バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

石垣~コザな週末

2006-09-30 | イヴェント案内
今週土日、今日&明日はライヴ営業です。
バイユーはオキナワな週末となります。
今日土曜日は『マスト&ノブアキ』。
沖縄・石垣島出身のソウルフルな正統派ロックバンド『ノーズウォーターズ』のVo&GのマストとGのノブアキによるスペシャルユニット!なんとコレが初演とのことでとても楽しみです。
現在は東京を拠点として活動中の彼らは沖縄ではTVCMへの楽曲の提供や出演!など人気知名度共に高く、近年注目を集めるオキナワロックの中心的存在です。東京、大阪で沖縄ロックバンドのシリーズイベント『キジムナイト』を主催し、また先輩格である紫やローリー、新良幸人、shy、BEGIN、ディアマンテス等との共演や交流も深く、若手と大御所たちを繋ぐ存在でもあります。そして熱く楽しいライヴには定評があるのです。
名前は知ってるけど観たことない、という方はこの機会に是非!PM7:00開場8:00開演。¥1500です。

翌日曜日は休日返上営業。コザ出身のシンガーソングライター玉城まさゆき再登場です。今回は継続開催中の『オキナワンナイト』ではなく新企画~完全なるピン!弾き語りライヴ『風の轍』・・・IN BAYOU GATE~とのこと。
ピンに的をしぼった企画とのことでウタゴコロ溢れる夜になるのではないでしょうか、これまた楽しみです。繊細さの中に強さを併せ持つ玉城ワールドはのんびり味わうことによって、ゆっくりと染みてくるのです。お薦めです。
出演:玉城まさゆき/URiTA/富村圭只
※元ISIS~JAPAN BLUE~ロールスロイズの素晴らしいベーシスト、富村KCによる弾き語り!も注目です。
この日はいつもより早く開場18:00 開演18:30となります。ライヴチャージ¥1000です。よろしくお願いします。

でもその前に今日は昼間、新宿のパークタワーホールまで
高知の人気者『スーパーバンド』を聴きに行ってきます。だから正確には高知~石垣~コザなんだな。Masuto_2006_9_30
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キターッ!キましたよ。

2006-09-29 | うんちく・小ネタ
昨日、バイユーの並びの本屋さんに入ったら平積みの雑誌が目に入った。じろうらもとかいう人が表紙の『LEON』?という雑誌。ちょいワル親父とかいうヤツだ。その表紙のデッカイコピーに釘付け。
「さらにモテル!ちょいロクデナシ親父」!!
いるよ!いるいる!!俺の周りに!『しばてん』組にもいるよぉ。結構本格的なのだっています!ついに我々の時代がキタか?


後楽園ホール

2006-09-29 | ボクシング
深夜フジテレビでボクサー川崎タツキのドキュメンタリーを途中から観た。以前放送されたものの「その後」。前回観たところをところを放送中だったので途中からでもなんの問題も無い。しかし2度とも偶然観る、というのが凄いなと思う。
彼、そして番組について簡単に説明すると、元暴力団の構成員で薬物依存症だった男がボクサーとして闘う姿を
更正に力を貸した周囲の人間とともに追ったシリーズ?ドキュメンタリー。反響は大きくボクサー川崎タツキは本も出版されるなど一部で話題になっているようだ。
とにかくなんでこんな人間にそんな過去が…というほどの本人のキャラとのギャップ、そしてダーティな雰囲気とはほど遠い彼の周囲の環境。そのあたりが観る者の心を引きつけているのだろうと思う。
今回もこの番組からはボクシングが、そしてホールの空気が匂いとともに伝わってきて非常に濃厚だ。

同僚、そして先輩でもある日本ボクシング界、いや後楽園ホールに一時代を築いたスターだったコウジ有沢(元2階級での日本王者)の引退試合へむけてのジムワーク、そして当日のホールが淡々と映し出される。とうとう一度も王座に届かなかった双子の兄カズ有沢や父でもある有沢会長のこれまた淡々としたインタヴューがかえって濃厚な空気を生み出す。
当日のホール。もの凄い絞り込んだ気配をまとってリングに登場するコウジ選手。
客席で感じる、あの身体がキューっと縮み血管が膨張して血が逆流するかのような感情の緊張と興奮が匂いとともに画面から伝わってくる。
ああ、そうなんだよなぁ。ホールってこうなんだよなぁ。メインエヴェントってこうだったよな。暫く足を運べていない自分はしみじみと思い出しましたよ。そして静かに残った観客を前にしての引退のテンカウントゴング。

巷ではテレビで驚異的な視聴率を稼ぐ番組によってボクシングが大きなダメージを受け、かつてのボクシングが死んでしまったかのような印象を持つ人さえいるようですが…。まだまだ本当のボクシングは死んだりしていないようです。あのボクサーを取り囲む特別な凝縮された感情や空気がある限り、他の何とも違う姿を失う事はないのです。
何人もの人間が命を落としたあのリング上というのはそんなに軽い場所ではないと思います。
別に他の惑星の出来事はどうだっていいのですが、
僕にとってのまさにアイドルだったグレート金山選手が、そして大雅アキラ選手が命を落とした場所に橋を架けたり、そこでカラオケをしたりというのは正直正視しがたいものがあります。どんなにボクサーとして努力精進していても、もし地位を得たとしてもやってはいけないことがあるのではないでしょうか?
特に大雅選手はキョーエイの選手だったではないですか!心のないヤツラが汚すからボクシングが危うくなるのです。

あー、なんとなく「言ってしまった」。というかんじです。お恥ずかしい。

番組のメインは『クレイジーキムvs川崎タツキ』のタイトルマッチ(内容についてはこのブログの『クレイジーキムvs川崎タツキ』(ボクシング)をご参照下さい)。
前日計量時に「なんで俺様があんなシャブ中あがりとやんなきゃいけないんスか?」「そんな取材やテレビきて騒いでこの偽善者どもが。俺がシャブ中をボコボコにするところ見たいんでしょ?やってやりますよ。あのシャブ中殺してやりますよ、はい満足ッスか?はいコレで終わり、終わりです」。眠そうな目で吐き捨てる「偽悪者」タイガー・クレイジー・キム。
在日を表明する改名、本名につけられたクレイジーの冠。これじゃぁ地上波はキツイだろ?と思ったら案の定最近は関西のCS局専属状態。東京のボクサーなのに。
一見話題のボクサー達と同じ暴言、ビッグマウスとみえるがこれが全然違うのだ。おそらく字面ではわからない人もいるだろう。でもボクシングファンには伝わっている。自分の周囲を含め、クレイジー・キム選手はボクシングファンには好かれているのです(愛されは、大げさかな・笑)。説明なんかなくてもわかるヤツにはわかるってことか。
そして川崎選手もホールのファンには好かれています。
ああ、ひさしぶりに変わらぬホール周辺の光景を見て、なんかすこし安心したかな。


高知出身ロックバンド

2006-09-28 | イヴェント案内
昨日、バイユーに高知出身で東京にて活動中のロックバンド『Reversal Ring』のメンバーがやってきた。高知出身の若手ロバンドを集めたライヴをやるとのことでフライヤーを持参。勿論喜んで受け取る。しっかり店内にも貼りました。
コンサートタイトルは「393マイル」。高知-東京間の距離かな?
どのバンドもかなり精力的に活動を展開しているようで頼もしいことこの上ない。ネットやmixiで見てもファンも結構ついているようだ。自分のところに噂の入ってきてたバンドもいました。『しばてん魂』にも興味を持ってくれていて、10・29はロフトPLUS ONEに来場してくれるとのことで嬉しい。若手のバンドにもベテランミュージシャンと交流をもってもらうなど我々の存在を積極的に利用してもらえると更に次の展開が広がりそうで楽しみだ。
出演は4バンド、どちらかというとパンキッシュなバンドという系統らしいです。その辺りが好きな方には特にお薦めしておきます。『しばてん魂』の趣旨通り、このライヴも応援いたします。高知出身で活躍中のバンドに興味がある方は是非どうぞ!

日時は10月7日(土)会場は新宿ACBホール
18:00 open 18:30 start 前売¥1800当日¥2100
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高知 しばてん魂(ソウル)レヴュー

2006-09-27 | イヴェント案内
注目!!いよいよ、来る10月29日に新宿ロフトPLUS ONEにて
★高知県出身者、ゆかりの表現者によるライヴイヴェント★
『高知 しばてん魂(ソウル)レヴュー 01』を開催いたします。
主催はバイユーが中心となって結成した、「しばてん魂実行委員会」。そして「高知県」、「高知観光コンベンション協会」の後援をいただき、しっかりと継続してゆくシリーズイヴェントとするべく、現在忙しく準備をしております。
このイヴェントは「高知県出身のミュージシャンを中心として、音楽のみならず写真、絵、芝居等々~東京で活動する県出身表現者、創作者に発表の場を与え紹介していく」ことを主目的として開催するもので
首都圏在住の県出身者及び高知に興味を持つ人々が集い楽しみ、高知を感じて親しめるような遊び場を目指します。

私が個人的に馴染みの深い「沖縄」に負けず劣らず素晴らしい独自の風土を持つ高知。その魅力を伝えていけるようなイヴェントの開催はバイユー開店時からの大きな目標でした。高知は「南国土佐」と呼ばれ、背後を山にさえぎられ眼前は太平洋。四国他の3国との違いも大きく「島」的要素さえ持っていると言われます。海の幸、山の幸、そして「島」的文化の中で育まれた、濃ゆい人間。絶対面白いモノ、濃厚な場を提供できるはずです。どうかご期待下さい!

第1回の出演者はこの日新作CDを先行発売する『henssimo/冨岡ツカサ』(ヘンシモと読みます)。
そして、純度100%の県産ブルーズマン『ROIKI/ロイキ』。
更にギリギリになって高知から急遽参加が決定した『英くんと有沢くん』。大好評に応え再登場となります。
バイユーで行ったミニバージョンのアンコール公演の趣きもありますが、やはり記念すべき第1回は「濃さ」が重要かと考えます。そういう意味ではやはりこの濃厚な3組でガツンとかましてもらいましょう!ということとなったのでした。
メインアクトはhenssimoのCD発売記念ライヴです!
加えて、高知と言えばやっぱり「よさこい」。よさこいチーム『武蔵国分寺★流星』が会場を盛り上げるべく参加して下さいます。そして会場の様々なスペースを使って、中村市(今は四万十市とかいうらしい)出身の江口淳一くんのミニ写真展を開催いたします。いやぁ盛りだくさんです。
とにかく第1回。細かい部分の完璧さやうわべの成功よりも「楽しかった」「また参加したい」となるような場とすべくスタッフ一同気合いを入れております。どうか皆さん、バイユーで高知に親しんでいただいている方、是非是非10/29・日曜日は新宿まで足をお運び下さい。よろしくお願いいたします。
そうそう!「しばてん」とは高知県民には馴染みの深い存在で、「おんちゃん、すも(相撲)取ろ取ろぅちや」と遊びをせがむことで知られる「物の怪」であります。勿論少々怖い生き物でありながら可愛げも兼ね備えるという、相反する性質を持ちながら親しまれる「いたずらもの」。河童に類似していながら「しばてん」は「しばてん」。くせのある県民性を持ちながら愛嬌のある高知のカラーを象徴する存在です。そしていつしか現れ遊びにいざなうのであります(フライヤーのしばてんイラストはバイユーを時々手伝ってくれている漫画家志望!の笠原武史が描いてくれました。サンキュー♪)。

2006年10月29日日曜日 at 新宿ロフト PLUS ONE
OPEN 18:30/START 19:00
¥2000(前売り)/¥2500(当日)※Drink別
※チケットはローソンチケット/バイユーゲイトにて発売中
☆ミクシィにはしばてんコミュニティがあります!
Shibaten



旧友?

2006-09-22 | 日記・エッセイ・コラム
昨夜はバイユーに20年来の友人たちがやってきた。何人かは個別に会ったりはしていたがそれでもその前は5年会ってなかったとかそういうちょっとご無沙汰だった間柄。まとまって会うのは本当に10年近いのではという宴。旧友というと聞こえはいいが、本当にバカで下品で無駄にひねくれててどうしようもない日々を共に濃密に過ごした面々で、いい歳をして久しぶりに会ったところでバカバカしさに変わりはない。なんという素晴らしさ。近年疎遠になってるなんて別に関係ないのさ、ってかんじ。だってバカなんだもーん。まさか連れ立って来てくれるなんて思いもしなかった。少しこそばゆく、とっても嬉しかったのでした。そして、周りのお客様へ…店主まで一緒になって下品でうるさくって失礼しましたー。
それぞれ生活のサイクルも違うし、生活圏だって違うのだけどコレを機会にまた何か一緒にやれることがあればいいなと思った。ま、無理せず気がむいた時にそんなことがあればいいな、と。少々疎遠になっても、思い出すのも忌まわしい程の濃厚な貯金があるから(笑)問題ないのだ。時間にせかされたり縛られたりしなくっても良さそうだし、昔話だけじゃなく先の話だって楽しそうだなーと思った次第。どんどん仕事の幅を広げていってて、忙しい日々を送っているやつもいてなかなかみんなでっていうのは大変だろうけどなー。そんなことを考えるに、気ままに立ち寄れる場所を持ってるというのいいことなんだな、と改めて思った。ちょっと遠いけどバイユーで会えればいいね。自転車で来てもいいね!いろんなことが自分の今と繋がってるんだなと思った。んー、うまく言葉が見つからないけど。すこし元気になったかな。


シュリンプ・エトゥフェ

2006-09-20 | メニュー
O黒クンが写真を送ってくれました。
開店よりのバイユー自慢の一品、シュリンプ・エトゥフェ。
ニューオーリンズ名物です。ジャズフェスでガンボかエトゥフェ、どっちを食べようか迷ったりしてしまいます。
ルイジアナ風味のエビのシチューとでもいえばいいのかな?ちょっぴりスパイシーです。
彼の地ではエビよりもザリガニで作ったクロウフィッシュ・エトゥフェの方が人気です。
ザリガニの安定供給は難しくバイユーはエビ。
エトゥフェ食べたいなぁと思ってたけど食べられるところが見当たらず、試作を繰り返し自分の店のメニューに入れました。
最近、ニューオーリンズに何度も行っている方からお褒めの言葉をいただき、結構嬉しかったところに写真が届いたので載っけてみました。
バイユーは「土佐の天ぷら/¥350」など、お手軽な肴がそろっているのですが、エトゥフェはちょっと高級な¥850。そのかわり見た目以上にボリュームあります。「多い!」と言われたこと有り。、です。クリスタル・ソースも有ります。2006_914_



Bayou Blue

2006-09-19 | ライヴ報告
先週末の土曜のバイユーはJOJOサワド&PONY BOY野中による『BAYOU SESSION 3』でした。
今回のお題は「BLUES」。ゲストにはSteve Gardener & Bill Benfieldさん。
ドス黒いブルースナイトになるかと思いきや、やっぱりいつものジョジョ印。ありきたりではありませんでした。
照明を暗くするべきか?と悩んでいたら「明るいブルースで」とナイスな一言。

BillさんのブルースマンドリンとSteveさんの力強いギターと歌声が絡み合い醸し出す空気もとても気持ち良かったのですが、そこにJOJO&PONYのユル~いブルースが加わるともうなんだか不可思議な世界感を生み出しておりました。
そのうえ更に、4人のセットではジョジョさんが三線に持ち替え、ポニーさんのギターにスティーヴさんのハープ、そしてビルさんのマンドリンが並ぶという摩訶不思議な空間が出現したのでした。うーんやはりこういう展開か…。
まさにてんこ盛り。満員のお客さんも大いに盛り上がり満足度の高い夜となったのでした。
さぁ次はどうなる??
※右の写真に三線の頭の部分があるの、わかるかな?060916_205901
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今日も代々木へ

2006-09-17 | 旅行記
昨日に続き今日も代々木までクラップハンズを聴きに行ってきます。なんといっても豪華&無料です。皆さん是非。
と、その前に今週のきんこん土佐日記をチェック!今週はアノ『ハンカチ王子』ネタです。読みたいでしょ?
バイユーリンクからも飛べます。
昨夜のBayou Sessionは大盛況でした。盛り上がりましたよー。それはまた後で。Kinkontitle02



ワールド休刊!!

2006-09-16 | ボクシング
私の20年に渡る愛読書、ワールド・ボクシング誌が今号をもって休刊!事実上の廃刊とのこと。
ボクシング雑誌はボクシング・マガジン誌とあわせて2誌存在するのですが、一貫してワールドの読者でした。
現場で観ているボクシングファン、ボクシングを他の格闘技とは一線を画する特別なものとしてして愛好しているファンの為の雑誌でした。マガジンが悪いとは言わんけど、信頼できるのはワールド!でした。カメダブームでもしっかりと徳山、長谷川両選手や越本選手を表紙に起用する、良心的雑誌でした。
大ショック!
こりゃまったどういうわけだ!世の中間違っとるぅよォー(誠に遺憾に存じます)
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週末はクラップハンズ&JOJOサワド

2006-09-15 | イヴェント案内
昨夜は高知からのお客様あり、それを理由に私の古い友人も集い…
テーブル席の方で過去のあることないことを囁かれながらカウンターの中で働きました(笑)
OH黒クンありがと。かつてのバンド仲間Mくんに、かつての同棲相手である のVクンそして0子さん遠い所を感謝です。
と、珍しく私信に使ったところで…。
今週末です。今週末は忙しい!土日に代々木と三鷹で楽しい事があるのです。
土日の昼間は代々木野外音楽堂で沖縄のロックバンド大集合の野外フリーライヴ『クラップハンズ@代々木~沖縄祭~』が開催されます。
CLAP HANDSとは、「沖縄インディーズの母」とも呼ばれたKEN子を中心として今程沖縄の若手ロックバンドが注目されていなかった頃、 まだまだ水面下にいた彼らを広く紹介しようと ‘99年に沖縄で始まった野外無料ライヴイベントです。沖縄を中心に回を重ね、その最中にはモンゴル800の全国ブレイクなどもあり、今や日本を代表するシリーズモノの野外フリーコンサートと言っても過言ではありません。(って言うかこれだけ続けてるフリーコンサートってあるのか??)
これまで3枚のコンピCDをプロデュース、のべ37組の楽曲を全国に流通させており、東京でもこれまで2回のイヴェントを成功させている(赤字は失敗ではないのです)。その東京第3弾、これまでにも増して豪華なメンツが揃いました。スペシャル大物ゲストも有り! http://www.claphands2.com/index2.html ★要チェックです★
これで無料とは、KEN子にはいつもながら感服いたします。バイユーは熱烈応援しております。お時間ある方、ない方。この週末は代々木に行きませんか??天気が良ければビールが旨いでしょうし。台風ならば音楽旨い!でしょう。
ただし…。私は土曜日は早めに三鷹に戻ります。そう、夜の部があるのです。
夜8:00からはバイユーゲイトでJOJOサワド&PONY BOY野中によるバイユー屈指の企画モノ『BayouSession3』行われるのです。楽しみにしている方も多いライヴですので、私も早めに帰ってリハの準備をするのです。
毎回、何が飛び出すか!?と言われていますが今回はナント!ブルース(笑)。三度目にして遂に本道に戻ったか?という感じですが、そこはジョジョさんのことです。一筋縄ではいかないでしょう。内容は開けてみてのお楽しみです。
ゲストにはFromミシシッピー「スティーブ・ガードナー」さんにFromロンドン「ビル・ベンフィールド」さんを迎えます。ビルさんのブルース・マンドリンに注目です。実は私、ブルースでマンドリンといえば「ヤンク・レイチェル」「ジョニー・ヤング」くらいしか知らず、生は初体験なのです。お腹いっぱいになる土曜日となりそうです。
代々木を最後まで観て、三鷹というのがベストでしょうか。
そして翌日の代々木は、バイユー応援バンド「ノーズ・ウォーターズ」も出演します。必見でしょう。最初から観たいけど間に合うかな~。目覚ましが必要ですね。
では!代々木と三鷹でお会いしましょう♪


夏のこども

2006-09-13 | うんちく・小ネタ
あの熱かった9/10を過ぎて、連日肌寒い日々が続いています。
日曜日は本当に気温も高く、「夏をライヴまでひっぱるぞ」と宣言したかいがあったというものでした。しかし、予定通り?ローリーロールバンドと共に2006年の夏は去っていった感があります。特に今日の東京は本当に涼しくって「秋」を感じてしまっているのであります。ビールもなんとなく「秋味」なんぞに手が伸びたりするのです。

そう、確かに秋なのですが。先週から頭の隅にありながら、日々の慌ただしさの中書き損ねていたことがあったのです。なんてことはない、頭に浮かんだことなのですが「夏の終わりに思う」なのです。

…夏休みも終わりに近づいた8月末、小学校時代の僕らの心を日々痛めたのが、もはや計画の立てようもなくなった夏休みの宿題でした。。。あの輝かしい夏休み初日。香り立つ草の匂いに、夏の日差し。朝食後、麦茶やカルピスなどを飲みながら暑くなる前に机に向かい宿題に手を付ける充実感。綿密に計画された予定量をこなし、遊びに出かけるときの達成感。そしてこのままなら8月半ばには宿題全部終わってしまうのでは??という予感を感じ、押さえきれないドキドキ感。もし終わってしまったらどんな素晴らしい夏休み終盤が待っているのだろう??胸が高鳴ったものでした。
しかし、それは過去の事。あと3日。という時のあの厭世感はどう表現したらいいのでしょう?
今年は悪天候の為、夏が短く感じられたからか、なんとなくあの気持ちの晴れないながら、なんとか楽しまなければもったいない感を味わいました。宿題の本丸、全ての教科がつまった宿題帳『夏のこども』。これのみ終わらせてカタチを整えて誤摩化すか。それともこれは諦めて、工作や図工や日記という大物に手を付けて目を眩ませるか。追い込まれた時ならではの策を練ったものです。しかし、休み中の天気が思い出せず断念…などが相次ぎ時間は加速して過ぎて行くのでした。初日にはあんなに気持ちよく向かえた『夏のこども』も追い込まれてから開くと「こんな土壇場でこんなものチマチマやってても意味がなーい!」などと思ったものでありました。
…夏の宿題帳。僕の小学校では前述の『夏のこども』だったのですがどうやら少数派のようで『夏休みの友』などという名前のほうがよく耳にします。『夏休みの友』ってなんか正しい、正統派なネーミングです。それに比べて我が『夏のこども』ときたら…「こども」、なんかいかにもオトナの視点からのネーミングだなぁと今になって思います。
今もそんなのあるのかな?



ローリーロールバンド、セットリスト

2006-09-11 | ローリー/The Waltz
セットリスト

2006年9月10日 日曜日 於:原宿ルイード
ローリークック/ローリーロールバンド
(Ba平安山高広、Key高嶺チカシ、Dr田代浩一)

1.WOO-TOO-TOO
2.マブヤー
3.HABU
4.初恋
5.I LOVE YOU KOZA 00
6.嘘つきジェリー
7.情熱の橋
8.ホリデー・モーレー(モーレーモーレ)
9.キジムナー
10.ママがサンタ
11.Happy Birthday Song
12.B列車で行こう
13.最後の奇跡
14.永遠の詩
15.17の冬
16.ロックンロール・シューズ
17.Too-Too-May
18.二日酔いのホリデー(with ゆいま)
19.ベール・ベル(with なおき、ゆいま)
20.Little Song
~encore~
21.週末はA&Wで
22.It's a Beautiful Day


ローリーロール!看板に偽り無し

2006-09-11 | ローリー/The Waltz
御来場いただけた方!もうわかってますよね!?
最高のロックロールショウでした。この2時間半をどう消化したらいいのでしょう?
あの暑くて熱い日曜日の夜を越えて、元気に月曜日をこなしているのでしょうか?とっても心配です。
『情熱の橋』を『Happy Birthday Song』を『I LOVE ME』や『永遠の詩』、そして『Little Song』を『It's a Beautiful Day』を、胸に秘めて曇り空の今日を過ごしていますかぁ!?
昨夜はありがとうございました!

ローリークック!
ちょっぴりキンキーで、それでいて暴力的なほどに繊細でストレート。
音楽マニアのココロを鷲掴みにするギタープレイ、に楽曲。
そして細かい理屈抜きに胸に突き刺さるメロディ。
個人的なメールに書いたばっかりだけど
…万人にわかりやすい存在ではないかもしれないし、ましてや沖縄ブームとやらで消費されるような音楽では決してありえない。
でも共鳴するものを持った人に入りこんだら、もうその人は冷静ではいられない。僕らが子どもの頃ヤラれて、道を踏み外してしまったような
まさに特別な音楽。ブラックミュージックやロックミュージックなんかと同じ。まぁジャンルなんてなんの意味もないのだけれど…。
ローリーズ・ミュージックのコワイところは、音楽の嗜好なんぞまったく問題とせず、ましてやオキナワかどうかなんて関係なく、いたってまっとうに人の心臓を鷲掴みにするという即効性にあります。そしてその音楽の全体像からは極めて高濃度のオキナワの匂いが立ちのぼる。彼の音楽をきっかけにして沖縄という土地や文化?に入っていったという方も多いのでは?と思います。とくに音楽に詳しくなくっても沖縄に詳しくなくってもそんなことまったく関係ないのであります。そんなところは僕にとって、往年のニューオーリンズR&Bのヒット曲を思いおこさせるのです。自分は先にニューオーリンズを知っていたわけではないのです。10代の終わりに彼の地の匂いをプンプンさせる音楽にガツンとやられ、その土地へ思いを馳せていったわけであります。サウンドの表面はどうであれ立ちのぼるニューオリンズ印。
いやいや、そんなことはもうどうだっていいのだ。要はこのとんでもなく素晴らしいミュージシャンの立ち姿を知っていて聴かない人、そしてそれを黙殺している音楽業界とかいうものが自分にはまったく理解できないのだ。そして理解なんてしたくもないのであります。
僕が語りかけるのは未体験の方に向かってのみです。各自いろいろ事情や意欲の問題、そしてタイミングもあり~生の姿に出会うまでの時間には個人差があるでしょう。でも、いつか必ず、一度!
今回のライヴ前に長年その素晴らしさを語ってきかせていた友人が、僕の知らないところでローリークックの素晴らしさに出会い、昨夜ライヴを初体験されました。本当に小さな事ですがとっても嬉しかったです。MMさん、驚いたでしょ!?
「大勢で何かすると誰かが傷つくのさー♪」「愛が流行れば弱いものいじめが増えてくる」などなど珠玉のメロディの隙間から言葉が飛び込んできて、帰り道まで離れないのだ。そして胸を熱くする熱。

開演予定時間を少々過ぎて登場、『ウートート』で始まったステージはノンストップで2時間半を超えました。
今回は『初恋』もありノーズのマストーも満足。『ベールベル』(「沖縄の変な文化を押しつけるなーというかんじの曲です」と紹介された・笑)が披露されてKTさんも満足。『ベールベル』冒頭を客席から歌ってマストも大満足。『ホリデーモーレー』も嬉しかった!久しぶりの『I LOVE YOU KOZA 00』ではへェンザァんクックも奮闘。そして『17の冬』(リックダンコとリチャードマニュエルの名前が叫ばれた)や、この曲が未発表であることは犯罪的ですらある(これじゃシブヤヨーイチみたい?)『Little Song』のようなミディアムロックサウンドはローリークックのギタ-1本のローリーロールバンドの魅力いっぱいでした。ワルツやノーズバックの時よりもギターを沢山弾くローリー兄。キーボードの参加するローリーバンドスタイルでは鍵盤に多くを任すぶん、1本のみのギターながら自由度が高く、出て来る音は他とは明らかに違うテイストとなるのです。いわばローリークックの魅力が堪能できるセットというわけです。
A&Wでは「沖縄の人には気をつけて~コザの人にはもっと気をつけて!石垣の人にも気をつけて~」と
かねてからの(笑)「沖縄にも悪い人はいっぱいいまーす」というメッセージ?の進化型が挿入されました。これを東京や大阪の沖縄関係のでっかいフェスティバルでやったらどうなんだろぅ?(苦笑)ま、そんなあたりまえのこと、みんな笑うと信じたいのですが…。
最後の最後は『It's a Beautiful Day』。みんなしっかり聴きましたよね?早くリリースしてほしいものです。

とにかく看板に偽りなし。まさに「この島国最高のロックンロール&ソウル」でした!
今回、機会を逃した方は次回に是非!




今夜、原宿でローリー体験を!

2006-09-10 | イヴェント案内
いよいよ本日です!バイユーは今夜三鷹から原宿に移動いたします。

バイユーゲイト主催★ローリークックLIVE
9月10日(日)原宿ルイード 
出演: ローリーロールバンド
18:30/19:00 ¥3500/¥4000
とにかく是非とも足をお運び下さい!お待ちしております。
見逃すなんてあっちゃぁなりません。

自分自身が楽しみでたまりません!ローリー未体験の方、動かなくっちゃぁ出会いはありません。さぁハラジュクへ!