バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

豪華にフルハウス!スーマー「レコ」発LIVE!

2016-11-28 | ライヴ報告
すっかり時間が経ってしまいましたが19日土曜日はスーマー、レコ発LIVEでした。

それもアナログLPレコード発売記念LIVE!セカンドアルバム『泥水は揺れる』はアナログでの発売だったのでした〜(後日CDも出るそうです)
豪華レコーディングメンバーを引き連れての特別な一夜。受付を開始するとほどなく立ち見まで予約で満杯!という熱気溢れる夜でした。
椎野恭一さん、千ヶ崎学さん、桜井芳樹さんという「え?バイユーに来るの!?」な凄腕ミュージシャンによる素晴らしいバンドサウンド。そしてスーマーさんの歌声。
なんとも贅沢な音楽の夜でした。唯一の問題は狭いバイユー。足早にやって来た冬に皆が厚着気味であった為、いつも以上にお客様に窮屈な満席状態だったこと。

なんとも申し訳ない気持ちでした。
それ以外は、全て最高!な時間を味わいました。

繊細で強靭なリズムと歌心、満喫しました。

沁みました。


終演後はアルバムをバイユーの真空管アンプと新調なったスピーカーで聴く。自分で言うのもなんだけど素晴らしかったです!

良い夜でした。出演者の方々、お客様に感謝いたします。

11/26(土)今夜は良元優作!明日はニシイケタカシ、江口優、岩田りょう(ビリー)

2016-11-26 | イヴェント案内
今夜は大阪から良元優作くんがやって来ます!
11月26日(土)
良元優作
開場 19:00 開演 20:00 料金 2000円(+要1drinkオーダー)

★初登場から2ヶ月。大阪から良元優作が再びバイユーへやってきます!
彼の歌を支持する共通の友人や知人も多く、これまでに「バイユーで聴きたいな」と言われることも何度か有り、
そして自分でも思っていました。そうしてようやく実現した前回のLIVE。
歌心溢れる素敵な佇まい。そして音楽。
2ステージたっぷり聴いたのは初めてで、とても満足しました。と同時にもっと聴きたいと思った私でした。
終演後、話は弾み話は広がりすっかり意気投合。
「また近いうちに、年内に!」と別れ際に約束したものでした。
しっかり実現しそうです。楽しみです!お楽しみに!

〜アコースティック・ギターを弾き語るシンガー・ソングライター。代表曲『満月の手紙』は、故・中島らも晩年の愛聴歌だったという。好きな歌手は、有山じゅんじ、ルイ・アームストロング、ニーナ・シモン、高田渡、木村充揮など。〜

そして明日は
11月27日(日)
三鷹バイユーゲイト チャリティ企画 44
『こころの青空募金』への募金LIVE 2
出演:ニイシイケタカシ / 江口優 / 岩田りょう(ビリー)
開場18:30 開演 19:00 料金 2000円(+要1drinkオーダー)

★偽悪者から偽善者へ成長…なんて言いながら始まり、輪も広がりここまで続けてこられたチャリティLIVEシリーズも頑張って数えてみたらこれが通算44回目。今回も素晴らしいメンバーが参加して下さいます!
『双六亭』のボーカル&ギター(元セロファン、タマコウォルズ)のニシイケタカシ。現在活動休止中の『りぶさん』のボーカル&ギター江口優。そして三鷹の町で絶大な人気知名度を誇ったブルーグラス&アコースティックバンドの『古道具』(無期限活動停止中)のボーカル&ギター、ビリーこと岩田りょう。
自信を持ってお薦めできる3組が揃いました!

※収益の一部を児童養護施設で暮らす子供たちの支援活動をしている『こころの青空基金』へ募金いたします。

長野のThe End 初音盤。とてもとても良いです。

2016-11-24 | 音楽
少し前に購入していながら、それも大興奮して購入していながら自分ひとりで楽しみ、紹介が遅れていた1枚。

The End ライブ&トリビュート
『だってあの娘が好きって言ったんだもの』


僕が、バイユーゲイトのイベントなどで度々歌って来た曲『引き潮』。
「自民党に殺されるくらいなら無人島で死にたいって言ったね」で始まり「どんよりした曇り空でもドンウォリー」という印象深いサビ。「あ!あれね」という人も多いかと思う。
僕はこの曲をギターパンダ、のりをさんの歌で聴いて知ったのだけどオリジナルはこのThe Endさん。

5年前だったか…長野在住で長野を中心に活動している彼の存在を知った時。
当たり前な僕はちょっと前まではちっとも当たり前ではなかったインターネットで彼について検索した。ところが彼の情報はほとんど出てこなかった。彼について、『引き潮』について語っている人が少しはいたけれど、いわゆるオフィシャルな情報にはまったく辿り着けなかった。本人が発信している情報がないのだ。
それはまるであなたの思っている当たり前は当たり前じゃないかもしれないよ。って言われてるみたいだった。

その後、僕はどうだったかというと「いつか出会えるだろう」と熱心に探すことをやめてしまった。
時折、唐突に情報に出会うことがあったけど、それはもう終わってしまった関東でのLIVEだったり、日程的に近すぎて自分の抜けられない仕事が入っていてどうにもならない状況だったりした。

「なんか今時?ですが、mixiで彼からの情報が手に入るようですよ」と聞いたときは、
あれだけ盛り上がっていたのに一気に潮が引くように寂れてしまったミクシィのコミュニティで、ってのがなんかいかにもな感じがした。だけど、僕はそのミクシィに貼り付くこともしなかった。

彼はメディア露出にも興味がなかったようで、口コミにより『引き潮』が多くのミュージシャンにカバーされて話題になっても、表に出てきたりはしない。
とはいえ自分の曲を歌いたいという人たちとは交わっていたようで、難しい人なのかな?と感じながらも「なんとなくいい感じだな」とも思ったのでした。

そんな諸々を知るにつけ
「HP、ブログやSNSを使ってバイユーのことを中心にバリバリいろんなことをまき散らしてる俺なんかとは違うんだなぁ」と思いつつも、なんとなく彼の感覚も理解できるような気がしたものでした。


とはいえミュージシャンとして、とにかくすくない情報量。もちろん音源も無し。
もっと曲を聴いてみたい…

一度だけ本人未許可の音源を聴ける機会があったのだけど…。
なんとなく「やめておこう」と聴かなかった俺は、心の隅に彼の存在を気にしながらそのままにしていた(待っていた?)のでした。
なんだ!熱が低いやん!!と言われればその通りかもしれませんが。そんなことってあるのです。

そんな時SNSで、このアルバムの発売記念LIVEが東京で行われ、行ってきたという人の書込みを発見したのでした!!
やっぱり、ライブは既に終了していたし、アルバムが発売されたのは1年前のことだったけど俺には十分すぎるニュースでした。
だってCDを手に入れれば聴けるのだ!!
とにかく購入!


The End 待望の初音源リリース!
なのに一瞬なんだかよくわからない仕様のCD。
いきなりの3枚組!!!トリビュート盤??

1枚目は彼の長野でのライブ盤。あとの2枚は彼の楽曲を様々な人がカバーした(リクオさんや友部正人さん、ふちがみとふなとさんも参加してる)トリビュートアルバム。

スタジオ録音盤ではなく、ファーストアルバム感が薄い。期待通りにはいかんなぁ~(笑)
でも彼の曲が一気に36曲(重複有り)も聴けるという事実に思わず体温があがった俺でした。

初めてちゃんとい聴いたThe End。
シニカルでキンキーな語り口、そして孤独感あるユーモア。これでもか!って聴かせるわけじゃないけれど(失礼を承知で言えば)達者なギター。そして、ちょっと青臭くってあったかい声が魅力的だ。かすかにハスキーなところがロック臭を漂わせる。
ライブ盤ゆえに語りも入っているので(当然か。)ああ、ナマで聴きたいなという気持ちになる。
次から次へと現れる楽曲、良い曲沢山。

かなり満足です。静かにおすすめします。

音楽の情報が溢れかえり、無料で気軽に聴き捨てられたりもする昨今の状況とはまったく相容れないずっしり重い3枚組。

インターネットも決して無敵ではなく、遠かった長野が音盤によってようやく手元にやってくる。

お手軽ばっかりじゃ、やっぱりねえ?な1枚。いや、3枚。

買った方がいいです。

以下に、発売元に載っていたプロフィールを
(これにだっておお!オフィシャル!?と喜んだものでした)


The End(ジエンド)
長野在住のミュージシャン。
長野市の歓楽街・権堂。その片隅で歌い続けること20余年、その間コツコツと生み出されたThe Endの歌には独特なユーモアと優しさ、音楽に対する愛情が溢れている。
2014年3月には活動歴およそ20年を記念して、7時間強にも及ぶ伝説のワンマンライブが開催された。
現在まできちんと発表された音源はなく、今回のCDが実質の初音源となる。
CDこそなかったものの、2000年ごろ発表した「引き潮」という曲は、全国各地で複数のミュージシャンにカバーされ、最終的には東京で「引き潮祭り」というライブイベントまで開催された。

まさかの11月の雪!の今夜はオープンマイクショウ!

2016-11-24 | イヴェント案内
まさか!の11月の積雪!!というとんでもない日となりましたが
本日11月24日はチャリティオープンマイクショウ!です。
遊びに来て下さい〜。

11月24日(木)
三鷹バイユーゲイト チャリティ企画 43
~九州地方大地震支援義援金企画 7~
『バイユーオープンマイクショウ!』
開場19:00 開演19:30入場無料(要1drinkオーダー)
★バイユーチャリティ企画、今回も九州への震災支援イベントとして開催いたします。これまでの6回と同様に、被災地で直接的な支援活動を行っている熊本のワンドロップさんへ募金いたします。 いつもの方も初めての方も~この機会にバイユーのステージに是非!
※募金箱を設置いたします。ご協力いただければ幸いです。
※演奏者の方には500円の参加費をご負担いただきます (募金とさせていただきます)
※1人1曲~2曲でお願いいたします。
※当日はお飲物は500円均一。売上の10%を募金いたします。
※ギターは用意いたしますので手ぶら参加、歓迎いたします。

若者頼りもどうかと思うけど

2016-11-21 | ある日の出来事
金曜日、平日なのにライブ営業だった夜。ライブが終了して店内がザワザワ混乱状態の時、若い男女がフラリと入って来た。
こんな状態ですが…、と訊くと「大丈夫です、こちらこそ構いませんか?」とのことなのでカウンターに座って頂きました。

いつしかお客さんや出演者も引けて、彼らと俺3人になったので自然と会話することになった。
通りかかって「ここ面白そうだ」と思って入って来たという大学生の二人、
バイユーのチャリティ活動に気づき自然と九州の地震(と、その報道状況。まだまだ深刻な事態なのに…)、そして東北の震災〜原発事故へと柔らかく会話が広がっていきました。

明るくて、穏やかだけど冷静に社会に対する問題意識も深く鋭いふたり。そして他者の話を聞き、そして自分の話を聞かせる丁寧な論理展開。
いつも「最近の若者、30代前半くらいまでは特に質が良いように感じる」と言うことの多い俺ですが、彼らと話していて改めて思いました。
世間では駄目な例だけをやたら取り上げて話題にするけど今の若者、絶対的に、すくなくとも上の世代よりも質がいいと感じます。

物心ついた時から社会情勢や景気が不安定で10代半ばで震災を経験している彼ら、育った社会環境が違うのです。
残念ながら最も頼りないのは今50代半ばから40代半ば、自分たちの世代です。飲みに行ったりして様々な場所で同世代の残念な発言を耳にしてきました。(今の若いヤツは駄目だ!という方には、自分こそが駄目な人が多いように感じます)
なにより自分もかな、と思います。自分を含めた周りの「偽悪者から偽善者へと変身組」だって2011年の震災と原発事故で目が覚めた、要は痛い目にあわなけりゃ何もわからなかった者たちなのだと思います。

テレビではハロウィーンで騒いでる若者ばかりとりあげるけど、それだけじゃない。いやそれ以上に頼もしい世代が現れている。そう思います。
そのようなことを、それとなく伝えたら「何を…だってマスターの世代だって駄目な大人ばっかりじゃないでしょう?」と言われたのでした。「はい」と強く応えられない自分が情けないッス。

楽しい会話でした。なんだか元気になりましたよ。
なにより彼も彼女も、なんにも諦めていない。頼もしい。

今の社会状況を見ていると、今30代半ばから15歳くらいの世代が世の中を動かせるような時代が来るのを待つしかないのかな…とさえ思ってしまいます。
でも若者頼りばかりでもよくないですし、俺らぁもまぁできることをやりますか。という感じです。

苦学生(寮にも入っていた)だというのに、九州への募金にと2千円余分に払って帰って行った彼ら

読んでないだろうとは思うけど
騒がしい店内だったのにゆっくり飲んで行ってくれてありがとう。
また時間のある時立ち寄ってください!


アウトドアー!な夜。

2016-11-21 | ライヴ報告
金曜日は平日ですがツアーで京都からやってきた『私の思い出』の登山正文と『イグノランツ』の上村秀右のソロ対決LIVEでした。

アドベンチャーロックというなんだかよくわからないジャンルを名乗る関西の人気バンドのボーカリストのソロLIVE。迎え撃つのはとにかく爆発することでは定評のあるダイナマイトなグレイトギタリスト。熱いLIVEにはなるんだろうな〜と思いましたが、ある意味では予想通り、ある意味で予想外な展開となりました。

先攻はシュウちゃん。アコースティックとエレキを持ち替えながらのロックショー!ソロLIVEというよりもイグノランツを独りでやるようなバンドテイストの演奏でした。ギター弾かずにはいられない、弾かないと死んでしまう!くらいの切迫感が彼の個性。この日も狂おしいくらいにギターを持ち暴れてくれました。

すぐにシールドさえ抜いて「放し飼い」だぜ!に突入。

最後は廊下に飛び出し、そしてドアを2枚開け外の道路まで出てそこでエンディング。
驚くお客さんを残し、遠くで叫び声と最後のギターの音が聞こえて終了。
誰もがその熱に撃ち抜かれたかのようでした。

後攻は登山正文。この日は安東くんというキーボード奏者とのデュオ。元々ソロ活動では一緒にやることが多いそうで息もぴったり。

アドベンチャーロックだけあって「キャンプしようぜ!」と歌う登山くん。飯ごう炊爨についてなんかが歌われる。ありそうでない歌世界。
ん?ないかそんなもん。

でも熱い想いがこもった歌唱、ロックな演奏はすぐにバイユーの温度を上げたのでした。
「シュウさんがやってたから」とすぐに客席での演奏、ナマ音での演奏に突入。
更には「シュウさんがやるのを見て、俺もやったろうと…」と何度も廊下やトイレ側にエスケープしたあげくにまたもや外へ。
それも本格的に外へ。
ファンの人たちが困ったように廊下に顔を出して外の様子を伺う。…バイユーの前の道で演っている。「…捕まっちゃうよ笑(お客さん)」
帰って来そうもないので「聴きたいなら行ったほうがいいんじゃないですか。彼、たぶん帰ってこないですよ。」と言ったら、遠慮していたお客さんたちは全員外へ。
後から出てゆくと登山正文、2階のインド料理屋の入り口の階段をステージにしてシャウト中。



もうなんだかよくわかりません。アウトドアーアドヴェンチャーには間違いありません。
ただ、登山正文という男、ホンマのアホですね(笑)細かい計画とか一切なくやっているのが素晴らしい!と思いました。

登山を追ってみんな外へ。カラッポになったバイユー。この光景はまるで火事で避難した時のようだ!

曲を終え戻って来て、へんな流れのままシュウちゃんとのセッションに移行。

無事円満にLIVEは終了しましたが…なんとも珍しい流れを体験したのでした!

11年間で、外に移動してLIVEをやった人は初めてでした〜
ふたりともサンキュー!あ、お客様が全員女性だったのも初めてだ!!

とにかくアウトドアーな夜、ベンキョーになりました。

11/14、東北震遺児への奨学基金に送金いたしました。

2016-11-15 | チャリティ報告
昨日11月14日月曜日、久しぶりに東北震災遺児への奨学基金『桃柿育英会』に送金してきました。
13日日曜日の分 5500円とこれまでバイユーでの東北への募金等でプールしていたお金を併せ
計 39500円を募金することができました。
ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
これからも細々とではありますが続けていく所存です。

30回目の東北震災遺児支援LIVE。

2016-11-15 | ライヴ報告
日曜日は30回目の東北大震災復興義援金LIVEでした。
今地震のチャリティLIVEというと「九州じゃないの??」と言う人もいそうですが(もちろん九州支援企画を続けます)あれから間もなく6年、津波で肉親を失った子供たちの奨学基金(桃柿育英会)への募金はこれからますます必要な時期に入ると考えます。この企画はまだまだ継続いたします。



この日の出演はバイユーチャリティ企画をずっと一緒に協力してやってきてくれた最大功労者の一人、高山Jack健二郎と吉祥寺を中心に愛の伝道師魂のシンガーを名乗り活動を続けてきたシンガー「もっちん」こと持田浩嗣。
三鷹路上のチャリティLIVEで出会い意気投合した二人が節目の30回目のLIVEをやってくれるということで、僕個人もとても気持ちが入るライブでした。


良いライブでした。

衝撃的なアメリカ大統領直後の時事ネタも交え、「音楽に政治を持ち込みます」と笑える風刺に溢れたジャックの気合い充分のステージにはグッときました。

そしてソウルやレゲエの風味たっぷり、これまた気持ちの入ったもっちんの歌!

この組み合わせにして良かった!と思ったものでした。

そしてお客様も良い感じでした。

それぞれを目当てにした人がちょうど半々という感じの客席。
本番中は音楽を楽しんでます!って感じだったのですが、終わって宴席となると
会話から多くの方が東北の現状への強い思いをもって足を運んでいることがわかり
「今、東北支援LIVE?」なんて空気が全然ないということに感激しました。

帰り際、僕に声をかけ、思いを語ってくれるかも幾人もいて、こういうチャリティライブのあり方にはいろいろと各方面からの意見なんかがあるものなのですが、これからも地道に続けていこうと改めて思わされたものでした。

もっちん、ジャック、そしてお客様、ありがとうございました!

国立出張!盛況ありがとうございました。

2016-11-15 | ライヴ報告
土曜日はバイユーではなく国立の地球屋さんにて
私が参加しているバンドBerryの初企画『WEST トーキョー PUB ROCK ショウ!』を開催しました。

企画の勝利か!?盛況。無事終えることができました。なによりとにかく楽しかったです。
ご来場いただいた皆様、新米バンドの誘いに快く乗っていただいたロッキンエノッキー&トネーロ、ザディコキックスの皆様に心より感謝いたします。


Berry、微力ながら全力でやらせていただきました。もちろん反省点はありますが、音楽愛に溢れたお客さんや共演者の前で楽しく音楽させて貰えて幸せな時間でした。

音楽を長いことやめていて、バンドをやらなくなった最後の10年はバイユーのカウンターから沢山の演奏者を眺めてきました。
いろいろな巡り合わせがあってこの日のようなことがあったのですが、運がいいというか信じられないような気持ちです。
鈍いからわかるのに時間がかかったけど、やっぱり好きなんですね。10年かけて気づかせてくれたバイユーに関わった皆様に感謝します。
またやめたりしたら、もう1度始めるのが今回以上に大変そうなので細く長く地道に続けていきたいと思います。

MCでも言いましたが丸11年前の初冬、バイユーゲイトを作っている最中に作業を中断してここ地球屋にザディコキックスを見に行きました。
「ザディコを演ってるバンドがいる」との噂を聞いてのことでした。終演後声をかけ「店ができたら出て下さい」とお願いした場所での共演。そのうえ憧れのエノさんも!!!一夜明けたくらいからじわじわと嬉しさがこみ上げて来たものです。

いやしかし最高の共演陣で最初に出るのって予想以上に最高なんですね。演るのが楽しくて、その後が更に楽しい。
勉強になりました〜!なんとも贅沢な夜でした。この音楽場の楽しさをバイユーでの日々に更に生かして行きたいと思います。


そんなBerry次回はいよいよバイユーゲイト初出演。
12月23日、超強力な『テリー島村DUO』にお願いしての対バンLIVEです。

超絶カントリーリック連発のギター(ジェームス・バートンか!?ってくらい)にビートと歌心溢れるキーボード!とにかく素ン晴らしい彼らをホストとして迎えつつも『Berry』、対バンとして気合い入れていきます。
よろしくお願いいたします!

本日土曜日は国立出張。日曜は30回目のチャリティLIVE。

2016-11-12 | イヴェント案内
本日11月12日土曜日はバイユーではなく
国立/地球屋にて
ワタシが歌とギターを務めるバンド『Berry』の初自主企画
『WESTトーキョーPUB ROCKショウ!』を開催いたします。
出演は我々の他に(これが豪華だ!)
『ロッキン・エノッキー&トネーロ』『ザディコ・キックス』!!
この2組をそれぞれしっかり1ステージ観られて(バイユーでのワンマン時の片面分とお考え下さい)1500円は激しくリーズナブルだと自負しております。



バイユー被災により暇になってしまったのを機に、満を持して?始まったBerry。
ライブ活動を初めてちょうど1年。こんな企画が実現するとは!とても楽しみです。
7時開場7時半開演。
ホストBerryはトップバッターです。最初から来てくれるとヒジョーに嬉しいです!

※Berry写真:キョーコちゃんに作って頂きました。バカでしょー笑

ということで本日バイユーはお休みを頂いて
明日、日曜日はlIVE営業。30回目のチャリティ企画を開催します。
11月13日(日)
三鷹バイユーゲイト 東北大震災復興義援金LIVE第30弾
出演:持田浩嗣 / 高山 “Jack” 健二郎

開場 19:00 開演 20:00 料金 1500円(+要1drinkオーダー)
※ライブチャージの一部と店頭募金分を震災遺児への奨学基金『桃柿育英会』に募金いたします。


★約2年振りの東北への義援金LIVE。今回は地元色の強いブッキングとなりました!愛の伝道師/魂のシンガーのキャッチフレーズで知られる持田浩嗣(『睡蓮』『Bad Loserz』)~『古道具』での活動、バイユーチャリティイベントの重要人物として知られる高山 “Jack” 健二郎という、三鷹路上のチャリティLIVEで出会った二人によるツーマンです。
30回目にふさわしい組み合わせだと思っております!

賃貸契約完了いたしました。

2016-11-09 | オシラセ
ご報告いたします。

先週の土曜日、ようやく大家さんと新たに賃貸契約を結びました。

契約更新なのに新たに、というのは
本来の契約期間が、
修理等の先行きが決まらない昨年に切れたまま保留になっていたことと、
この度の火災延焼被害を受け契約内容に変更があったためです。

提示された新たな契約内容がなかなか承服し難いものであった為ここまで話し合いを重ねておりました。

結果、当店にとってはなかなか厳しい契約内容を承諾せざるを得なくなりました。
納得出来ない部分はたくさんあるものの何度かの交渉の結果、こちらの希望も少しは受け入れて頂き、土曜日に契約書を交わしました。

被災から2年。長かったです。
これまでも苦しい経営をしてきたところに延焼被害。
そして今回の新契約、逆境は続きますがこれをバネに
いままでよりも成長したバイユーゲイトでありたいと決意を新たにしております。

もうすぐ11周年。12年目こそは本当に立ち直る年にしなければと強く思っております。

諸手をあげて喜ぶような着地点ではありませんが、
被災直後を思うとよくここまで辿り着いたなと思います。

ありきたりの言葉しか浮かびませんが
皆さんのおかげです。
ありがとうございました。

応援、期待に応えられるよう精進します。

MOTELとタケQ盛況感謝!

2016-11-09 | ライヴ報告
土曜日は地元の星MOTELと大阪から久しぶりにやってきたタケQのLIVEでした。
両方ともご夫婦という、めおとデュオ対決。

クールな手触りながらも実は結構ポップなモーテル、いい曲沢山。
そんな彼ら最近更に、佇まいも親しみ易くなった感があります。

MCの時間も増えましたね〜お客様との距離も縮まったようです。良かったです。更なる展開が楽しみです。


軽く聴くと関西フォーク風。でありながらルーツミュージック好きをそこかしこに覗かせながらゆるやかに歌うタケQのお二人。なごんでしまいます。流石に確立されてますね。
前回も思ったけれどブルースソウルニューオーリンズのテイストを織り込みながらこの音楽って珍しいタイプだと思います。

中盤には両奥様によるユニット?『もんQ』も。


そして最後は両夫婦揃い踏み!


この組み合わせ、ファンが重なっていることもあるのでしょう。東京では久しぶりということで盛況でした。
良い雰囲気。良い雰囲気はミュージシャンも刺激する。
両組共に気持ち良さそうに歌い、それがお客さんに伝染する。バイユーは終始良い感じでした〜


梅津さん素晴らしかった!そしてありがとうございました!!

2016-11-09 | ライヴ報告
金曜日はLIVE営業。今年2回目の梅津和時ちびブラスでした。

前日に年に一度の梅津さんメインのイベント『フェスタインビニール』が行われ、その後夜祭LIVEとして企画された今回。
前夜の余韻もそのままに素晴らしい演奏が繰広げられました。

短いツアーの最終日。それゆえリラックス感と前日までの演奏で練られて来た「今回の音楽」の研ぎすまされた感がブレンドされたようなライブ。ピリっとしていつつゆったりと楽しめる素敵な演奏でした。

楽しかった。メンバーそれぞれに見せ場があり皆カッコよかったです。

加えてこの日はバイユーのお客様Uちゃんの為に素敵な演出も有り。感激もひとしおでした。

こちらのリクエストに快く応えてくれただけども感激なのに、想像していた以上の出来事に頼んだ我々恐縮でした〜。
梅津さん、ありがとうございました!!
お客様も皆笑顔。歌心に溢れた演奏、鋭く尖った部分も沢山。切なさも楽しさもある。それらまとめて音楽がいっぱいのちびブラス、まだ未体験の方はとても勿体ないです!次の機会に是非!!