これまで芋煮といえば牛肉に醤油味のものしか食べたことがなかったのですが、Eンタさんの地元では豚肉に味噌味とのこと。コレが…サイコーでした!山形、是非食べに行きたいもんです。
この日の参加者は8名。まさに勇者でした。一同、「参加して良かった!」川はなかったけれど素晴しい芋煮会となりました。

081109_2煙をなびかせバーベキューを楽しむ他の団体を見つつ、Sモジさんが語りました。「うん、彼らはこの季節の外での楽しみ方がわかってないね」。

いや、厳しい環境の中楽しい宴会でした!来年も楽しみです。大活躍のEンタさん本当にありがとう、お疲れさま♪


歴史的瞬間のために。

2008-11-05 | 国際・政治

ほんの2時間足らずの睡眠。なのに無理矢理に眠らず朝からテレビを観ていた。もの凄い非現実感の中。そう、アメリカ大統領選挙の開票速報です。そして先ほどバラク・オバマ上院議員が勝利を確定し、アメリカに史上初の黒人大統領が誕生することとなりました。NHKのアナウンサー氏が何度も繰り返す。「史上初めて黒人の大統領が誕生することとなりました」。なんという非現実感!!つくり話のようにさえ思える。この件についてはこのブログで9月22日にゆるゆると書いたので特に加筆することはないのだけれど、信じられないような光景を目の当たりにして改めて呆然としています。なぜか突然、子どもの頃に強く記憶に残った映像が思い出されました。それはオリンピック(メキシコ大会)で勝利を収めアメリカ国歌が流れ星条旗が掲揚される中、表彰台の上で黒い手袋をはめた拳を天に向かって突き上げていたた二人のアメリカの黒人選手の姿です。時は『黒人はなぜ待てないか』出版の2年後の68年!黒人差別に抗議し、ブラックパワーを誇示するためにとった行動でした(金、銅メダリストのふたりはすぐにアメリカ陸上界から永久追放となりました)。あれから僅かに40年!!まぁたぶん先日、この光景をくっきりと思い起こさせる歌詞が登場するローリークックの『偽りの英雄』を聴いたばかりだったからかもしれませんが、本当にそんなに昔のことではないのです。マケイン候補の敗北宣言、オバマ候補の勝利宣言をLIVEで観てようやくテレビの前から離れることにしました。これからがとてつもなく困難な道のりだとは思いますが大きな一歩、歴史的な瞬間でした。


吾妻光良セッション featuring ローリー クック

2008-11-04 | ライヴ報告

Yeah!!
興奮さめやらぬ、という方も多いようですし、ただただ驚き!という声も聞きます。そして勿論サイコーだった、楽しかった~という声も。。。自分にとっても終演後はすっかり抜け殻?というくらいに強烈な、思い出深い夜となりました。この素晴しいライヴの実現に携わることができて、そして僅かでも貢献できていたとするならばこんな幸せなことはありません。

ご来場いただいた皆さま、吾妻さん牧さん岡地さん湯川さんローリーさん、加えてJIROKICHIの方々にオフィス・ローリー玉山さん、そしてノーズウォーターズ・マストをはじめとする応援していただいた方々本当にありがとうございました。

と、抜け殻ゆえコレで終ろうかと思ったのですが…

どうしても足を運べなかった!!という悔しい思いでいっぱいの方のために
やっぱ詳細なレポは必要なのかな?…と思ったりもしている次第です。
どうですかね(笑)?


本日11/3(祝)お休みさせていただきます。

2008-11-03 | 営業時間等のご案内

本日11月3日(祝)はお休みさせていただきます。どうか御了承下さい。

昨夜の高円寺JIROKICHIでの『吾妻光良セッッションfeaturing ローリークック』へご来場いただいた沢山の方々、本当~にありがとうございました。
素晴しいライヴに携われて感激感動の一日でした。忘れられない夜となりました。
すこしだけ燃え尽き気味です。

明日からまた、精進いたします。どうかよろしくお願いいたします。


あと数時間後、高円寺JIROKICHIで特別な夜を

2008-11-02 | イヴェント案内

今日、11月2日(日)はバイユーはお休み。

そして午後7時半からは高円寺JIROKICHIにて私が世話役を務めさせていただきましたスペシャルライヴが開催されます。
吾妻光良セッション featuring ローリークック
出演:ローリー・クック(Vo&G)、吾妻光良(Vo&G)、牧裕(Wb)、岡地曙裕(Dr)、
Open18:30 Start19:30 ¥2700(当日整理券あり) 問03-3339-2727

ミスターコザ!バイユーが熱烈に応援するローリークックとこれまたバイユーにとって大切なミュ-ジシャンの方々が夢の共演。
とにかく、スウィンギン・バッパーズのメンバーがローリーの楽曲を演奏するという~どうなるのやらと考えるとそれだけでクラクラしてくるような、まさに特別な夜になることでしょう。

それぞれに多忙なうえに、沖縄在住のローリー。そうそう簡単に次の機会があるとは思えない貴重なライヴです。
本当に絶対の必見です。

いや、ほんと。時間がありながら足を運ばないなんてまったく信じられませんよコレは!
では、ジロキチでお会いしましょう~